AORプログレCitypop音楽ネタ&カーレース

不動産屋が趣味で書く音楽ネタ。AOR,プログレ、Citypopなど。カーレースねた。

冬に思い出す広瀬香美

2013-01-27 12:56:26 | 日記

まあ~皆さん同じかと思うんですが、(トイレの神様なんてのもありましたが)「ロマンスの神様」ってのがバカ売れしたのが、1993年ころだったかな。

当時、サッポロにいまして”耳タコ”でしたね~。

実はデビュー当時から知っておりまして(「ロマンスの~」収録のアルバムは3枚目ですが)デビュー作から初期3枚は持ってます。

2nd、3rdは捨て曲なしの名盤だと今でも思っていますが、最近は聴いておりません。

思い出したのは、年末のドラマ「JIN-仁-」の再放送と、NHK-BS時代劇「火怨・北の英雄・アテルイ伝」に大沢たかおが出てきて、あ~そう言えばと。

個人的ベスト・ソングは「二人のBirthday」(ロマンスの前のシングル)でしょうか。

これ持っている人は少ないだろうなぁ。

アルバムは勿論「ロマンスの~」収録のコレだから

皆さんご承知でしょうが、シングルはレアだなぁ。

オマケにヴァージョンが違う。自分はシングル・ヴァージョンが好きです。アレンジが鷺巣詩郎さんなんですよね。そんなトコロも◎。

http://nicoviewer.net/sm8271844  ・・・コレはアルバム・ヴァージョンです。

アルバム、リマスターしないんですかね。

広瀬香美さんというと、膨大な数の楽曲提供がありまして、歌手というより作曲家を言ったほうが実情に合うかと思います。かの森川美穂にもシングル曲提供しているんですよ。(実は、会って話したことがあるんですが、失礼なことに”森川大好き発言”をしてしまいました。それを聞いた香美さんは「こないだ森川さんに曲書きましたよ~(当シングル発売前の事です。)」とお答え下さりました。良い人です。)

(最近、オーディオいじってまして)

チェックで聴いてみるか。

(これ、褒め言葉ですよ。チェックで聴くというのは、大好きで”耳タコ”でないと判断出来ないってことですから。)

 


レイチェル・レイチェル~本場のガールポップ(死語?)

2013-01-25 10:43:45 | 日記

まあ~、ガールポップなんて言葉は既に死語の世界かもしれませんが、90年代は美里を始め、プリプリとか一世風靡してたんですけどねぇ。プリプリは再結成で紅白で元気なお姿を拝見させていただきましたが、言葉は死んでもアーティストは死なずってことでしょうか。

ご紹介のこの人達は結構ハードなサウンドなんでShow-Yaも想起させるんですが、Show-Yaもガールポップにくくられることもあったし、見た目はねぇ、ほらアメリカのガールポップっぽいもんで。

ん~ガールポップというより、ビバリーヒルズ青春白書に出てきそうな、お金持ちでお上品なお嬢様って感じですな。

基本中身の無い”見た目”アーティストに対しては虫酸が走るほど嫌悪しているんですが、なんか”見た目”が違うと”音”も違って聴こえるなぁ~なんて思ってしまったりしています。けっして中身が無いわけじゃないんですが、より良く聴こえる。なんか「コーラスもひたすら綺麗だなぁ~」、「メロ美しいなぁ~」てな具合。

中身と言いましたが、ここで紹介するだけのクオリティは保証します。日本のガールポップ連中と比べるのは失礼なくらいお上手です。(失礼しました。)

ナントですね、カンサスの「伝承」をカバーしております。あのムサイ男連中の「伝承」を結構忠実にコピーしておりますが、いや~見た目で印象全く違います。

http://www.youtube.com/watch?v=LHvm1xmk5lc

この曲をカバーしたことで、彼女たちへの印象がぐっと良くなったのは事実ですが、アルバム全体でも聴きこむとなるほどよく出来ています。まあ~ダン・ハフとかバックアップしていますし、外さないですよねぇ。

