中尊寺を出て、車移動で達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)へ。
世界遺産エリアから車で20分ぐらいだったかな、岩を削った中に朱塗りの御堂があった。
境内は煙草、飲食、犬猫動物連れの参拝不可。ご注意を!
延暦廿年(20年)に征夷大将軍坂上田村麻呂が創建したと伝えられる。
社会科で出てきたなぁ、この名前。東北に来て特によく目に耳にする名前。
よくこんな岩場をくりぬいて作ったもんだと思いませんか?
「鳴くよ(794)ウグイス平安京」の時代だよ。昔の人たち凄すぎる😲
松島でも思ったけど東北には岩盤削って作ったお堂やお墓が多いね。
それだけ大昔から信仰が盛んで奥州藤原氏の影響も深かったんだろうね。
顔面大仏 判別しにくいが大仏の顔が彫られている。
オーバーハングした岩を見てボルダリングできるポイントを探すマシャパパ。
もちろんそんな不謹慎なことはしませんよ、オトナですから(笑)
左手前は弁天堂、正面が毘沙門堂
金堂 堂内に入って拝むことができる。
達谷窟毘沙門堂は小さなところなので30分程で回れます。
毘沙門堂を出て、再び世界遺産へ。
入り口を入ってすぐに宝物館があったので先に見学してから本堂へ向かう。
毛越寺(もうつうじ)本堂
うちわは毛越寺のお坊さんたちが作ったんだって。
覚えましょうね、皆さんご一緒に、毛を越える寺と書いて「もうつうじ」😉
常行堂
御堂跡ばかりで現存している御堂は少ないが浄土庭園と呼ばれる落ち着いた景観がいい。
ここでも松尾芭蕉の句碑があった。(画像なし)。
あの有名な「夏草や兵どもが夢の跡」はこの近くで詠まれたそうだ。
鏡面のように水面に映る景色を楽しむ。
すぐ隣に観自在王院跡(世界遺産)があったが「公園?」という感じだったので立ち寄らず平泉を後にすることにした。
平泉駅 落ち着いた雰囲気で鉄道旅もいいかも。
駅前を左折するといい感じの外灯や古い町家が現れた。小さな宿泊施設もあったような・・。そぞろ歩きするのに良さそう。
民家でもあるようだったのであんまり観光客が来るのも・・とは思うけど整備途中なのか中途半端な感じがしてもうちょっと頑張ってほしいなぁ。
インバウンド客ももっと増えると思うけどな。
町家を抜けると不意に無量光院跡(こちらも世界遺産)に出くわした。
案内板に気づかなければ素通りしていた。今は奥州藤原氏の全盛期を想像する大池がある史跡公園だね。駐車スペースがあったので1枚パチリ。
平泉を離れ東北道でさらに北へ。岩手山が見えてきたよ。
夕食のため岩手山SAに立ち寄り。
SAから見えた岩手山
じゃじゃ麺とミニひっつみ汁セットとひっつみ汁定食の郷土飯をシェアです。
冷たい麺じゃないんだね。気温が下がってきたから温かい麺が体に優しかったし予想外に美味しかった。濃い味噌味を想像していたひっつみ汁もたっぷりのきのこや野菜の出汁で煮込んだ汁物でこれも優しい味だった。
旅行中はどうしても野菜不足になりやすいので野菜を採れるメニューを選ぶ。
当初は岩手山SAで泊まるつもりだったが、時間的に余裕があったのでもう少し進んで道の駅おおゆ(湯の駅おおゆ)まで行くことにした。
「道の駅おおゆ」はまだ新しく有名な建築家、隈研吾氏が設計したオシャレな道の駅。明るく清潔な施設なので夜も安心して使えるのが女性にうれしい👍
偶然なんだけどこれまでも何度か隈研吾氏設計の所に行ってるんだよね。
湯の駅と言うだけあって足湯や子供向けじゃぶじゃぶ池があり、道路向かいのホテル鹿角で日帰り温泉も利用できる。営業中に滞在できなかったのが残念。
5月1日東北4日目の岩手県での歩数は13,138歩でした。
まだまだ続く東北旅だよ~
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