満ちている、ことより、欠如や喪失感に、心が奪われる傾向があるみたいだ。
なぜそうなったかは分からない。自分の中にまだ手付かずのヤミがあるのかもしれない。
それを確かめるべく、横浜の廃墟にやってきた。
これか。旧中央衛生研究所
残念。そそられない。ストーリーも音楽も生まれてこない。
廃墟であればそれで魅了されるワケではないようだ。
となりにある神奈川県埋蔵文化財センターに入ってみた。
まったく自分のセンサーが反応しない。(それより外に止めたチャリが心配だ)
そうか、単に古いものに興味があるわけではないんだな。
なんか記憶喪失の人が自分を取り戻すために旅をしてる、そんな感じがしてきた。
このあとに行った、フランス領事館跡と山手80番館跡(ブラフ80)では、心を奪われた。
ちょっと自分の傾向が分かった気がするが、それは次回。
さらに中華街へ行ったら、けっこういい時間になってしまった。
最後に横浜三塔を見にこうと、大さん橋に行くと、入り口にある自転車屋が珍しく店を空けている。
DE RSA 専門店
え~なぁ~。横浜といえばデローザだよな。いつか乗りたい。
それまでに、このハート・マークの似合うセクシーな男にならなきゃな。(マジキチ)
自転車に見とれてたら、さらに時間がなくなってきた。
慌てて大さん橋に行くも、これが滑るの何のって。自転車用シューズ(SPD-SL)では危険です。
ここから三塔を見ると願いが叶うらしいが、その前に尾骶骨を割りそう。
よくわかんないので直接、行っちゃえ
キングこと神奈川県庁
クイーンこと横浜税関
ジャックこと横浜市開港記念会館
中にも入れるらしいけど、今日は外観のみで終了。
横浜ならいつでもこれる。また今度。
横浜ベイ・ブルーズとキングということでこの曲をチョイスしてみた。
B.B. King & U2 - When Love Comes To Town - CLIP
When Love Comes To Town
俺は船乗りだった
海で遭難し
波間を漂ってたんだ
愛が助けてくれるまで
俺は兵士だった
そこで息絶えることもできた
でも今責任をとらされてんだ
自分の言ったことにね
愛が街にやってきたら
列車に飛び乗るんだ
愛が街にやってきたら
ハートに火を点けるんだ
たぶん俺が悪いんだ
ガッカリさせちまったね
でもそれしかできなかったんだ
愛が街に来るまでは
このライブは映画にもなっている
キング「若いのに渋い歌詞を書きなさる」
ボーノ「・・・」 大照れ
キング「俺はコードを弾けないよ」
エッジ「バックは全部私がやりますから」
かっけぇぇぇぇぇ!
Mr.キングのチョーキングの前では、どんなバカ・テク・ギタリストでも、完全にひれ伏す。