今活動していないのかなぁ。Show-Yaも演っているんだし(このお姉さま方は凄すぎです。)、ガールポップブームが復活して再結成させて日本でライヴして欲しいなぁ。・・・・・あ~でも見た目・・・・・どうなんだろう。ハート位なら全然OKなんですけど。


ASIA憤慨のDVD

2013-01-24 10:21:01 | 日記

え~何度か本ブログに登場しているASIAのこのアルバム。

つい先日まで1988年頃発売のワーナーForeverYoungシリーズのCDを大事に持っていましたが、昨年末に

エイジア(詠時感~時へのロマン)~30周年記念プレミアムBOX【初回限定生産500セット/2DVD+CD+LP+Tシャツ/日本語字幕付】

ってのが発売されまして無事引退することに。多分森川美穂、難波弘之に並んで百回を優に超える皿回しになったかと思います。それだけお世話になったアルバムなので、上記「30周年記念プレミアムBOX」に対しては、モノ申して、ファンの方々に内容をお伝えすべきではないかと。それが私に課せられた使命ではないかと・・・・なんか選挙演説みたいだな。

はい、それではご静聴の程よろしくです。

まず、CDですが音良いです、ボーナスで「RideEasy」入ってます。コレは褒められる。今だにamasonで最も売れているCDは1987年発売のCDであることが基本的な事実なんですが、それだけにコレまでリマスターが世間の常識で、とっくに引退しているはずの1987CDが未だ現役であることは、元々音が良い事があるんですが、(それでかも知れないが、)リマスターへの取り組みが手抜きだったかと。で、今回の30’sは一応納得のレベルかと思いました。

それからTシャツ。さすがに50歳近くなってこのTシャツを着るのはどうかと思いますが、ファンにとっては嬉しいです。部屋に飾っても良いか(基本的にそれだけファンです。)

さて問題のDVD。これ2枚ありまして、1枚はドキュメンタリーです。当時物のTVを録画したレベルだと思って下さい。ですので、当時のTV映像と割り切ればなんの問題もありません。それどころか、スタッフショットなので、メンバーの素な姿が見れるし、ライヴ映像はソデの真横から撮っているので、ブートでは見れないアングルに「おおっ!」とはなります。言われるほど悪くありません。コレはコレで良しです。

さてさて、お次はLP。コレは可もなく不可もなく。強いて言えば、100%ピュアLPを入れて欲しかったんですが、100%ピュアLPだけで¥5,800もしますから無理でしょう。でも例えばジャケ写のピクチュアーカラー仕様とか出来なかったかなぁ。次に問題視するDVDなんか付けるんだから。と思ってしまいます。まあ~でもCDと音の比較が出来るのは楽しみであります。

さてそれではお待ちかねの”問題DVD”ですな。

amazonを始めとして悪現雑言跋扈しているDVDです。

例えば「ブートでもこんな酷いDVD見たことないです。例えるなら、温度を測るサーモグラフィの映像のような感じです。」

なるほど、なるほど。うまいこと言うなぁ。これまで多くの海賊版DVDを見てきた私ですが、ここまでぼやけて遠い映像は初めてです。距離固定で、少しも寄る場面ありません。ず~~~っと東京ドームの外野席中段位から見たセカンド辺りの選手レベルの大きさでさらにソフトフォーカスが強くかかっている感じです。確かにジョン・ウエットンの脱退直前ライヴってのは大変貴重なのは分かります。しかしこの映像を売るってのは自爆ですわ。会社のイメージダウンってことがスタッフ分かんないのかな。まして、amazonの否定レヴューを削除するように工作したり、褒めるレヴューを多く載せたり、仕業があからさまで困ったものです。非を認めているのか知りませんが、発売価格¥9,800が発売日からamazonでは¥6,700円ですよ。”問題DVD”除いても割安だと思うんですが、如何でしょう。さらにですよ、解説文に”映像は良くないが、音はオフィシャル級で、同ツアーのライヴCD「ライヴ・イン・マサチューセッツ 1983.08.19 」より音が良い”って書いてあるんですよ。ホントに聴き比べたんか?。普通はBD>DVD>CDって順番が音質の基本ですよ。なのにDVDのくせに上記CDに負けとる。(個人的にはこの点が最も腹立たしい。)

