横浜三塔 キング・クィーン・ジャック 愛が街にやってきたら

2018-01-30 16:34:10 | ゆるポタ



満ちている、ことより、欠如や喪失感に、心が奪われる傾向があるみたいだ。
なぜそうなったかは分からない。自分の中にまだ手付かずのヤミがあるのかもしれない。
それを確かめるべく、横浜の廃墟にやってきた。



これか。旧中央衛生研究所





残念。そそられない。ストーリーも音楽も生まれてこない。
廃墟であればそれで魅了されるワケではないようだ。



となりにある神奈川県埋蔵文化財センターに入ってみた。




まったく自分のセンサーが反応しない。(それより外に止めたチャリが心配だ)
そうか、単に古いものに興味があるわけではないんだな。

なんか記憶喪失の人が自分を取り戻すために旅をしてる、そんな感じがしてきた。

このあとに行った、フランス領事館跡と山手80番館跡(ブラフ80)では、心を奪われた。
ちょっと自分の傾向が分かった気がするが、それは次回。
さらに中華街へ行ったら、けっこういい時間になってしまった。

最後に横浜三塔を見にこうと、大さん橋に行くと、入り口にある自転車屋が珍しく店を空けている。

DE RSA 専門店




え~なぁ~。横浜といえばデローザだよな。いつか乗りたい。
それまでに、このハート・マークの似合うセクシーな男にならなきゃな。(マジキチ)

自転車に見とれてたら、さらに時間がなくなってきた。
慌てて大さん橋に行くも、これが滑るの何のって。自転車用シューズ(SPD-SL)では危険です。
ここから三塔を見ると願いが叶うらしいが、その前に尾骶骨を割りそう。

よくわかんないので直接、行っちゃえ






キングこと神奈川県庁



クイーンこと横浜税関



ジャックこと横浜市開港記念会館

中にも入れるらしいけど、今日は外観のみで終了。
横浜ならいつでもこれる。また今度。








横浜ベイ・ブルーズとキングということでこの曲をチョイスしてみた。

B.B. King & U2 - When Love Comes To Town - CLIP


When Love Comes To Town

俺は船乗りだった
海で遭難し
波間を漂ってたんだ
愛が助けてくれるまで

俺は兵士だった
そこで息絶えることもできた
でも今責任をとらされてんだ
自分の言ったことにね

愛が街にやってきたら
列車に飛び乗るんだ
愛が街にやってきたら
ハートに火を点けるんだ

たぶん俺が悪いんだ
ガッカリさせちまったね
でもそれしかできなかったんだ
愛が街に来るまでは


このライブは映画にもなっている

キング「若いのに渋い歌詞を書きなさる」
ボーノ「・・・」 大照れ
キング「俺はコードを弾けないよ」
エッジ「バックは全部私がやりますから」

かっけぇぇぇぇぇ!

Mr.キングのチョーキングの前では、どんなバカ・テク・ギタリストでも、完全にひれ伏す。

横浜 フランス領事館跡 禁じられた色彩

2018-01-29 19:40:34 | ゆるポタ
フランス領事館跡は山下公園と港が見える丘公園の間にある。その表通りにある坂が、短くはあるが、斜度と曲がり具合が良く、好んで登っていたため、この場所を見逃していた。

両公園を通ずる道を、自転車を押して上がっていくと、人目を避けるかのごとく、ひっそりと静かに佇んでいる。





写真の腕がなくて残念なのだが、実際はもっとなまめかしかった。かつてあった美しさの念のようなものが漂っていた。




ありし日の姿を復元しようと想像が駆け巡る。



だが、建築の知識がないため、邪念が頭に広がる。

軽い眩暈を感じながら、次の場所へ
山手80番館跡(ブラフ80)



領事館跡で巻き起こった妄想が頭を離れない。



山手80番館跡から弓道場が見える




頭を何度も振ってみる。
こびりついた妄想。
滅びてしまった美しき世界・・・。
幻影。





Sylvian & Sakamoto - Forbidden Colours 禁じられた色彩 戦場のメリークリスマス メリークリスマス、ミスター、ローレンス

Forbidden Colours



両手の傷は決して癒えそうにない
信じていればいいと思っていた



ここに僕はいるのか? あなたから遠く離れて
キリストの血 あるいは 魂の鼓動
ぼくの愛は禁じられた色彩を纏っている
ぼくの生涯をあなたに



原曲をご存知の方も多いと思う。映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲だ。
残念ながらこのPVには権利の関係で、主役のデヴィット・ボウイは映ってない。



