裏和田峠 今年最期の 風の谷のナウシカ

ライドには２種類ある

乗ってるときに曲が浮かんでくる
曲が行き先を決める

今回は後者



お山にいけるのも、今年最期かな
二重手袋なので、カメラを取り出すのも面倒。
で写真少ないけど
行ってみよう

いきなり津久井湖の橋
自撮りスポットだが



工事中
残念
ワイの写真など誰も欲しがらないが



良い天気だね。富士山が期待できる。



相模湖で補給。
寒さにカップラーメンが染み渡る
（持ってくる途中で、汁を袋にこぼし、カップに注いだのは、秘密だ）

よし、メインの裏和田に登るぞ



が＝～ん
通行止めだと

登り返して、大ダルミ経由だと、仕事に間に合わなくなる。

でも、自重できないんだよな。

だって、今日の目的は

風の谷に行くこと



最近、「風の谷のナウシカ」がず～と頭の中で流れてた

裏和田を登ってる間、歌っていた。

ステキな歌詞とメロディー

雲が出て、富士山は見えないけど、まぁ、いいや

さてさて、表和田は降りられるのかな



ここか、工事は。

なんとか押し歩きで通過




また、下北沢に着く頃には、真っ暗かな











大橋トリオ　風の谷のナウシカ


作詞:松本隆,作曲:細野晴臣。

金色の花びら　散らして
振り向けば　まばゆい草原
雲間から　光が射せば
身体ごと　宙に浮かぶの

やさしさは　見えない翼ね
遠くから　あなたが呼んでる
愛し合う人は　誰でも
飛び方を　知ってるものよ

風の谷の　ナウシカ
髪を軽く　なびかせ
風の谷の　ナウシカ
眠る樹海を　飛び超え
青空から　舞い降りたら
やさしく　つかまえて

花や木や　小鳥の言葉を
あなたにも　教えてあげたい
何故人は　傷つけあうの
倖せに　小石を投げて

風の谷の　ナウシカ
白い霧が　晴れたら
風の谷の　ナウシカ
手と手固く　握って
大地けって　翔び立つのよ
はるかな　地平線

風の谷の　ナウシカ
眠る樹海を　飛び超え
青空から　舞い降りたら
やさしく　抱きしめて

時坂峠と入山峠 君とならいつまでも Walking On The Moon

うっ～さむっ
凍えながらたどり着いた、檜原村
ちとせ屋とうふ店の裏が時坂峠

登れば暖かくなるだろう

途中で後ろに気配が
はっ、ママチャリ！意地でも抜かせん！



もう、り～む～、まいりました。
って、おいっ。
電動アシストじゃないか

男なら自力で勝負しろや

汗だくになって登頂





のんびりもしてられない
汗が冷え始めてる

ここに来たのは、裏時坂が開通したと聞いて



なかなかのクソ坂じゃないか。今度、登ろうっと。

ぐるっと回って、ちとせ屋とうふ店に戻り、補給食を調達




うの花ドーナッツ。
だめだ、寒すぎて味がしない
カップラーメンにすればよかった、コンビニないけど。



次、入山峠に向かう



やべぇ～、あられが降り出した
顔が痛てぇ～
登りなんで、体から湯気が出てるのに
手と足の先が痺れとる。





紅葉というよりは枯山


下りの落ち葉はやっかい。
落石が隠れるし、ハンドルを取られるし、ブレーキが効かない。






がっつり詰まってるので、タイヤを地面に叩きつけていると

プシュー
まじか。全てのパンクを経験したパンク大魔王と自負してきたが、これは初めて。



さぁ、帰ろう



高尾山口から電車。シートが暖かい。すやすや。

下北沢に着くと、真っ暗。



電車暖房の中での爆眠から、夜の街を走ると、ふわふわして、月の上を歩いてるよう。



空を見上げたが、月は出てなかった。







Walking On The Moon - Carme Canela & Trio - Introducing


Some may say
I’m wishing my days away
No way
And if it’s the price I pay
Some say
Tomorrow’s another day
You stay
I may as well play



