【2022.05.21】
5月4日、5日の2日間でに家の中の整理整頓を行った。
不要物を処分し、シャック(無線室)のレイアウトを変更した。
以前から、新旧の無線機の受信性能の検証を行いたいと考えていたが漸くそのテーマに取り組む環境が整った。
測定結果や考察について、随時紹介して行く予定。
第一回目は、測定系の紹介とした
<メインラックの構成>
①上段左:標準信号発生器 VP-8179 B10 Panasonic
②上段右:オシロスコープ COS6150 KIKUSUI
③中段左:スピーカー 自作 (8.2Ω ダミー抵抗内臓)
④中段中央:低周波バルボル TRIO VT-150
⑤中段右:HF無線機 FT-DX3000 YAESU
⑥下段左:安定化電源 EP-3020 ALINCO
⑦下段右:HF無線機 TS-520X (100W改造型) TRIO
<測定系接続図>
各機器の接続は下図の通り
切換スイッチを合計3個使って2台の無線機を切り替えて特性の比較をしてみようと考えた。
<TS-520とFT-DX3000の紹介>
TS-520(写真の下側のもの)
1976年から46年間使用しており、これまでに故障は1回。
高校3年の文化祭の時、校舎の屋上にアンテナを設置して公開運用を行った事が懐かしい。
FT-DX3000(写真の上側のもの)
2017年11月に購入し、今のところ故障は無し。
メーカー(YAESU)の情報を調べたところ、既に生産終了とのこと。
<内部には手を入れない>
これから受信性能を検証するにあたり、局部発振の波形観測等、蓋を開けて内部に手を入れる事は行わないことに決めている。
外側から信号を入れて、メーターの振れを見たり、スピーカーから出てくる音での測定を進めて行く。
手始めにTS-520のSメーターを確認した結果、殆どズレておらず驚いた。
測定条件
周波数 14.175MHzに於いて40dBμVemfのRF信号入力時、S=9まで振れること。
結果は下の写真の通りで上記の条件でほぼS=9を示した。
次回はSメーターの振れを中心に紹介したいと考えている。