歌っているのは美の申し子、デヴィッド・シルヴィアン
彼が事故で顔に怪我を負ったとき「世界で一番美しい顔に傷がついた」と報道された。
後期になると、音楽を聴いて欲しい、ということで、ジャケットに顔写真を載せなくなった。

デヴィ・シヴィさんは「JAPAN」というグループにいたのだが、結成当時は日本に思い入れはなかった。後に坂本龍一や土屋正巳と活動する。

このタイトルはデヴィ・シヴィさんがファンだったと言う三島由紀夫の
作品、「禁色(英題=Forbidden Colours」から引用されているらしい。


三島の「禁色」に出てくるゲイ・バー・ルドンは、現在の銀座五丁目近辺に実在した「ブランスウィック」がモデル。このゲイバーにボーイとして勤めていた実在の美少年に 三島は憧れを抱き、このボーイを小説の主人公・南悠一として書き上げたらしい。
そして、この店には、実際にかつて、丸山(美輪)明宏がボーイとして働いていて、三島と親交があったそうだ。

Merry Christmas, mr. Lawrence: The kiss


ある説によると人間の3分の1は同性愛の要素を持っているそうだ。
気付くか、気付かないか。倫理観や常識の殻が固いかどうか。
内面を探るアーチストに同性愛者が多いのはそのためなのだろう。

自分にはその傾向はまるでないが、デヴィット・ボウイが好きな時点で、その素養が潜んでいるのかもしれない。
今さら発症されても困るが。


おまけ
大通りに聳え立つ風俗デパート。横浜、アタマオカシイ。こんなの世界でここだけじゃないか。普通、隔離するだろう?



これより、廃墟に興奮している自分の方がヤバイのか・・・。


夢見ヶ先動物公園 なぐさめて、なぐさめてクレメンス「 Finish What Ya Started 」

2018-01-26 00:00:00 | ゆるポタ


最近、ゆるゆるだったが、本当は登れる男だ。
まだ日の明けないうちから出発。
奥多摩をガンガン攻めてやる。

ところがだ



が~ん。輪行バック(電車に乗せるためのバック)がない。
よみうりランドを越えたあたりで気が付いた。ドリンクホルダーにはさんで、バンドでとめてたのに。
5千円ぐらいだから痛いといえば痛いが、まだ家には2つある。
それより、奥多摩まで行くと、帰りに電車を使わないと、仕事に遅れる。

「は~ぁ」
しゃーない。戻るか。
1時間ぐらい地面を見ながら走ってると



あった!二子玉川の橋に落ちてた!
もう、奥多摩は無理だが、和田峠ならなんとかなる。
はずが・・・。




がーん。パンクだよ。高級タイヤのコンチGP4000S2なのに。
ちょっとへこんだが、替えのチューブを持っている。
10分で交換だ。



うっ、うそ。ポンプとバルブのつなぎ口がない。正月のパンクの時に失くしたのか!

え~と、近くで空気入れがある場所は?
にこたまのジャイアント・ストアならあるだろう。1キロを押し歩きか~



さくっと空気を入れる。
で、走り出すも、またパンク。なぜだ!タイヤをひっくり返してちゃんと調べたぞ。
もう、予備チューブはない。
100均でパンク修理セットを買って、ジャイアント・ストアに逆戻り。



店の中から店員さんが見ている。
しかたがないので、苦笑いで返す。
すんませんね。店頭で修理しだして。

時計が正午を指している。もう和田峠も無理だ。
心底、凹。

誰かと話がしたい。
この際、だれでもいい。
でも、だれひとりとして思いつかなかった。

悩んだ末、夢見ヶ崎動物公園に向かう
あそこならインコとオウムが話を聞いてくれる。
「おはよう」と「バイバイ」しか言わないけれど



そうですか。ふ~う。



フラミンゴとペンギンもダメですか。
いいよ、ここにはまだお友達がいる。






最後に古墳広場に行って



にゃんこと遊ぶ。





よし。だいぶ心が暖まってきたぞ。

あとは、かっけーロックンロールを歌いながら、家までかっ飛ばそう。


Van Halen - Video Hits V1 - Finish What Ya Started (1999)


カモン!ベイベ~
始めたんなら最後までやろうぜ
不完全燃焼だ
ブロークン・ハートは癒されない
逝かせてくれ


山は逃げない。来週、逝けばいいさ!
(ウソでした。今週の大雪で峠は封鎖されました)

晴海橋梁 銀座の裏に眠る廃線橋 「People Get Ready」

2018-01-23 13:38:21 | ゆるポタ


豊洲公園に廃橋があるらしい。お台場に行く時に何度か通ったことがあるが、そんなのあったかな?


