5月22日から24日まで二泊三日の日程で徳島県・剣山及び蒲生田岬へ夜明け、日の出の光景を求めて出かける。
22日 先ず剣山へ。
高速道美ICを出て、国道438号線を経て登山口の見ノ越で車の運転から解放されると、新緑に包まれ清々しい景色にほっとする。
登山道では鶯が随所で囀り、時折、ツツ鳥、郭公の囀りも聴こえてくる。
剣山ヒュッテの夕食後山上に出て日没の光景に浸るがいつもながらしんみり気分になる。
翌23日、夜明け前4時に山上に出る。既に東の空は黎明の様相を呈し始めている。西寄りには月と木星が輝いている。強い風と寒さに往生しながら撮影準備を整える。
時々刻々に生気が漲り、黎明の空は輝きを増し、最高潮に達する。
黎明 4時13分33
朝日は靄に朱に染まり姿を見せ、徐々に橙、白色と色相を変えて高まってくる。
日の出 4時55分41
日の出後の陽光に映える山々の景色を眺めていると時の経つのを忘れさせられる。
陽光に映える次郎笈 5時35分28
24日 蒲生田岬 4時に撮影ポイントに着く。この日も好天に恵まれる。海上には少し靄がある。
海上のあさぼらけ 蒲生田岬灯台、伊島、棚子島及び前島 4時26分42
朝日は日の出時刻を過ぎて、靄を透して朱を帯びてお目見得する。この時期の日の出は海の水平線上ではなく、紀州山地の山並み上に昇る。
しばしシャッターを押し続け、もう良しと得心するまで撮り続ける。
朱に染まる朝日 5時00分44
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