AORプログレCitypop音楽ネタ&カーレース

不動産屋が趣味で書く音楽ネタ。AOR,プログレ、Citypopなど。カーレースねた。

Tuomoトゥオモ・・・・現代のスティーヴィー・ワンダーか?

2012-02-26 14:10:21 | 日記

フィンランドの方だそうです。色の黒い人じゃないそうです。驚きですねぇ~。

2007年発売なモンではや5年も経ってますが、個人的には5年前なんて超最近ですわ。(仙人状態ですな。いかに新譜に疎いか。まるで山ん中・情報離れ小島・にいる”仙人”みたいだと言う意味、または年取って記憶力が衰えて数年の記憶が混濁で、ある意味数年前の事が最近のように思える”仙人”状態のこと)

トゥオモでした。あるAOR評論家が褒めていたので購入。Amazonでも大絶賛です。

やはり70年代のソウル~ニューソウルを強く感じさせる素晴らしい出来です。この方は”若い”ので先日紹介のダヒーチーに比べると最近の雰囲気も混ざっていて新鮮な感じがします。ジャミロクワイが出てきた時は、こりゃースティーヴィー・ワンダーのパクリじゃあ~りませんか、と思いましたが、この方もスティーヴィー・ワンダーっぽい評価がされておりますが、そこまでアクが強くないように思います。時折あれ、スティーヴィー?ってトコありますけどね。

元々はJAZZバンドでピアノ弾いて欧州の音楽祭とかで最優秀賞取った実力者だとか。作曲と歌がこれだけのモノですからそこはスティーヴィーって感じですな。

ダヒーチーの時にも思いましたが、音が凄くイイんですね。いくら70年代録音の物をリマスターしましたと言ってもやはり当時の録音だなぁと言うことを感じるくらい最近のこの70年代を強く感じさせる”新作”には録音技術も”新作”であることを思わずにはいられません。

 


イアン・デューリー・・・びっくりファンクな名曲

2012-02-24 11:51:49 | 日記

5枚組CDセット1,281円如何ですか?とまたまた廉価盤の話ですが、え~え~80年代を買いましたが、もちろん70年代も買いましたよ、コレですな。

で、車通勤で1枚目を聴きましたが、ツボハマな曲が出てきて拍手~パチパチパチ、流石70年代ですな。素晴らしい。

で、誰なんじゃいとクレジット見てビックリ。イアン・デューリーさんじゃあ、あ~りませんか。いわゆるパブ・ロックと言われるジャンルで存在は知ってはいましたが、聴くのは初めて。パブ・ロックってご存知ですか?。ニック・ロウ、Dr.フィールグッドらが代表なんですが、定義が「イギリスのパブ(飲み屋)で演奏されて流行っている音楽」・・・・これじゃあ、中身分かりません。イギリスのパブに行ったこと無いと分からないって事なんでしょうが、個人的なこれまでのイメージだとデヴィッド・ボウイなんかのグラム・ロック・・・・これも知らない人にとっては何g?なんて発送なんでしょうが・笑・・・・をより荒っぽくしたような、そんな感じでした。そもそもグラム・ロック自体もジャンル的には、どんな音楽か言葉にはし難いモンだし、それほど興味あるジャンルでは無かったから当然パブ・ロックには反応しない自分でした。

いや~食わず嫌いはイカンですなぁ。

イアン・デューリーさん初の全英No.1ヒットの「Hit Me With Your Rhythm Stick」って曲なんですが、メロウ・ファンクですよ。どこがグラム・ロックなんじゃい?って感じですが、この曲は必聴ですな。確かに歌い方はちょっとグラム・ロックのボウイを思わせるトコもあったりもしますが、イントロから耳が5倍くらいにはなります。

凡百のファンク、ディスコ、ソウルがぶっ飛びますね。刻み16ビートに涙チョチョギレのクールなリフ!。これはナイトフライトに匹敵しますな。も~~~~カッコイイ!。至福の3分40秒です。歌メロは正直ラップみたいだし、取り上げる内容ではないのですが、ギターやサックスのソロがとにかくクールでカッコイイ。カーステで娘の迎えの際に聞きまくっていたら「パパがカッコイイってこの曲大好き~」だって。いや~やっぱり70年代は深いですな。この曲がNo.1になるイギリスのチャートは素晴らしい。流石ビートルズ、クイーン、ツェッペリン、クラプトン、ジェフ・ベック、パープルらを排出するだけのことはあります。