神田、国際フォーラムとめぐって、豊洲に到着







わざと、ステム(ハンドルとのつなぎ目)とベルは古いまま残している。こんな橋に出会えるか?



公園の端まで行くと、遠くにサビた鉄橋が見える。



これは良いんじゃない。





今にも汽車がやってきそうだ。

そう、救いの汽車が。

もう、目も前に、ベックとロッドが現れている。


Jeff Beck, Rod Stewart - People Get Ready


People get ready, there's a train comin'
You don't need no baggage, you just get on board
All you need is faith to hear the diesels hummin'
You don't need no ticket you just thank the lord

用意はいいかい。汽車が来るよ。
荷物はいらない。乗るだけでいい。
信じる心があれば、ディーゼルのうなりは聞こえるさ。
切符はいらない。神に祈るだけでいい。

オリジナルのインプレッションズも文句の付け所がない、最高のR&Bだが、
かつてのロック少年としては、こちらを推したい。

ロッドは華がある。ベックのギターも鳴いている。
ベックはソロのテクニカルなところもすごいけど、ヴォーカルとのからめ方がバツグン。
長い間、相方探しの旅に出て、最初の恋人のロッドのところに戻ってきた。





ここで、終わりでいいんだけど、おまけ。



水上バス。松本零士デザイン。このゴチャゴチャ感が東京だよね。

このあと「アキラ」的近未来を求めて、レインボー・ブリッジへ



こんなのや



こんなのを求めたが、実際は




しょぼしょぼ。(同じ場所を撮ったと思えない。腕の差かっ)
もっと大規模なセメント工場を山ん中で腐るほど見てるわっ。



神田でにゃんこと遊んだのが遠い過去のような気がする。
楽しい1日でした。



橋好きのために(そんな人は・・・)浜離宮の橋












レトロとモダン 神田~国際フォーラム

2018-01-19 12:25:44 | ゆるポタ
神田にはレトロなビルたちが残っているらしい。
古いビルに興味がもてるだろうか?
たぶん自分には合わないかな~、と思いつつ、
食わず嫌いは良くない、何事も経験。ロッソ号にマッチするかもしれない。
そういいきかせて出発。



皇居の白鳥。器用に寝るな~、と眺めつつ、神田へ



これかぁ~。確かに年代を感じさせる重厚なビルでは、あるが・・・



クラッシック・スタイルのロッソ号と似合ってるかなぁ~?

さらに進んで



え~ぇ、これはもうわかんね~な。



うっ。



だめだ~。趣味としては高尚過ぎる。ミーハーな私には、どの角度から見ても無理。
価値のあるビルらしいが・・・。興味がわかないから写真のできもひどい。

そばの神社で一休み。




ここでの見所は



こて絵(こてえ、鏝絵)漆喰しつくいを塗った上に、鏝で浮き彫り風に風景・肖像などを描き出した絵。
そうですか・・・。

ふ~ぅ。

神社を見回してると



年賀状のにゃんこだ。




おとなしい子で、少しだけ撫でさせてくれた。ここの守り猫なのかな。
救われた気がする。

アキバ方面へ



レンガ壁をバックに撮影。
これだな。クラッシクスタイルをモダンにアレンジ。
マイ・チャリも40年前のフレームの塗装を全部剥がし、塗り替え。パーツも入れ替えて、レトロ・モダンに仕上げた。



東京駅方面へ



国際フォーラム。



無機質で、さびしい感じがするな。
何十年後かには、しっくり来るのだろうか。その頃には生きていないけど。

1Fで催物をやっていた。
宮廷文化・今昔物語



なんだかね~



源氏物語もリアルにすると趣がないな。



この牛車と



即位式に用いた旗

あと、十二単の着物のみ飾ればよかったんじゃないかな。
フィギュアが安っぽくしちゃってんだよ。モノはいいのに。

ただで見て、文句言われちゃ、たまんないだろうけど。

このあと、晴海の廃墟橋とレインボー・ブリッジの工場に行ったけど、長くなったので、次回









高輪消防署二本榎出張所-昭和レトロモダン 「 アンフォゲッタブル」

2018-01-14 13:26:14 | ゆるポタ


「東大廃墟」と「ニセとらや」を経て、最終目的地「高輪消防署二本榎出張所」

はい。これは良い!
歴史とか建築様式とかどうでもいい。
その風景を見た時に、イメージが広がれば、そこは素敵な場所。



美しい旋律が頭の中に流れ出す。(ユーチューブを貼ったので聞きながらお楽しみ頂ければ)



