Hirokaz' Diary

Ondangwa Life in NAMIBIA

ナミビア旅行記~動物編

2007-01-14 02:48:11 | Weblog
 私が今回の旅行で出会った動物を列挙します。サソリ(でかいよ~、唐揚げにするとおいしそう…)、クリケット(握り拳大の巨大コオロギ、でかすぎ!)、ヘビ(猛毒のナミブアダー、久しぶりに震えました)、ゲコー(20cmもあるけど、かわいいトカゲです)、カメレオン(砂漠にいました、動きがスローでおもしろいです)など、変わった種類の生き物を並べてみましたが、どれも触りたくないです。
 国立公園内では、ライオン、チーター、キリン、サイ、スプリングボック、オリックス、シマウマ、ヌー、サル、ブタ、ウマなど、普通に動物園のような感じに名前が並んでいますが、野生の動物なので出会えたことに感謝です。ちなみに、サルはニホンザルより少し大きめ、ブタはイノシシの種類、ウマは足の短い野生種です。スプリングボックの仲間のインパラ(名前くらい聞いたことあるかな?)は今回見かけませんでしたが、この肉はめちゃくちゃ旨いです。この旅行中に食べてみたけど、ファンになっちゃいました。
 臨海エリアでは、アザラシ、イルカ、ペンギン、カモメ、フラミンゴ、ペリカンなど、たくさんの動物がいました。干潟がピンクに染まるほどのフラミンゴの群れや、一面アザラシでいっぱいのコロニーもすごかったし、船に並走して泳ぐイルカもかわいかったですが、何と言っても、「アフリカでペンギン」というのがいちばんの驚きでした。ナミビア南部の港町ルーデリッツの海は、南氷洋からのベンゲラ海流の影響で水温が低く、真夏でも泳ぐことができないほどです。冬には雪も舞う町です。沖にある島一つがペンギンのコロニーになっていました。この写真は船で近くまでいって撮影したものです。ものすごい数のペンギンがいました。海に飛び込んだり、出てきたり、滑ってこけたり、しぐさがかわいいです。動物王国ナミビアをしみじみと味わいました。

謹賀新年

2007-01-09 20:16:52 | Weblog
 みなさま、あけましておめでとうございます!久しぶりの更新です。本年もよろしくお願いします。ポストカードみたいな写真は、白い湖(水が枯れてるけど)、赤い砂丘(ナミブ砂漠です)、青い空のコントラストが美しい「デッドフレイ」というところです。
 いや~楽しかったぁ。長い旅行から無事帰ってきました。ナミビアを南部中心に周遊していました。いろんなところへ行って、いろんな人と会って、いろんな景色を見てきました。でも、ナミビアは広すぎて(日本の面積の2倍もあります)、17日間では足りませんでした。とりあえず、前よりは詳しくなったので、現地ガイドができますよ~。
 年越しをナミブ砂漠で迎えたというのが、いちばんの思い出ですね。日本からのツアー客もかなり来ていました。ナミビアも有名になりはじめてきたのかな。こうして、国内をまわってみてわかったことは、この国の観光業は実にしっかりしているということです。東南アジアのような格安パックはありません。金持ちのためのアフリカリゾートを提案しているようにも思えます。こんなセレブな国があるんですね。アフリカを一纏めに未開の地と思い込んでいた自分が恥ずかしいです。
 それと、この国は私にとって実におもしろい国です。というのは、興味深い地質や地形がたくさんあります。この旅行も半分以上が地質調査みたいなものでした。海だった時代は、古生代後期のゴンドワナ大陸にまでさかのぼります。化石も恐竜以前のものが出てきます。火山の時代は中生代初期からはじまり、たくさんの鉱物資源がねむっています。さまざまな原石をみているだけでも楽しいです。独特の地質や気候がつくりだした奇岩地形は、私の常識を越えていました。もっといろいろまわりたい~。
 そんなわけで、ものすごい勢いでお金が吹っ飛んでいったのは言うまでもありません。あ、明日からの生活が…。
 Happy year!