marieちゃんのパパ日記

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世界から見た日本・・・なんちゃって

2011-03-09 11:54:55 | 日々のこと


某証券会社の支店が20周年を迎えたとのこと、国際情勢など面白い講演会があるとのことで出かけてきた。
いやぁ~久々に人の話を聞いて面白かったというか、少し怖い話もあったので書き留めておこう。

二人の講演を聞いたのだが一人目は良くテレビに出ている軍事関連が得意な評論家で話題は今まさに旬なリビアや北朝鮮などの話題が主だった。
実際アラブ諸国というか中東問題は民主化に向けて大きく動き出したようだが、いまいち宗教がらみになるとその実良くわからないのが実情だ、日本人としてほぼ無宗教な自分ではあるが、ジハードだとかアッラーだとかラマダンだとか、言葉としては良く耳にするがぜんぜん理解していないのである。
なので、途中から午後の睡魔に襲われ、気がつくと講演が終わろうとしていた(笑)

二人目の講演は諸外国の大学で講師として教壇に立ち、グローバル経済や諸外国の状況を学生達に教えているという方だったが、切り口がとてもわかりやすく面白い語り口にぐいぐいと引き込まれてしまったのである。
その中でインドの時代が来るという話の中で、あるビデオを見せてくれたのだが以前はMIT(マサチューセッツ工科大学)が数学や科学では世界一であったのだそうだが、今はIIT(インド工科大学)が断トツ状態なのだという。ビデオの中でインドの学生達が土日もなしで一日最低7時間の講義を受けている映像があったが、バラックのような建物の中1000人もの学生がひしめき合って勉強をしていた、建物からはみ出した場所では雨の中傘をさして講義に聞き入っている姿があった。
小学校3年生の授業では5555の中には5は幾つあるか?など、日本では考えられない授業が紙も鉛筆も持たず暗算で解くということが行われていた、それに日本の九九はインドでは20×20までを丸暗記してしまうのだそうだ。
ある、経済学者が教育が衰退すれば国が滅ぶときだと語ったそうだが、日本の今がそれなのではないかとゾッとした。
既に20年以上も前のこと、「ゆとり教育」なるものが子供達に与えられ、国民は総中流意識を植え付けられ骨抜きにされ、やる気のない国民を多く作ってしまったのではないかと、私は思っていたのだがこの方の講演でも言い当てているように思えた。

それと、もう一つイギリスが掲げた「ゆりかごから墓場まで」との社会保障制度の充実を行った結果、膨大な財政支出が結果としてイギリスを衰退させたわけだが、現在の日本に当てはめれば全く同じようにイギリスの後追いをやろうとしているわけだ、端的な例が乞食じみた「子供手当て」がそうなわけだが、毎月1500万円も小遣いを貰う馬鹿な国会議員にはこの程度の物乞い政策しか思い浮かばないのかもしれない。

日本の行く末を考えると、本当に空恐ろしくなる現実が待っているのかもしれないが、まだまだすてたものではないような気もしてきた、愛用のiphoneなどは使用部品は4割が日本の部品だそうだし、品質という点ではまだまだ一日の長があるのかもしれない。
がしかし、韓国サムスン電子など家電世界一の企業となった今でも更なる高みを目指しているのだそうで、公用語は英語、課長登用試験ではTOEIC920点以上でないとダメとか、外国からの有能な頭脳をバンバン採用しているのだそうだ。
国内でも楽天や日産なども本社勤務者は公用語は英語だと聞く、グローバル化し、できうる限りの事を精一杯していかねばならない時代となった感じた。

さて自分としてのこれからをどう生きてゆくのか、しっかり考えながら行動しなければいかないのかもね。