因みにこの曲の作曲に関わったメンバーのチャズ・ジャンケルさんは後にクインシー・ジョーンズの大ヒット「愛のコリーダ」を作曲します。

で、イアン・デューリーさんですが、聴かずにいたのはこのアルバム・ジャケットが?なせいもあります。

有名なベスト・・・因みに「HitMe~」はオリジナルアルバム未収録・・らしいです。

男前なイアン・デューリーさんはコチラ。

肩が凝り性なんですかね。

さてさて、話は戻って5枚組CD70年代物ですが、この1枚目のディスクでは色々と発見が。

まづ、1曲目がノーランズの「ダンシング・シスター」ですわ。日本のオリコンで洋楽のシングルが1位を獲得したのは数年ぶりと言われた”奇跡”を起こした日本でも超有名曲ですが、オリコン1位を記録したのは1980年の9月。って事で本国イギリスでヒットしたのは70年代。まあこれは普通考えれば分かること。

「I Lost My Heart to a Starship Trooper」って曲が収録されていまして、いわゆるディスコナンバー、当時流行ったスペース(宇宙)モノ映画音楽をモチーフとした(例えばミーコの”スター・ウォーズ”とか)曲で取り立ててどうのこうではないのですが、歌っている方がサラ・ブライトマン。かのトヨタの高級車のCMなどで「TimeToSayGoodBye」とか歌って一世風靡したあの人かと。調べましたよ、同じだそうです。

80年代にマンハッタン・トランスファーが「ボーイ・フロム・ニューヨーク・シティ」って曲を全米で大ヒットさせましたが、このCDにはDartsと言う方々のヴァージョンが収録されております。もちろん原曲は60年代のドゥーワップですが、アレンジがマントラとほぼ同じなので、マントラはこのDartsヴァージョンをお手本にしたのではないかと。

同じディスクには「ロングトレインランニン」(ドゥービー)、「ダンス☓3」(シック)、「宇宙のファンタジー」(EW&F)、「恋の片道切符」(Eruption)、「幸せの黄色いリボン」(ドーン)、「イエローリバー」(クリスティー)など収録されていて、選曲はめちゃくちゃですが、楽しめました。流石70年代は深いってことですな。


鈴木雅之のラブイズオーバーを聞いて

2012-02-16 11:03:25 | 日記

え~昨年録画してしばらくホッテおいた番組を見まして発見してしまいました。

番組はNHKの「SONGS」~鈴木雅之さん特集でした。この番組は年末にその年のオンエアからよりすぐりの回を集中して再放送してましてユーミンやら聖子ちゃんやら久保田利伸なんかをまとめて録画したんですけどね、最後になって見たのが鈴木雅之さんですが、正直この回が最も面白かったですね。鈴木さんおしゃべりも大変お上手で、音楽に対する造詣も大変深い。他の方の場合は自分の過去のヒット曲を必ず歌うんですが、鈴木さんのこの回は昨年出したアルバムからですが、全て他人のヒット曲でした。このアルバムのコンセプト自体が鈴木雅之さんが過去感銘を受けた曲を自ら歌う・・・・というか新たな命を吹き込むというか・・・。で、その選曲に対する思いがアレンジやヴォーカルに反映された素晴らしいアルバムかと思います。・・・・・まだ、アルバムは聞いていないのですが、この番組を見ての感想です。

で、その内の一曲がラブ・イズ・オーバーでした。まぁ~言うまでもない名曲ですが、鈴木雅之さんが歌うとどうなのか期待は大きくもちろん期待通りの歌いっぷりでした。素晴らしい。

で、まあ、それだけでも”ネタ”ではあったわけですが、今回の本題はココからです。

ロッド・スチュワートの「セイリング」ってしってますか?。知ってますよねぇ~もちろん。いい曲ですよねぇ~。”アイ・アム・セイ~リング”って歌ってみて下さい。そんでもって”ラヴ・イズ・オ~ヴァ~~~”って歌ってみて下さい。

