AORプログレCitypop音楽ネタ&カーレース

不動産屋が趣味で書く音楽ネタ。AOR,プログレ、Citypopなど。カーレースねた。

渡辺岳夫さんって知ってますか?。

2011-12-26 15:40:08 | 日記

さて問題です。以下のキーワードに共通する事はなんでしょう?。

「巨人の星」、「アタックNo.1」、「天才バカボン」、「アルプスの少女ハイジ」、「キューテーハニー」、「キャンディ・キャンディ」、「機動戦士ガンダム」

ハイ、答えは懐かしのアニメですね。正解!

じゃ、面白くもなんとも無いですね。

これらに「白い巨塔」を加えてみましょう。”懐かしのアニメ”じゃなくなりました。

答えは主題歌の作曲者が同じ人=渡辺岳夫さんです。

ビックリして椅子から転げ落ちませんでしたか?。

え~分かったんですか!。業界の方ですか?”レコードコレクターズ”の愛読者ですか?。

ま~それはイイとして、アラサー、アラフォーの方々でこの事実に驚かない人は少ないかと思います。ウソではありませんよ。

因みにこんなCDありました。

ね、ホントでしょう。

最近発売されたのがコレ。

3枚組で、その内の1枚はDVDでアニメのオープニングが収録されております。

事実だけで、他に何も語らなくてもよい説得力がありますなぁ。

とりあえず、飲み会のネタにでもしてください。


2011レクイエム~去っていった方々

2011-12-26 11:20:01 | 日記

さてさて、今年も仕事納めになりまして、1年間皆様には大変お世話になりました。

今年も色々とありましたが、こうしてブログを書くことが出来る事自体ありがたいかなぁと。

で、恒例の去っていった方々を振り返りたいと思います。

1月にジェリー・ラファティさん、ミック・カーンさんが去って行きました。

ラファティさんはこちらで取り上げています。http://www.central-tp.com/blog_central-tp_1_id_39320.html

ミック・カーンさんは言わずと知れた”ジャパン”のベーシストですね。不思議な出で立ちと個性的なフレーズで印象深いです。ジャパン自体はそれほど好きカというとそうでもないんですが、このアルバムは好きですね。時代とすごくマッチしているかと思います。

1/4日に亡くなられました。(ラファティさんと同じ日です。)

2月はゲイリー・ムーアさんでした。コチラhttp://www.central-tp.com/blog_central-tp_1_id_25726.html

5月にコーネル・デュプリーさん。

セッション系ですが、参加アルバムは数知れず、で色々なアルバムでグルーヴィーなギターを聞かせて頂きました。

個人的代表作はやはりコレでしょう。

「軽音楽をあなたに」のテーマソングは当時のヒット歌謡曲より耳に馴染んでます。5月8日でした。

6月には本ブログで4月に取り上げたばかりの「Bryndle」にいたアンドリュー・ゴールドさんが亡くなってビックリでした。昨年に同バンドのケニー・エドワーズさんが亡くなっていたので、ファンは悲しい限りですね。アンドリューさんは、ソロでも「ロンリー・ボーイ」の大ヒットがありますが、リンダ・ロンシュタットさんや、カーリー・サイモンなどウエスコースト系のバックでも大活躍した方です。アルバムはもちろんコレですね。

6月3日でした。

7月がダン・ピークさん。「名前のない馬」、「金髪の髪の少女」などの大ヒットで知られる”アメリカ”のメンバーでした。(途中で脱退したので「風のマジック」の時は在籍しておりません。)

これ「金髪~」収録です。真ん中の方がダン・ピークさん。7月24日ですね。

8月はジョー山中さん。ご存知「ママ~ドゥ・ユ・リメンバー~母さん、僕の帽子・・・・」って事で、「人間の証明」のテーマソングを歌っていた方です。その昔、”フラワートラベリンバンド”と言う日本のロック史に残る世界進出を果たしたロックバンドの一員として活躍しておりました。コレですな。