事前に予約すれば建物内も見れるらしい。このへんを訊いとかないと「パシリもできないのかよ」と師匠に怒られる。
受付に行くと
「今から見ます?」
「はい、もちろん」


消防隊員が案内してくれる。



階段も赴きがあるねぇ。



展望室。できた当時はまわりに建物がなく、東京湾まで見回せたらしい。



火事を見つけたら、この鐘を鳴らしたのだろう。







非常灯はアール・ヌーヴォ




火事の時はこの棒でしゅるるるる。

「消防車も見ますか?」
「はい」



80年前の車とは思えぬ美しさ。



子供の頃、こんなミニカーを持ってた気がするな。



パーツも良いじゃないですか。



童心に帰るぅ~。

「ありがとうございました」お礼を言って、自転車にまたがる。
あ~ぁ、楽しかった。

この辺の、他の見所。


庭園美術館 アール・デコ建築
(この日は休み。やっと自転車登場)


明治学院チャペル(礼拝堂)、明治学院インブリー館、明治学院記念館
東京都「特に景観上重要な歴史的建造物等」に指定


消防署の前に立ったときに頭に流れた曲
Natalie & Nat King Cole - Unforgettable「 アンフォゲッタブル」


親父はどこまでも甘く、娘の声はパンチがあるな。
初めてこのビデオを見た時、ちょっと泣いてしまった。
亡くなった親とこうやって出会える。
美し過ぎる。なにもかも。









第一次世界大戦後の「ドイツ表現主義」というデザインで、曲線と曲面をモチーフとして力強く流れる躍動感のある設計が特徴です。
現在の庁舎が落成した時に停電用の照明として「アールヌーボー風のガス燈」が円形講堂に設置され、現在も当時のまま保存されています。
■ シンボルタワー

昭和59年、前野教授(東京芸術大学)の設計で望楼の塔頂部に東京都の「文化デザイン」事業を踏まえ、現代にマッチしたシンボルタワーを設けました。

■ 灯台・軍艦

出張所は海抜25メートルの位置にあり、新築当時は周囲に高い建物がなく、東京湾を眼下に眺望できたことから、「岸壁上の灯台」とか「海原を行く軍艦」と評されていました。






ニセ虎屋と東大廃墟 白金

2018-01-12 11:43:26 | ゆるポタ


正直、建築のことはよう分からん。ライドの時にランドマークとして認識するぐらいだ。
ワイの師匠が建築好きなので、パシリとして、探索ライドに出た。
要は、自転車に乗れれば何でもいい。



まずは白金。八芳園の前、東大医科学研究所。



関係者以外立ち入り禁止だが、近所の人達が散歩している。もし怒られたら、バカな子のフリして謝ろう。
潜入!



これかぁ~、旧国立公衆衛生院。廃墟マニアには有名な建物らしい。
さすがに施設内は立ち入り禁止。




う~ん。立派だけど・・・。初心者のワイには・・・。



造りは、現役の本館と同じっぽい。

それでは、次の目的地へ、
の途中で、謎の建物発見!



とらや?虎屋???
あの赤坂とミッドタウンにある?




とらやの本店とか?
んなワケないよな。
確か京都が本店で、何百年も続く、和菓子の頂点、絶対王者の老舗のはず。





建物も歴史があるんだか、ないんだか?