偉大なる一歩
walking on the Moon


誰かにとっちゃ
好き勝手してるように見えるんだろうね
そんなことないのに
ツケは払ってるよ

そうだね
明日はまた別の日だ
君がいれば
うまく振舞える気がする

君とならいつまでも
Waking on the Moon

半原越え～宮ヶ瀬湖～裏ヤビツ 通行止めも・・・It's a wonderful world

ローディーの朝は早い。
ライドの日はちゃんと目が覚める。

多摩川、尾根幹を過ぎ、半原へ



相模原はあいかわらず迷路みたいだ。



それでは半原越えしますか！



ゆるゆると登りきる。これぐらいは問題なし。



その次の土山峠になると、脚が回らない。



へろへろになって、宮ヶ瀬湖に到着。



１７度。走るにゃ最高だぜ。

さてさて、次に裏ヤビツに行くのだが、
前回、ハンガーノック（エネルギー切れ）になって、ひどい目にあった。



じゃ～ん。とっておきの携帯食。
ジムの女の子にヴァレンタインデーにもらった。



見本品だけどな。



やっぱ、秋のヤビツはいいな。





鼻歌交じりに進んで行くと、ふぁっ





うそ～ん。これは強行突破しちゃいけないヤツ。

しゃ～ない戻りますか。



裏ヤビツの入り口に掲示されていた。でもチャリ目線だと気付かないよな。



また宮ヶ瀬湖に逆戻り。

ここから厚木の方に抜ければよかったんだけど、橋本に向かって、迷子になってしまう。
相模原って平地がないよな。坂地獄。



１００キロ越えて、電車で爆眠。
予定通りに行かなかったが、そんなのいつものこと。



It's a wonderful world Mr.Children

宮ヶ瀬湖～牧馬峠 Straight To The Heart

シーズン到来！登るよ。



尾根幹のくじら橋も秋の気配



3時間かけて宮ヶ瀬湖。久しぶりだ。



天気はいまいちだけど、降らなきゃ良しとしよう。



豪華な食事タイム



肉マン切れて、ピザマンしかなかった。
山の中で食事ができるだけありがたく思おう。



牧馬峠の入り口



下に流れる道志川は宮ヶ瀬湖と同じエメラルド・グリーン。





峠に到着。ここは見晴らしが良ければ人気が出るんだけど・・・。



相模湖。紅葉には早い。

おっ、こんなトコにカモメが

湖にカモメ？



海まで遠いぞ。

それにしても、笑っちゃうぐらい人相（鳥相）が悪いな。

いつもなら、裏和田峠に行くが今日は時間がない。
悪名高き２０号で帰りますか



大ダルミ峠。
ダラダラ長くて、トラックが多くて、景色が悪い。
知る限り最悪な峠。



今日も朝が早かった。
電車の中で爆眠。






David Sanborn - Straight To The Heart (High Quality)


この日の下りは、口笛でサンボーン。
昔ライブをナマで見たが、圧巻だった。

裏津久井湖～裏和田峠 雨雲と追いかけっこ Fool For Your Loving

この日は昼から雨予報。
朝6時出発



曼珠沙華が咲き乱れる。
秋だね～
と言ってる場合ではない。
急げ～。



2時間半かかって、津久井湖に到着。
雨が少し当たる。



秋桜が咲き乱れる。
秋だね～
と言ってる場合ではない。
急げ～。



裏津久井を抜ける。
どうするよ。



相模湖。
ここから駅にショートカットすれば、悲惨な目にあわずに済む。
山で降られたら最悪だ。

でも、できないんだよな。
そんな大人な行動がでるくらいならば、そもそもチャリで１００キロ走ったりしない。

裏和田に突入！



もちろん富士山は見えない。





デイヴィ・カヴァさんのモノマネをするも、思った以上に疲れてて、キレがなかった。

って、バカなことしてる場合じゃない。

表和田の急勾配で降られたら、地獄じゃ。

急げ～。

なんとか麓にたどり着くも、駅までに大いに降られる。

グショグショで電車に。

よし、なんとか致命傷ですんだな。




ここに見に来る人は、ハード・ロックは好きじゃない気がする。

嫌いな人は飛ばして。

雨の中、Whitesnake「Crying in the Rain」を歌ってた。

でも雨のシーンを写してないから、
名曲「Fool For Your Loving」にする。

この時代のデイヴィ・カヴァさんは、まちがいなく世界一、セクシーな歌声だ。

あとヴァイ様が余裕過ぎて、憎たらしい。
こんな風にギターが弾けたらな。




Whitesnake - Fool For Your Loving - Monsters of Rock 1990


Fool for Your Loving

I was born under a bad sign,
Left out in the cold
I'm a lonely man who knows
Just what it means to lose control