個人的には”要らん”まで言いませんが、初回購入プレゼントとか、もっと30’sアニバーサリーを汚さない方法あったんと違いますか?。

・・・・とは言うものの、こころの中では「おおっ!これがジョン最後のライヴなんだぁ~」と想像力をフル発揮で見入ってしまいました。マニアの性ですなぁ。しかし、コレ本物なのかなぁ。こういう売り方されると疑ってしまいますなぁ。騙すならもっとちゃんとファンを騙してほしい。




アレッシー ゴー・オールナイト

2013-01-18 10:56:30 | 日記

アレッシーって覚えていますか?。80’sファン、AORファンの方々は「あ~いたなぁ」って感じでしょうか。ま~自分もそんなくちですが、最近ちょっとした発見がありまして・・・・。

またまたレトロなアナログレコードの話で申し訳ないんですが、お付き合いの程を。

レコードってプレスの段階によって音が違うんですが、何言っているか解りますか。所謂ビニールをスタンパーで溝を作るんですが、プレス工程を重ねることによってスタンパーが摩擦で減るんですね。で、そのスタンパーがこりゃダメだってなったら新しいのと交換するわけです。って事で、新しいスタンパーでプレスしたレコードと、”もうダメだ”に近い状態でプレスしたレコードでは音が違います、って事ですね。つまり、新しいスタンパーでプレスしたレコードの方が音がいい。

なに細かいこと言ってんだ、と言われそうですが、コレが結構違うんですよ。

で、おうちに2枚同じレコードが合った場合、(よっぽど好きな無人島レコードで、無い限り)どちらか1枚は売っぱらうわけですね。(なんで2枚有るかというと、間違って2枚買っちゃったんだよ。うっかり。)

で、基本音の悪い方を売るでしょう。そこで聴き比べるわけですよ。何枚も(うっかりが多いもんで・笑)やってますが、ほぼ優劣つきますよ。

で、で、先日の聴き比べがアレッシーだったわけですな。

コレ。

で、普通はA面の1曲めで比べるんですが、たまに聴き比べに時間を要すような曲だと2曲めで比べなくてB面1曲めにします。理由は2曲めの頭に針を落とすのが、難しいから(たいした理由じゃないですが・笑。だったらひっくり返す方が面倒じゃないかって。)。

なんで、このアルバムの1曲めが時間かかるかというと、「ギムサムラヴィン」(あの超有名曲:スペンサー・デイヴィス・グループの1967年の大ヒットで、その後のカバー曲は大多数に及びます。作曲&歌はスティーヴ・ウインウッドです。)のカバーが1曲めでイントロはベースのみで数小節進行するもんで。

で、B面なんですが、聴いて驚いたのは曲が違う。ええー!!ってビックリしてクレジット確認したら確かに違う。実は1枚は国内盤だったんですが、国内盤1曲多い。で、で、よく国内盤の帯を見たら1曲多いそのB面1曲めがナント!アルバムタイトルナンバーじゃあ~りませんか。

えっと~写真で確認しましょうね。

これ、輸入盤レーベル。

国内盤。

帯。

ってな訳ですが、英題は「Wards&Music」で同じです。

理由は簡単ですが、「ゴー・オールナイト」いい曲です。日本ではシングルカットまでされてます。何故本国米盤では収録なかったのか、その辺はネットで調べようとしましたが、な~んも出て来ません。