窓から覗くと



ここで製造してるのか?あの豪華な「とらや」にはほど遠いぞ。

調べてみると、「ニセとらや」と呼ばれていて、あの「とらや」とは全く関係ないそうです。
ただ、ここも老舗で、味も良いのに値段も安く、人気店だったらしいですが、
最近店を閉じたらしい。う~ん。残念。
ネタとしておみやげに買いたかった。












月に連れてって 横浜シンボル・タワー

2018-01-09 18:21:38 | ゆるポタ



英連邦戦死者墓地をあとにして、一旦、横浜に戻る。あのベイ・ブリッジあたりに次の目的地シンボルタワーがあるはずだ。2つ先の埠頭。歩いても行けそうにみえる。



インスタ映えスポット。ここだったのか。さすがに自撮りは無理。



倉庫街の迷路をさまよい、トラックにクラクションを鳴らされ、やっと着いた。



まるで月に向かうロケットのようだ。
アポロが月に着いて50年ぐらい立つ。きっとすごい未来なんだろうと思ったが、
たいして変わってない気がする。
今でも、月ではうさぎさんが餅をついている。



階段を登りながら、「Fly Me to the Moon」を口ずさんでみた、

私を月に連れてって
星達と戯れたいの
ジュピターとマーズの春は素敵かしら
そう、つまりはね
手をつないで欲しいの
そして、キスして

最初に聞いたのは、フランク・シナトラかナット・キング・コールか。
(もちろん生まれる前の曲だ。そして、もちろんナット・キング・コールのほうが好きだ)




人がいないので自撮りをしてみた。
ムーン・ウォーク(今ではランニング・マンか)をしていたのだが、嘆きの壁にしか見えない。




展望台に上がってみた。天使の羽で自撮りができなかったので、こんなとこでも撮ってみた。
頂上で自撮りをするのはクライマーの性癖だ。



すずめが迷い込んでいる。
ごめん、食べ物持ってないや。窓も開かない。
管理の人が気付いてくれるといいのだけれど。

さて帰りますか



中華街で食事をしたいけど、ボッチ飯は苦手なんだよな。



横浜は素敵な建物が多いな。今度調べてから「建物見物ライド」をしよう!

Fly Me To The Moon- Nat King Cole


世界一、ラグジュアリーな歌声。









 横浜 英連邦戦死者墓地 

2018-01-06 12:46:24 | ゆるポタ


1号線をひた走れば着く。狩場ICの横の公園に到着。



ここからが長かった。いくら歩いても目的地に着かない。
結局、自転車置き場まで戻り、公園を一周。



やっと見つけた。



ここに着くまで、いろいろと考えた。
敗戦国として日本は語られ過ぎ。
開戦国であり、侵略軍である。
大東亜共栄圏の名のもとにどれだけ残虐非道なことをしてきたか。




でも、この地に立ってみると、そんな思いは消えてしまった。
静寂に包まれ、風がゆっくり流れていく。



もう一度公園に戻る。



かすかに音が聞こえる
汽笛?それともサキソフォン?
耳を澄ますと「ムーンリバー」だった。







初日の出、初富士、初温泉。順風満帆のはずがががが・・・

2018-01-03 12:23:08 | ゆるポタ


毎年恒例、初日の出ライド。行くよ~。



朝6時前。車が少なくてスイスイ進むけど、激寒。



多摩川到着。 急げ~。
暗闇に人が歩いてて、スピード出せないよ。



羽田の前に日が出ちゃう。



あけましておめでとう!



振る舞い味噌汁。
うまい。あったまる~。



去年は海苔の味噌汁だったけど、今年は例年通り、目の前の東京湾で採れたシジミだよ。
スーパーのシジミはだめだね。洗い過ぎ。
鮮烈な磯の香りが鼻孔を抜けて行く。



帰りますか!







富士山。
やはり、富士山。良い正月だ。

のはずががががが・・・。



パンク。
うっ、うっ、嘘だろ。
新年で新品のタイヤとチューブにしたのに・・・・。



実家の新年会まで時間がない。
応急処置で空気を入れるも入らない。
あ~ぁ、こういうときに限って予備チューブを積んでない。
パッチ修理だ!チューブを取り出すと・・・。
バルブとゴムの間が裂けている。初期不良。修理不能。
しゅう~りょう~。
押して歩くのか。
携帯もない。公衆電話もない。みんな心配してるだろうな~。

「正月早々、どこほっつき歩いてるのよ!怒!!怒!」
ですよね~。

このあと江ノ島アイランドSPAへ行くはずが、時間がなくなってしまった。
しゃーない。近場の宮前平温泉に変更。



ぎゃぁぁぁ!寝過ごして鷺沼まで来ちゃった。
早起きしたからな~。




いろいろあったけど、命はあるし、怪我もなく、温泉に入れる。

露天風呂からまん丸のお月様も見える。



Silver Moon

Baby,確かなことなんて何も言えない。
   全ては移り変わるからね、

Baby,イージーな方法なんてない。
   月明かりもすぐに消えてしまう