例年出かけている四国路へ今年も行くことができる。
17日 蒲生田岬
6時前に撮影ポイントに出る。昨夜のまとまった雨も上がり、期待どおり満天の星空となっている。一方、東方の海上に目を凝らせば靄で薄暗くなっている。この日は夜明けの海上には珍しく漁火が全く見えないようだ。
しばし至福の大海原の曙の雰囲気に浸っているうちに、靄の中に薄ら朱をおびた朝日が昇り始める。その頃になって靄の後方、紀州山地には雲が出ていることが判ってくる。
朝日は靄と遮る雲を脱してようやく輪郭を見せる。
6時50分28
17日室戸岬の夕景
朝から好天の内に夕刻を迎える。徐々に日が落ち、夕日が着水、だるま夕日の光景が見られそうになる頃、西から貨物船が航行してくる。まさにこの日の日没のクライマックス、だるま夕日を遮って通り過ぎる始末となる。
海の日の出、日没の風景の作品でもしばしば見られ珍しい光景ではないが、自分の体験として忘れがたい室戸岬の日没の景色となる。
17時47分23