不吉な星の下に生まれ
寒空に放り出された
俺は破滅の意味を知る
孤独な男なのさ


But, I took all the heartache
And turned it to shame,
Now I'm moving, moving on,
And I ain't taking the blame

痛みを引き受け
恥をさらしてきた
今こそ前に進むぜ
他人のことなどどうでもいい



Don't come running to me,
I know I've done all I can
A hard loving woman like you
Just makes a hard loving man

そばに来るな
やり尽くしたんだ。
激しい女に
激しい男として答えてやった。



So I can say it to you, babe
I'll be a fool for your loving no more,
A fool for your loving no more
I'm so tired of trying, I always end up crying,
Fool for your loving no more
I'll be a fool for your loving no more


そう、だから言えるんだ。
お前に狂うことはない
もうこれ以上はごめんだ
スベテを尽くし
最後に泣きを見るのは、いつも俺だ。
狂った愛を、もうこれ以上は。



やっぱ、ハード・ロック（ブルーズ・ロック）は訳してて、楽しいな♪

入山峠 帰りたくない Til Tomorrow

やっと涼しくなった。
山だ。山に行くぞ！



武蔵五日市に自走で到着。
ここに来るのも２ヶ月ぶり。
前回は山梨遠征だった。

ジムで鍛えてたとはいえ、久々の実践。
無理せず初心者向けの入山峠




やっぱり山はいいな～
なんていう余裕なし。
息は上がらないけど、脚がおぼつかない。
その上、台風後で、道が荒れまくってる



このレベルで苦戦してると、隣の和田峠なんて近寄ることさえできないな。


今回は裏入山から登った。



お楽しみは表入山の景色。通行止めしてあるから車は来ない。
最高！



調子に乗って自取りなんぞしてみる。
ボッチだけど。




赤とんぼ。秋だね～



珍客登場



鮮やかな尻尾



帰りたくない




Marvin Gaye *☆* Til Tomorrow *☆* Lyrics

山梨遠征 霧の中に

暑くなる前に登っとかなきゃ
でも天気は



いつ降ってもおかしくない。



武蔵五日市まで2時間半で到着
雨がポツポツ



檜原村役場



風張林道の方はけぶってる。あんなとこで降られたら泣いちゃう。





ココを左に行けば山梨方面。



甲武トンネルを抜けると



久々の山梨だが、霧で前が見えない。



もうこれは霧じゃなく雲なのか？
どちらにしろ、下りが激恐。



この道は初めてだが、さすが山梨。平地などない。

地図もスマホもなし。感だけで走ってきたが、ココを左で裏和田に出るはず。



さすがオレ。正解。
あとは、ゆったりと裏和田を登るだけ。
もう、大丈夫。

ウソでした。100キロを越えて足がガクブル。
裏和田、辛い。



がけ崩れポイント観察、という名目で一休み。
崩落って簡単に直せないんだな。
前に道を切ったのか。



富士山ポイント。もちろん見えない。



まだムチムチ。痩せなきゃ。





霧の和田峠。

前がまったく見えへん。
下りクソ坂。恐スギ。

トータル１３０キロ。しばらく山はいいや。
