BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

「老化」は下半身の衰えからはじまる(2) 筋肉を動かさずして健康なし

2012-01-14 17:35:06 | Weblog

今日のタイトル「筋肉を動かさずして健康なし」の根本は、人体最大の臓器は肝臓と言われていますが、肝臓は体重の約60分の1、1Kg前後しかありませんが、これに対して筋肉は男性の平均体重の約45%、女性の約36%を占めている人体最大の器官であり、その人体最大の器官である筋肉を動かさずして、運動せずして、健康などありえないということです。

しかも、筋肉全体の70%以上がへそより下の下半身に存在するため、下半身の筋肉が衰えてくると、種々の障害が生じてくることになり、腎虚(*)に陥り、老化も始まるということになるわけです。
例えば、これまで足、腰、尻の筋肉で支えていた体重を、筋肉の衰えにより十分に支えきれなくなると、腰や膝に負担がかかり、腰痛や膝の痛みが発生してくることになります。

身体を動かすと暖かくなることからわかるとおり、筋肉は人体最大の発熱器官であります。
それだけでなく筋肉が動くときに筋肉内を走っている血管が収縮、拡張することにより末梢血管の血液が心臓に戻りやすくなるという機能ももっています。
よって、下肢、腰の筋肉が衰えて筋肉量が少なくなると下半身の血行が悪くなり、下肢、腰の冷えやむくみ(血液が心臓に戻る力が低下した結果)が起こってきます。

(*)腎虚
漢方では、西洋医学の腎臓も含めて、アドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンを分泌する副腎、子宮・卵巣(睾丸・陰茎)などの生殖器、膀胱や尿道などの泌尿器を含めた「生命力」を「腎」といいますが、この腎の力が低下した状態を腎虚と言い、実際の症状としては、50歳を過ぎるころから下半身に出てくる「腰が痛い」「膝が痛い」「下肢が冷える、むくむ、つる」「尿に勢いがない、頻尿がある」「勢力が低下する」などなどがあります。
また、腎虚に陥ると比例して眼や耳の機能が低下し、疲れ目・かすみ目・老眼・白内障・難聴・耳鳴りなどの症状がほぼ同時に出現してきます。

「腎虚」は、「人体最大の筋肉が存在する尻(大臀筋)や太ももの筋肉をはじめ、へそより下の筋肉の衰え」とともに始まるものであります。

このように改めて勉強しなおしますと、過去及び現在の自分の状態が確認でき、改めるべき点、実行すべきこと等を考え直すことになりたいへんに良いことだと実感しています。

さあ、健康で明るい老後を目指して、老いも若きも下半身の筋肉強化に励みましょう!!

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