鋼鉄の処女(明治大学博物館) 抱いて、ゾクゾクさせて、キスして、悩殺して 

2018-02-25 16:05:34 | ゆるポタ


朝、目を覚まし窓を開けると雹が降っていた。
これで山に行ったらえらいことになる。
予定を変更して都内を走ることに。



家でおとなしくしてるべきだった。
とにかく寒い。クソ寒い。
もっと着込んでくりゃ良かった。
白鳥は冬の鳥なんね。優雅に泳いでる。



明治大学到着。
館内に入っても体の震えがなかなか止まらない。



博物館の前に阿久悠記念館。



もの心付いた時からロックに染まっていたので、昭和歌謡はさっぱり分からん。
ジュリーとチャーぐらいかな。

昨日は昨日で何処かで浮かれて過ごした筈だが忘れてしまったよ♪




博物館には考古と刑事があるが、今回は刑事一択。




磔(はりつけ)やら火あぶりを経て

きた~。




アイアン・メイデン 鋼鉄の処女

会いたかった。夢にまで見たよ(悪夢)




となりにはギロチンって。



とげとげのぐっさぐさ



顔はマリア様ということだが
角度、光の加減によって、喜怒哀楽が浮かび上がる。

長々と眺め、写真を撮っていると、美術館の人が説明してくれる。

「これはレプリカなんですが、ヨーロッパにもオリジナルは存在しないんです。それどころか、実際に存在したという確証は得られていません。針は無く、閉じ込めた、という説もあります」

なるほど、極刑としては悪趣味だし、手間が掛かりすぎる。(血の拭き取り)



こんな刺激的なモノを見てしまったら、考古など頭に入らん。


外に出ると、雹がみぞれに変わっていた。しゃれにならない。



あまりの寒さに皇居で休憩を取っていると、すずめが寄ってきた。
「ごめん、食べ物を持ってないや。寒いよな」

また、走り出すも、寒さで頭が朦朧としてきた。歯がガチガチと音を立てる。

いっそのこと、鋼鉄の処女、に抱かれる方がいいんじゃないか。
いや、むしろ抱かれたい。

体中に穴が空くほど強く
すべての血が吹き出すほどきつく

恍惚と悦楽に包まれる。


もうダメだ。新宿で自転車屋に逃げ込む。ここならいくらでも時間を潰せる。



探してたスモール・パーツをお買い上げ。これが分かる人はちゃんとメンテしてる人。


今回の曲は、ヘヴィー・メタルの雄、アイアン・メイデンで。
とはならず、狂気の世界へ。


抱いて、ゾクゾクさせて、キスして、悩殺して 
Tribute to the Joker - U2 - Hold Me, Thrill Me, Kiss Me, Kill Me


ヒース・アンドリュー・レジャー(Heath Andrew Ledger, 1979年4月4日 - 2008年1月22日)
まさかジャック・ニコルソンを越えるジョーカーが現れるとは。
狂気の点から見ると、レクター博士(『羊たちの沈黙』アンソニー・ホプキンス)と双璧をなす、といってもいい。
各映画賞の助演男優賞を総ナメにした。~主演男優賞でいいんじゃね。バットマンより目立ってたぜ。
残念ながら28歳という若さで亡くなった。
R.I.P