8月7日でした。

同じく、日本のロック創世記を支えたバンドにゴールデンカップスと言うグループがおりまして・・・・と言うか「長い髪の少女」のヒット有名なGSと言った方が知られていますが、GSはレコード会社に作られた姿で、本来はクリームやジミヘンなどのアグレッシヴなブルースを本人達はやりたくて、その後本格的なロックバンドへ方向転換する。・・・エディ藩、ミッキー吉野など日本のロックシーンを飾るメンバーが参加していましたが、その内の一人が柳ジョージさんです。

レイニーウッド及び、ソロ諸作はその後のヒットで有名なのでこのブログではあえて取り上げる事もないかと思いまして、カップスのコレを紹介。

ここでは、柳ジョージさんはベースを弾いています。かれらのヒット曲は多々ありますが、ライヴでは一切その曲は演奏しなかったと言われてます。もちろん、このアルバムにも収録されておりません。英米のブルースロックナンバーのカバーがほとんどです。当時、これだけの曲をここまで演奏できるバンドは日本には他には居なかったんじゃないかと思います。

柳さんは10月10日に亡くなりました。

同じ10月には英国が誇るギタリストのバート・ヤンシュさんが亡くなっています。イギリスの伝統音楽のトラッドミュージックとロックを融合させたバンド”ペンタングル”での活躍が思い出されますが、あのジミー・ペイジが崇拝していた方と言った方が良いかもしれません。

色々ありますが、コレがオススメでしょうか。

10月5日でした。

ご冥福をお祈り致します。

では、また来年!。

 


女ロッド・スチュワート

2011-12-25 13:53:57 | 日記

女ロッド・スチュワート、スチワート、スチュアート、どれが正しいの?。

いきなりボケてしまいましたが、どれでも良いんですが、ここではスチュワートにしましょう。

稀代のヴォーカリスト、ロッドさんですが、その女版ってのが昔話題になった記憶があるんですが、最近買ったCDで”これぞ!”ってのが有りましたので、ご紹介。

ネットで探すと、ボニー・タイラー、キム・カーンズなんかがリストされていますが、だったら葛城ユキも当てはまるなぁ。

で、今回はブレンダ・パターソンさん。

アルバムはコレ。

はい、美人ですね。

先ほど名前が上がった方々と比べてはこの方に失礼ですね、ハイ。

歌を聴くと、「え?ホントにこの人ですか?」って聞きたくなります。と言うか、この人が目の前で歌っていたら「大丈夫ですか、オカシクなってませんか?」っておでこに手を当てて具合を確かめたくなります。

え~え~、人は見かけじゃないことぐらい、経験上わかってはおりますが、信じられまシェ~ん。

なんでもメンフィスのクラブで歌っているところをスカウトされたそうですが、ゴスペルで培った実力といかにもな声質で他の女ロッドを遥かに凌駕しているんではないでしょうか。

このアルバムの9曲目に「ステイ・ウィズ・ミー」にそっくりな曲があるので、それを聞いたらすぐに”女ロッド”って浮かびました、それくらい迫力あります。

バックもジム・ディッキンソン、ライ・クーダー、エド・グリーン、ウィルトン・フェルダーなど錚々たる面子が参加しており、全てにおいて申し分ない出来です。

曲はいわゆるアメリカ南部のスワンプロックです。その後、ブレンダさんはボブ・ディランのバックコーラスなどで活躍されます。

つくづく思うのは、黒人のブルーズやゴスペルなどで培われたアーティストにはかなわないと言うか、メンフィス行けば、イヌも歩けば棒に当たる如く、歩けばアマチュアスワンパーに当たるんじゃないかと、それくらい風土の違いを感じますわ。

