まだ和田峠にやられた傷が癒えず、山を避け、フラフラと横浜へ。
海を眺めたあと
赤レンガ倉庫へ
うん、こじゃれてるんだけどね。
根本的に男を相手にしていない。
海沿いを歩いていくと
工作船資料館?
工作船?
小学生が工作で船でも作るのか?
中に入ると
なんだ、このぼっこい船は!
マシンガン
ロケットランチャー
「ランボー、怒りの~」の世界観。
「もう全部ご覧になりましたか?」
係りの人が話しかけてくる。
「来たばかりです」
「これは北の工作船です」
「北朝鮮?」
「そうです。穴は銃撃戦の痕」
長々と説明してもらったが
要約すると
~北朝鮮が国ぐるみで、日本の暴力団に闇物資(覚せい剤、武器)を輸出。海上保安庁と銃撃戦。自爆して沈没。
それを引き上げたモノ。
ここにこの小型線が乗ってたんです。
「ボロいですが、ボルボ製のエンジンが3基積んであって、100キロ出ます」
ちょろっと見るつもりが1時間も立っていた。もう、どこにも行けないな。
出口に向かうと
「これは灯台の照明です。隣の大さん橋からコレがあった灯台が見えますよ」
じゃ~、行ってみましょ。
これかっ。
デッキで風に吹かれながら、北朝鮮を思う。
ろくでもない国だ。でもそこに住んでる人は・・・
大昔に、軍事政権下のビルマ(現ミャンマー)に行ったことがある。
経済制裁で物資がなく、まともな食事が取れず、栄養失調になって、倒れた。
そんな通りすがりの旅行者にわずかな食べ物を分けて、看病してくれた。
今でも感謝している。
北朝鮮、なんとか、ならぬのか。
さぁ、なんか食べて、帰ろう
中華街に行くも
すごい人。
人混み、嫌い。
1時間半で東京だ。我慢して、けえろう。
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド「沖縄ベイ・ブルース」 8thシングル from album "あゝブルース Vol.1" 1976年