暑い時のヒル・クライムは地獄。



Tour de France -ONE OK ROCK Take what you want


ワン・オクって中二病のイメージだけどチャリに合うよね～

Ｗ杯サッカーもいいけど
ツールドフランスもおもしろいぞ


おまけ

裏ヤビツ峠 こわれもの～Fragile

半原越え～土山峠～宮ヶ瀬湖ときて、裏ヤビツの入り口にたどり着いた。
出発して６時間。
朝はパン１枚。猛烈にお腹がすいた。だが店が開いてない。
さて、どうする？

１、宮ヶ瀬湖の反対側の売店まで走る。
２、土山峠を下り、厚木駅に向かう
３、このまま裏ヤビツへ

あ～ぁ、１、２を選べる性格だったら、きっと幸せな人生をおくれていただろう。

え～い、いてもうたれ！

自販機で水だけ買って、裏ヤビツへ




天気もいいし、坂もきつくないし、ステキなんよ。
ただ、パワーがでない。



やばいな、足が回らない



水も飲みきってしまった。もうだめ・・・。



瀕死の状態で護摩水までたどり着いた。

「煮沸してから飲め」
と書いてあるが、
そのまま、ゴクゴクと１リットルぐらい飲む。
生き返った～。



お～ぉ。峠ではまだ桜が咲いてるのか。

あとは下るだけ。



途中、菜の花台に寄るが、菜の花はなかった。



秦野駅に到着。



１００キロ越え。

人生、３度目のハンガー・ノック（ガス欠状態）を喰らってしまった。
裏ヤビツの後半は思い出すことができない。

ボロボロのまま電車に乗り込み、泥のように眠る。









Fragile - Sting & Stevie Wonder


雨は降り続くだろう
星が流す涙のように

雨は教えてくれるだろう
我々がいかに壊れやすいか、を。

半原越え～宮ヶ瀬湖 バードメン

半原越えも復旧した、との知らせが届く。裏ヤビツの工事も終わったらしいし、行きますか！



相模川まで２時間ちょい。気温がぐんぐん上がる。



中津川の平山橋。アメリカ軍機の機銃掃射の跡があるらしいが、分からなかった。

ここまでは良かったのだが、このあと大いに迷う。
たぶん４度目だが、まったく道が覚えられない。
というか、辺ピ過ぎ。地元の人に聞いても「半原越え？？？」



やっと入り口を見つけた。こんなとこ自転車乗りじゃなきゃ来ない。
アンダー・シャツを脱いで戦闘態勢。
登りは気合。ロックン・ロールで行こうじゃないか！



ガンガン飛ばしていると、後半にガクンとペースが落ちる。
こんな、きつかったけぇ～。



ヘロヘロになりながらゴール。汗だく。
結局、どこを半年間も工事してたか分からなかった。

さてと
２時間しか寝てないし、朝はパン１枚だけだし、休息をとらなきゃ。

１度下って、土山峠を越えて、



宮ヶ瀬湖へ



この日の最高気温は２５度らしいが、ここはちょっと温度が低い。

さて、ご飯タイムだぁ～





閑散としている宮ヶ瀬湖。
店が全部閉まっている。



裏ヤビツの入り口に着いてしまった。

どうするよ。腹が減っている。このままじゃマズイ。

後編に続く

















バードメン / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT


ヒルクライムにミッシェルはダメだ。気合い入りすぎて、前半で死。

富士山と桜を求めて 祝裏和田峠開通 what's new

都内の桜は、ほぼ終わりだ。
最後の桜を求め、和田峠へ
崩落事故の工事が終わり、裏和田が開通した、という知らせも届いたし、
できれば富士山をバックに写真を撮りたい。



