「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

新機軸の確立と運用

2019-02-12 19:44:15 | 日記

国家対国家の対立軸は旧来に比べ弱まり、大資本の民間事業者と非力な中小零細事業者や労働者との対立軸が強まり思想の抱き方や志向性に現れ、勢力的な纏まりによる争いが浮かび上がる。これが、国境を超えた経済取引が盛んに進む潮流の中で出現する大きな志向性の違いとなり各種個性の特徴が作られる。

 ・国家間の対立という旧来的な軸

・大資本と中小零細や労働者の対立

・金融グローバル事業者とローカルの地場産業

これらの対立について、根本的な尺度を浮かび上がらせ、適正化の算式を導き出す方法が進められる。いつの時代にも変わりづらい人間の良性を問い、万人的な同一感性の見解を高め、主体性の健全な姿を根本且つ普遍的な原理と表し、同一性の尺度の認識を広げ、各種対象との対面を図り基準概念からの過不足を映し、適正な制御性を果たす永続思想等という体系が起こされる。

物質依存性の強い体質の進行に対し、精神面の健全性を問い、行き過ぎた物質的合理性への制御を図る普遍的な観点をもって、人間の変わらぬ適正を求める文化政策等という創造力が高められる。財力、権力、技術力という各種力について、真に良好な外界への利益に連なる活用を求め、精神面の健全な主体性を遂げる根本的な基準と適用を果たすという適正化の軸が強調される。

物質的力による対抗を産む相対的な対立について、人間一般なる観点を掘り下げながら、適正化の基準概念を導出し、精神面と身体性の健全な姿を根源の基準を浮かべ、各種対象への測定尺度に挿入し、過不足の評価と適正化へ回す軌道が作られる。

旧来的な国家対国家の対立軸では、収拾のつかぬ複雑な構造が進む事に対し、適正化の基準概念を再考し、根源的な面からの基準尺度の形成と同一性を広げ、対立と調和と永続を見出す創造力が進められる。根源性と特定性と全体観という抽象性の静的体系化の概念をもって、生態系の永続に及ぶ体系の中味を構成し、特定現象に対する評価へ及び、基準へ及ぶ方法を投じる体系が起こされる。

「精神面と身体面の適正」等という根本的な観点から、あるべき主体性の健全な姿を問い、個々人や集団、地域や国家、国際社会等という対象へついての汎用的な尺度を浮かべ適用する構図が進められる。普遍的原理等という関心が高まり、単純物理の歪な秩序の進行について、根源的な面からの適正尺度を整え、変わらぬ人間の良性を求める創造の枠組みが強められる。

人間のあるべき同一性へ対する見解の厚みを遂げる事が求められる。普遍的原理等という形になって、時空を超えた基準を鮮明にさせ、時々の諸条件の変動と適正化の作為に回す面を含んだ普遍的な基準の形成と稼働を果たす事において、永続への軌道が作られる。適正な新機軸を整える働きが望まれる。個々人、集団、地域、国家等という各主体性に対して、根源的な面からの主体性の適正像を導出し、各種対象への同一観点と適用に回す作為により、人間の自律的な尺度と制御の動静に回る。 

静的

動的

普遍性

根源性と全体観

特定観

動静

根源性と特定性と全体観

 


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