クラプトンが南部のミュージシャンに憧れたのも分かる気がします。


♪クリスマスはどうするの~♪

2011-12-25 10:34:55 | 日記

はい、このタイトルが受けた方、「Mが来た」のファンですな。

たまには時事ネタも必要かと。

CD紹介のこのブログですが、私の事良くご存知の方は、おおよそこの手の音楽(クリスマスソング)とは無縁であろうと思うかと思います。ま~その通り(この手の音楽自体に興味がない、使う機会がない、いずれも当てはまります)なもんで困りました。

昨日は言うまでもなく”イヴ”っすからね、カミさんが食卓用意して、キャンドルだけの明かりで気分は盛り上がるってもんですが、音楽がない。ま~子供は小2と未就学児ですからBGMは関係ないんですが、な~んか自分的に無いと物足りない。

そこでふと浮かんだのが”SHAI”ってグループ。黒人男性コーラスでソウルって言うか、クワイエットストーム系(ま~90年代流行ったアレですな。・・・・ま~この手のジャンルもあまり興味無いんですが、試聴して買ったのかな。)でちょっとシリアスな雰囲気もあり、とりあえず似合うかもって事で書棚もといCD棚にブツを探しに。

因みにコレですな。

で、探したけど見つからない。リスト落ちか~(今後聞かない可能性の高いCDを人に上げたりオクる事)。

で、ふと目についたのがコレ。

これはとてもイイアルバムなんですが、ま~今回のBGMにはどうか。サックスとピアノのデュオですし、JAZZで雰囲気は良いんですが、聴き入ってしまうと言うか、BGMには申し訳ない内容なモンで。

がしかし、JAZZとな!、でピラめきました。

これこれ、コレがあ~るじゃ、あ~りませんか。

ジャケ小さくてすみません。(写真が無いのよね~珍しいモンでね~。)

チェット・ベイカーって言えばJAZZでは大御所さんですが、トランペッターなのに一番売れたアルバムが歌物(本人が歌ってます。)って言いう事で知られたアーティストです。(逆に言うと”歌”でもイケる。)そのベイカーさんのクリスマスアルバムがコレ。

コレ、チェット・ベイカーFANでも知らないかもしれません。1986年に録音されたアルバムですが、数あるベイカーさんのアルバムの中で埋もれている、ま~よっぽどのマニアでないと手を出さないレベルかも知れません。

で、なんで持ってるの?って事ですが、レコ店でかかってたんですね~。担当者の方と親しかったんで、内容を伺って買ったかと。レア物には弱いしね~。

おかげさまで場が締まったと言うか、とてもいい感じで一人満足気でした。コーディネートは”こうでねぇと”とか誰も聞かないバカジョークを飛ばすほどのゴキゲンだったかな。

来年、機会があったら皆さん、是非使ってください。

 

 


ダヒーチー~70年代後半ソウルの歌姫

2011-12-01 11:11:29 | 日記

「ニューAOR」って言葉に惹かれて試聴した上で買っちゃいました。

近年、ここまで70年代後半の音に近い新作を聞いたことはありません。(単に知らないだけかも・・・ははっ)

何度も書いておりますが、自分の好みの音が70年代って事でして、そのころ発表されたレコードに病的なほど執着している自分なもんで、洋楽でも新作には興味ありませんよ~と。とは言え、ネット通販サイトで、「こんなんありまっせ~」なんて宣伝されて試聴するハメになってね~ポチっとな。

コレですな。

タイトルが「ヴィクター・デイヴィス、プレゼンツ、ダヒーチー」

つまりヴィクター・デイヴィスさんが紹介するよって事で、ヴィクター・デイヴィスさんってのが誰なんじゃいと。で、調べたら「クラブ・シーンにおいてもっとも評価の高いヴォーカリスト/コンポーザーの一人、でラテン、ブラジリアン、ジャズ、 ファンク、フォーク、ソウルなど様々なサウンドが有機的に混ざり合い、心地よい「歌」を作り上げていて、ゆるやかなグルーヴのアコースティック・ナンバーから、フロア向けのディスコ・ナンバー、そしてストリングスをフィーチャーした壮大な曲まで、その位相は多彩な広がりを見せる」人らしい。(以上どっかのHPより抜粋)

