「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

3)根源性と特定性と全体観

2019-03-25 12:37:00 | 日記

スポーツ選手とスポーツの種目と、更にスポーツという領域に対する見解等という局所性と構造と全体の連なりを浮かべるような発想が出現する。生活者として、多様な物事にお世話になり、欲求と需要を満たす観点と全体性を浮かべ、必要な物事の序列構成を起こし、それぞれの領域に対する価値観が起こる。 

各種創造力の源泉へと視線が伸びて、元々の根源性が何かを浮かべ、二次三次の創造事物に変換され、人々の手元に届く過程が整理される。パソコン等という物財は、電子機器を中枢性に持ち、プラスチック等の外観を整え、各種部材と組み立てを果たし一つの製品と纏まる。そもそもは自然環境から資源を採取し多様な技術を投じて、加工して人間の使い勝手の良き形に整え、製品化される。

このパソコンを用いる前段に、食品を食べる事に優先性が映り、米や魚肉や野菜という農産物や漁業物に、変わらぬ優先性の高い配置が起こり、エネルギー源の吸収から、二次三次の作業を産みだす根源性の認識が起こる。食料や住居、衣服という生活の基軸性の認識を備え、高次の生産事物の配置が起こり、根源性と基軸性と枝葉等という配置をもって需要と供給に対する優先性と体系が出現する。そして、スポーツ等という対象の特定と全体から映る性格が起こり、スポーツの内包性と外側の相関を浮かべ、スポーツ観等という概念と認識が生まれる。

根本的な生物物理性と感受性を産みだす身体性と精神性を含んだ生命観を基礎に備え、特定事物への評価感覚が起こり、有形無形の多様な事物の序列感を持ち、根源と特定と全体等という観点と相関を抱き、自己と外界を含む世界観が描かれる。こうした感覚や感性の体系が概念と出現し、長期的な生存と共存に及ぶ体系の集約と認識を齎せる。

直接的な部分性の現象と構造的因果性と全体的な広がりを産む。多くの生の存続と永続へ及ぶような全体や体系が引き出されて、部分への適正な評価に回る。この中で根源的な性質を壊すような特定現象への認識も現れる。それへの対処と予防の反応が生まれる。良好な根源性への認識が備わり、根源性の維持や向上に及ぶような特定や全体の構図が引き出される。根源性の悪性化要因と良性化要因などに整理される。

感覚や感性の直接的な現象と、ある程度纏まりを持つ概念に基づく感覚や感性の出現と比較を産む。短期的周期性と中期や長期等という観点や枠組みを持ち、体系観が備わる。体と感性と観念の整合性を意識し、あまりに抽象化した概念と身体や感性が遠ざかる様な状況に及ぶと、体系に歪性が起こり静態過多の動態不良等という動静が映り、根本性の不良という実感に及ぶ。体と頭と精神性の有機的な姿を根本性に持ち、全体性を引き出し、特定性を感じ取る体系に至る。

良いパワーが起こるような空疎性のビジョンへの好印象も否定されない。漫画や映画、芸術等という個性にも尊重心が生まれる。人間の根本性の良好性に回るような創造性にあって、各種特定性へのプラス心象が起こる。根本性と特定性の良好な因果性が伝わる創造にプラスの質感を産む。盗みや詐欺、略奪という心象が起こると、負の現象と認識される。

多くの人々に、プラスの心象や感覚を与えられた個別性や特定性という観点をもって、各種領域の固定概念に留まらぬゼロベースからの評価が出現する。特定領域観も違った性質の認識へ更新される。スポーツ観も全体から見て優先性の高まる配置へシフトされる。逆に、高い優先性にあるかの領域において、歪な現象と負を広げると、領域へ対する序列が下がり全体観が更新される。ゼロベースからの観点により、各種領域を伺い概念の変容が生まれる。社会空間や生態系の健全性と不健全性を観測し評価する観点が起こる。根本性がどこか歪化すると、不健全な評価感覚に外れ、プラス性のエネルギーの促進を停滞させる。


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