3月16日から18日、高知県室戸岬及び徳島県県阿南市蒲生田岬に黎明、日の出の光景を求めて出かける。
3/16日 先ず室戸岬へ、雨は途中淡路島及び日和佐付近では時折降っていたが、高知県を走る頃には天気は期待とおり回復し、風は残るが青空が見えるまでになる。
海上には白波が立つ(3月16日14時52分07)
3/17日 5時頃に浜に出る。晴れた空ながら一部に衰退しつつ高層の雲が残っているが水平線上に目を凝らせば雲はなく、貨物船の航行が見えるのみで安堵する。
しばし時々刻々に移ろうあさぼらけの雰囲気に浸る。
朝日は6時10分16秒頃に水平線上に頭部を現す。いつもながら感動の一瞬である。刻々に上昇するうちに朝日の下方部が徐々にくびれて、いわゆるだるま朝日の形状を呈する。
だるま朝日(3月17日6時13分49)
岬に燦々と照る(3月17日6時17分11)
3/18日 蒲生田岬の夜明けは満天の星空を見て、撮影地へ向かう。
海上の様子は 靄の雰囲気であるが久々に絶好の撮影日和である。
撮影準備を終え、徐々に移ろう黎明の雰囲気に只一人佇む。しかし、この至福のひとときも5時頃から漁船が近くに次々に現れ、停泊し「わかめ刈り」の準備を始めたことで慌ただしいものとなる。
朝日は6時10分16秒頃に紀州山地に昇ってくる。靄の中に輪郭をくっきり、赤味を帯びて徐々に色相を黄に変えて高まってゆく。
紀州山地に昇る(3月18日6時12分15)
灯台からわかめ刈り取りする船団を俯瞰する(3月18日8時46分24)
なお、昨日にも漁船の集まりを見て、宿でわかめ刈りの作業であることを教えてもらったものである。