もう一度言いますが、ゴー・オールナイトいい曲です。

http://www.youtube.com/watch?v=EAVeVy2TFaw

予想するにアルバム全体としてみると雰囲気がちょっと違うのかなと。

CFタイアップとかして、巷に流したら売れたんでしょうなぁ。宣伝ミスだろうなぁ。

たぶんアレッシーと言えば

コレですよね。普通。

ここまで来るのに、苦節アルバム4枚費やしていますよ。レーベルもA&Mから(クインシー・ジョーンズの)Qwestレコードに移籍して、かのクリストファー・クロスにプロデュースをお願いしてコレです。時代がまさにAOR全盛期ですから。まあ~それまでは見た目で売ろうとして失敗というか、音でも行けるだろうと欲を出したのが中途半端な結果と言うか。それとアメリカよりイギリスで売れた(見た目か?)らしく、「ギムサムラヴィン」とか収録したんだろうけど、それもどうかって感じですよね。で、日本ではAOR路線を狙い「ゴー・オールナイト」で勝負だったんだろけど、宣伝は勝負しなかったんだろうなぁ。ネルソンとかアレだけ売れたんだから可能性はあったかと思うんですけどねぇ。

隠れた名曲ですな。こんな形で発見するとは。(発見でもないか、帯にあんなに大きく書かれていてねぇ。英題が「Wards&Music」っても知っていたのにねぇ。)

それでですね、国内盤は見本盤で間違いなくプレス新しいはずなんですが、僅かながら輸入盤に軍配が上がりました。って事でどちらも売りには出しません。

因みにゴー・オールナイトはこの「Wards&Music」の国内盤CDには未収録です。

がこんなベスト(国内盤)にこっそり収録されています。


アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティヴァル

2013-01-14 14:54:30 | 日記

アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティヴァルと言うタイトルのDVDがシリーズで3タイトルありまして。正月休みに見ました。

なんでいきなりコレなのかと言いますと、TSUTAYAがやっているネット宅配のレンタルCD,DVDのお店でディスカスってのがありまして、月に8枚固定レンタル契約すると、8枚借りた後は旧作DVDが無料で借り放題なんですね。(借り放題と言っても発送返送に3日はかかるので、マックス16枚ぐらいでしょうか。

で、そこでミュージック物を色々と借りるわけですな。

で、コレ。

全て映像はモノクロですが、絵も音も予想以上に良かったです。と言うか、音イイです。TV収録なんでしょうけれど、イイ音で録ってくれたんだなぁと思います。アメリカンフォークブルースフェスティバルと言いましてもフォークが付いているからといって、ボブ・ディランとかは出てきません。単に”歌もの”をフォークと呼んでいただけのことかと思います。つまり、ブルースてんこ盛り。演奏者は黒い人ばかりです。

いや~コレが素晴らしい。正直ブルースナメてました。スミマセンm(_ _)m。

まず、楽器の演奏能力が皆さんずば抜けて高いです。メロディのクオリティも高いレヴェルにあります。

ブルースと言うとズッズ、チャッチャって感じのスローシャッフルのビートに乗ってシャガレ声で延々とマイナーメロディの歌が続くだけの印象が強かったですが、基本フォーマットはソレだとして、多彩なヴァリエーションがあって飽きませんでした。で、特に強調したいのが、あれ?これってBeatles? Zeppelin? Purple? ってな感じで元ネタの雨アラレ。さらにはロックに留まらずポップス方面もアレコレ、しまいにはこのフレーズは小田さんのオフコースのあの間奏部分じゃあ~りませんか。

ブルース恐るべしですわ。

ポピュラー・ミュージックの多くがこれだけ影響を受けていて、ソレを良いなぁと聞いている自分が居るわけで、ブルースさまさまじゃないですか。

実はこんなCD持ってまして、もっとちゃんと聴かにゃあアカンですな。

トコロで、先月発売の愛読誌レコードコレクターズ1月号

の特集記事でニッポンのギタリスト名鑑ってのがあって、ライターのKさんが特集の締めくくりにこんな事書いてました。

 

「・・・J-POPのニューカマーにおける洋楽の影響は目に見えて衰えた。そして近年は毒にも薬にもならない新人ばかり増え、いつのまにか消えている。育成能力もそのキャパシティもない今の邦楽がK-POPに駆逐されていくのは、ある意味、当然のことではないか。」

なるほどねぇ~納得だなぁ。ホントそうだよねぇ。個人的にはほぼ2000年以降ほとんど気になる邦楽ないなぁ(かと言ってK-POPにしてもしかりですが。)今後も期待できないんだな、ってことは。(期待もしてないけど。)