言うなればサウンドはヴィクターさんが作っているのかな?。と言うのはまさに上記内容そのものでして、ラテンの気あり、ブラジリアンの気あり、ジャズの気ありと、まるでAORじゃあ~りませんか。ですが、個人的な印象だと70年代のニューソウル、ソウル色強いディスコかと思います。いや~しかしヴィクターさん病的に70年代お好きなんでしょうなぁ。笑っちゃうくらいよくご存知と言うか、理解されておりますな。素晴らしいです。見た目は若いんですが、90年代初頭に音楽出版社と契約とありますので、年齢40代前半くらいでしょうか。ダヒーチーさんは20代でしょうが、なるほどサウンドクリエイターは世代が近いんで納得かも。

で、ここからが裏本題です。お気づきかもしれませんが、価格1800円です。新品ですよ。国内盤ですよ(輸入盤にシュリンクのみ国内の仕様でもありません。)。いや~嬉しい限りではあ~りませんか。と喜んでばかりはいられません。

なんで他のCDは2300円だの音質重視なCDは3000円もするんですか?。輸入盤だと安い場合は1000円前後です。(あえて内容には言及しませんが、→)アホらしくて国内盤買いたくないですよね。JAZZとかだと東芝さん(もといEMIさん)が999円シリーズをだしたりしております。内容も素晴らしくて999円ですよ。いや~嬉しい限りじゃあ~りません・・・・ってまた言ってしもた。では何で他のCDは内容が○○の上に3000円もするの!。食べ物とか電気機器だとか値下げ努力してるのと比べると・・・・どうなんでしょうか?。(再販制度のせいですかぁ~?)。音楽の値段に言及するより”良い音楽”を作ることが使命なのもなんとなく分かりますけど、なんとなく誰か上の方の人たちのお腹がいっぱいになるようなシステムが硬直に出来上がっているような、気のせいかそんな感じします。

たぶん、従来の業界体制だとなんとなくそんな誰か様の為のお布施をファンは払う事を強制されていて、そこにお金が行かないようにしないと値段は下がらないんでしょう。

そこでですね。

例えばスポーツ選手とか大企業がスポンサーになっていますよね。人を感動させることにおいてミュージシャンも変わらないと考えるとミュージシャンを大企業がバックアップするってのは如何でしょう。もちろんタイアップということでCFにそのミュージシャンの曲を使えばバックアップになりますが、楽曲使用料なりCDや配信の売り上げは、ハイ広告代理店に¥、所属事務所に¥、てな感じでミュージシャンに対してどれくらいバックアップされるんでしょうか。

それでですね、バックアップするミュージシャンを雇って、音源制作のスタジオミュージシャンに¥、レコーディングのスタジオ代に¥、ミュージシャンの給料に¥とか。で、自社のCFの音楽に起用すれば曲良ければ売れますし、音楽番組のスポンサーだったら出演させることもバッチリOK。いや、この際、TVに出ると”しがらむ”からGREEEENみたいに出ない。今、若者向けの情報発信はネットだから。で、製作した音源をバックアップした大企業が発売する。

昔みたいにレコード会社ごと買うと別の意味でコストかかりますから、ミュージシャンを買うと言うか、ネットの時代ですから”個”に特化するのが時代なりかと。

配信にかかる費用、CDのプレス代、管理費などは売価コストに乗っけるとしても販売価格はうんと下げられると考えるんですが、如何でしょう。

既に売れているミュージシャンを引き抜いても良いかと思います。

とは言え、ダヒーチーも輸入盤もEMIのJAZZもこの内容でこの値段だから、自分にとっては何も変わらなくて、問題ないか(笑)。