尾根幹も散り始めている。



尾根緑道



津久井湖



名手橋を渡って、相模湖からの裏和田



ラピュタのクソ坂は華麗にスルー。



おっ、ここか、崩落があったのは。



うそっ、たったこんだけの工事に半年もかかったのかよ

で、久々の富士山ヴュー・ポイントへ



が～ん。晴れているのに、富士山方面だけガスってる。



桜も見納め。



表和田の厳しさも良いけど
裏和田の優しさは格別

家から3時間もかかるけど、ここがホーム・コース。








Boz Scaggs-what's new


ひさしぶり
全然、変わらないね
相変わらず、魅力的だ
ちょっと妬けるな



さてさて、１００キロ、２０００アップを超えたし、電車で帰ろう


電車の中に２時間半も閉じ込められる。やれやれ。

足湯と雪の入山峠 美しく燃える森

２週間前、時坂峠で凍結に滑ってすってんころりん。
予定を変更させられた。そのリベンジ。



3時間かけて、やって来ました瀬音の湯



はぁ～、気持ちえぇ～。

こうやって見ると、子持ちししゃも足。

春だし、マナーとして、すね毛を剃るか？
薄いし、どうせボッチだし・・・。
つるつるの足だと、ジムでそっち系の人だと思われるのもな～。

さて、登りますか。



あれ？サイコンが動かないぞ。マグネットが飛んだかな？



配線が切れてる。うそっ、目の届くところに停めたから、いたずらでもないし・・・。
はっ、もしかして・・・



鋼鉄の処女　アイアン・メイデンの呪い・・・。


裏入山は、景色はよくないけど、斜度は緩く、森を堪能できる。
はずが・・・。



やはり上のほうはダメですか。
雪山登山じゃないか。足元が悪くなると、いっきょにきつくなる。もちろん押し歩き。



なんとか到着。

問題は下りだが。



ほげっ、雪の上に落砂。
車の通らないよい道ではあるが、復旧作業をしてくれるのはいつの日か。
自転車のために国（都）は動かないんだよな。



クリスタル・ブレーキ。このまま降りたらあの世へ。







誰にも会わず、独り占め。
歌いながら下っていく。



表入山の入り口は完全通行止めだった。そりゃ人に会わないや。

予定よりだいぶ時間が掛かったが、楽しかった。
トラブルが嫌なら、サイクリング・コースでも走ってろ、ってことね。





東京スカパラダイスオーケストラ / 美しく燃える森 feat奥田民男


代々木公園のフリー・ライブでスカパラを見たことがある。
特に興味の無い人達までノセてしまう、パフォーマンスは圧巻。
フェスとか盛り上がるんだろうな。（人混み嫌い）

氷爆からのアイスバーンで BANG！ 愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない

払沢の滝を見て





時坂峠を登って、
楽しい食事と足湯の時間だぁ～。
と、下っていると



ヤバイ、っと思った瞬間に、宙を舞っていた。

からの

にゃん
ぱら
りん

にゃんと空中１回転＆地上１回転。

立ち上がって、調べるも、痛くない。
ウエアも汚れているが、破れはない。
ヘルメットを被ってて、良かった。

愛車も大丈夫。
さすが鋼鉄の馬。黒王号。
フル・カーボンのピナ号じゃなくて良かった。

何もなかったかのごとく、足湯に向かう。



あの橋の下だ。



はぁ～、気持ち良し、



セクシー・ショットを写しますかっ

カメラを取り出そうと、背中のポケットに手を入れると

「ない・・・」（これは1年前の写真）

もう考えなくても分かる。転倒した時に落としたのだ。

あれは頂上のそばだぞ。また登るのかよ～。

一応、別の場所で落とした可能性もあるんで、路面を見ながら走る。

そして、登り始めると、完全にエネルギーが切れてる。朝６時に食べてからすでに８時間経過。
ガス欠（ハンガー・ノック）状態。

ふらふらしながら、転倒場所に行くと

「あった」

だが



壊れていたぁ～。＼(((￣(￣(￣▽￣)￣)￣)))／

メモリーは生きていたので、写真は残ったが・・・。

転んで泥だらけだし、カメラ代の足しにするため、自走で帰ろうと思ったが、
もうそんな力はなかった。それに、帰ったら仕事が待っている。

泥だらけのもっこりピチパン野郎。

長めのウインド・ブレイカーを持ってきたので、ある程度隠れるが
いい大人が電車に乗る格好ではない。
涙が頬を滑り落ちる。






B'z　愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない


ぴたりと吸いつくように 相性いいことわかってる
ふたりだからイケるとこまでイこうよ

きゃん　ゆう　ひあ　みー　べいべー

愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない

太陽が凍りついても、僕と君だけよ消えないで。




後日談



カメラをヤフオクで落とした。
面倒くさいので、同じ型のヤツ。
即決価格が載っていたので、迷わずポチィィィ。
あのじりじり値段が上がるのは性に会わない。



バッテリーが６個になった。メモリーも４Ｇが２つ。
どれだけ撮るねん。

お値段は送料込みで￥２、２９０－なり

どこかの貴婦人が、和スィートを２５００円でお召し上がりになっていたが、
それより安いでやんの。

スマホが進化したから、コンデジはゴミと化したのね。

いいんだよ。安いやつで。どうせ、すぐに失くすか壊すのだから。
何台目だ？

東京氷爆～払沢の滝・時坂峠 If You Let Me Stay

「あとは若い人達だけで」

障子　スゥ～、ピシャ。
ししおどし　カッコ～ン。

「ご趣味は何ですか？」
「もっこりピチパンで、ひとけのないところで、はぁ～はぁ～することです」



いつ以来の山だ？



武蔵五日市まで、自走で２時間半。(電車だと2時間）
遠い。
家から直通電車を出せ。立候補するか。



ここを右に行くと風張林道。通称、かざ☆りん。最大の強敵（トモ）
だが今日はいい。クソ峠は年に１回でじゅうぶんだ。

本日は初心者用峠を２つに、足湯を付ける、ワンダホーなコース。

とその前に、氷爆。



チャリをとめて、ここからは歩き。




かわいい郵便局を抜けると、あとは山道。




奥に行くと気温が下がってくる。



これは人工の作り物らしい。



今日はマウンテン・バイク用シューズ（ＳＰＤ）。こんな道も平気だ。



着いた。
完全氷爆ではなく、水も流れている。
それはそれで良し。
満足した。

さて、登るか！



斜度がゆるいので、口ずさみながらでも余裕だ。
「すいーと　はーと　りっすん♪」
そして、トレンス・トレント・ダービーなみのキレッキレのダンシング（立ち漕ぎ）を織り交ぜる。



上の方は凍結がある。ところどころ押し歩き。



到着。





ひゃっほぅ～。
気持ちよし。

このあとは足湯だぁ～。
そして、裏入山峠。

だらだら登るって最高。クソ峠を死に物狂いで登らなくっていいんだ。

でも、思うようにはいかないんだよな～。


次回に続く。





Terence Trent D'Arby - If You Let Me Stay


孤高の天才、黒いマイケルジャクソン。
歌良し、顔良し、曲良し、ダンスはキレッキレ。楽器も全部やる。元ボクサー
完璧超人。
プリンスのあとの天下を獲るはずだったのに。
なぜ消えた？
。

風張林道再訪 マチュピチュ東京 天空へ

東京で一番高い所　風張峠
都民の森を経由していけば、長いけれどのんびり行ける。

もうひとつの違ったコースがある
風張林道

キング　オブ　クソ坂　イン　東京



記憶を失くす坂
地獄の入り口



ここまで自宅から７０キロ
武蔵五日市からの２０キロはけっこうなのぼり坂だ。

なんでこんな遠くまで来て、さらに、激坂で苦しまなければいけないのか？

答えは出ないが、ここまで来た以上、登らないわけにはいかない。



スタートから１．５キロ。きのこセンター。
ここまでがきつい。ここを越えれば・・・。

傾斜がゆるくなったが、こちらの脚も売り切れ状態。心臓が太鼓の乱れ打ち。



天空に伸びる道。



唯一の救いは、途中１キロぐらいワンコが併走してくれたこと。
残念ながらカメラを取り出す余裕はなかったが、お前さんは一生の友だ。



美しき巻貝。
美の競演をするため、ありったけの力を振り絞り、ダンシングで進んでいく。




やっと、来た。マチュピチュ区間。
そう、これを見たくて登ってきたんだ。
達成感に包まれた後に、さらなる激坂が・・・。



ゴール！！！！！
かざ☆リン　討伐。
足付き無しクリア（写真は帰りに撮影したものです）



やはり最大の強敵（トモ）約４５分の激闘
もう何も残ってない。
自撮り記念撮影をしたが、頬がごっそりコケ、目がうつろだった。

ここは年に１ペンだけでいい。
来年元気だったらまた来るよ。

さらば

和田峠 久々の山登りは辛いの巻

９月下旬～１０月上旬のまとめ
春に胃を壊し、夏はグダグダ走り、本格的に走るのは実に半年振り。




全然、だめ。体重を落としたけど、筋肉も落ちちゃって、全然踏めない。



２５分３６秒。ひどいタイム。本人を写す価値なし。



おまけに富士山も隠れてる。

あまりの悔しさに、次の週、再チャレンジ。
機材に頼って、フル・カーボンのピナ号で出動。



だが、調子が良くない。和田峠の麓まで行って、チェーンの軋みが激しくなる。どうしようか、悩んでいると、さっきすれ違ったローディ（自転車乗り）が近寄ってくる



「財布を落としませんでしたか？」
ふぁっ！！！、ポケットに財布がない。
「夕焼けの里の事務所に届けときました」
お礼を言って、戻る



財布が戻ってきた。
チャリ用財布なので、３千円ぐらいしかないので、失くしても泣きはしないが
、帰りの６０キロを、メシ、ドリンク抜き、は辛すぎる。

ありがとう。本当にローディは良い人が多いな。

この日は、結局、往復１２０キロしたのに登らず、帰る。なにやってんだか。


次の週は小雨が降ったり止んだり。山には行けず、学芸大学をママチャリでふらふらしてると、雨が激しくなる。
仕方無しに、スタバで本を読んで時間を潰してから、戻るとチャリがない。撤去されている。

とぼとぼ、と３０分歩いて、自転車拘留所へ。
３０００円払って、ママチャリを回収。
なにも雨の日に、撤去しなくてもいいだろうに。

結局、戻ってきた３０００円は消えてしまった、とさ。

（このママチャリに3千円の価値はないけど、10年の付き合いだからね。愛着はある。）