ハイ、分かりましたか。パクパクって感じですね。

な~~~~んで気が付かなかったかなぁ。どちらも名曲中の名曲だからリスペクトして”そんな事ないだろう”なんて先入観あったんだろうなぁ。

今回気がついたのは、鈴木雅之ヴァージョンのイントロのアレンジにありました。エレキギターが情感たっぷりに歌の出だしの”ラヴ・イズ・オ~ヴァ~”のところのメロをイントロでなぞるんですが、そこがホレ、「セイリング」しちゃってるわけですがな。原曲はそこんトコロ分からないように上手くアレンジしてるんですなぁ~。

「セイリング」はコレね。


120曲6枚組CD1,130円如何でしょうか。1曲10円以下ですな。

2012-02-13 11:57:54 | 日記

最近、Amazonサーフィンで見つけたんですけどね、コレ。

Amazonで1,129円ですわ。まぁ~学生の頃とかお金ない時はコレだけ安くても全曲吟味して悩んで買うんでしょうけど、時間が無い大人はとりあえず試しにポチットな。で、通勤途中にカーステで聞いて「こんなん入っているんだァ」と楽しむわけですな。

配信に対抗した訳ではないんでしょうけど、クラシックとかではもう10年前くらいから100曲どうのこうのってCDは出ていたかと思います。(理由は楽曲の印税がフリー・・・・確か50年だとか経つとフリーだったような?。あくまで法律上の話なんで国によって基準が違う。)

で、最近はJAZZとかでもそうですが、オリジナルアルバム5枚で2,000円とか色々昔の音源は安く手に入るようになりました。

コレ1,726円

コレ8枚組で1,211円

いずれも輸入盤ですが、内容はともかく国内盤の値段ってなんなの?って思いませんか?。

まぁ~言っても意味無いですけどねぇ。

さてさて、本題は最初の80年代120曲スーパーベストですな。収録曲を見るまでもなく想像付くのは120曲すべてがスーパーヒット曲は有り得ない。理由としては、発売元の版権の問題で収録できない曲、アメリカ、日本、イギリスほかでヒット曲が違う、編集者は多分オタクな人なわけでマニアックな選曲に走りやすい等。

ですんで、コレ6枚組で80年代はOKって思ったら大間違い。と言うか、結構マニアックな選曲でマニアは楽しめます。例えば「エノラ・ゲイの悲劇」(オーケストラル・マヌーヴァーズ・インザ・ダーク)とか。EMI系なのでイギリスのミュージシャンばっかりです。因みに誰でも知ってそうな大ヒットは「君は完璧さ」(カルチャークラブ)、「夢見るNo.1」(ブロンディ)、「ハングリーライクザウルフ」(デュランデュラン)、「ネバーエンディングストーリー」(リマール)、「サムライクイットホット」(パワーステーション)、「エヴリータイムユーゴーアウエイ」(ポール・ヤング)、「トゥルー」(スパンダー・バレー)くらいでしょうか。

こちらはSony系なので

「ロザーナ」(TOTO)や「ゴーストバスターズ」(レイ・パーカーJr.)、「フットルース」(ケニー・ロギンズ)、「マンイーター」(ホール&オーツ)、「ガールライクユー」(フォリナー)、「ジェシーズ・ガール」(リック・スプリングフィールド)、「テイク・オン・ミー」(a~ha)など収録。ワーナー系も入ってますな。ただ、何故かロザーナのイントロのドラムがカットされている(シングル・ヴァージョン?)

 


MUSICA 音のおもてなし

2012-02-11 10:56:30 | 日記

久しぶりの音楽番組ネタです。

BS11で「MUSICA 音のおもてなし」ってのが放映されてます。

ホストは小原礼さんと尾崎亜美さん夫妻です。(お二人がご夫婦であることは、この番組で知りました。)夫婦でホストってのも珍しいかと思いますが、日本の音楽シーンを語るのに不可欠なお二人ですからゲストも色々と興味深い方が多く、話もとても面白いです。

とは言え、BSのチャンネルでもマイナーなBS11(すみません)ですからご存じの方いらっしゃるんでしょうか?。

で、自分はこの番組を昨年知ったのですが、開始から3周年だそうで、小原礼さんの還暦祝いも兼ねて昨年12月に豪勢なゲストを迎えてのライブが渋谷でありまして、先日その模様がオンエアされました。

まぁ~今時の若い方には誰?なんでしょうけど、ムッシュかまやつさん、大貫妙子さん、Charさん、奥田民生さん、南こうせつさん、等々。

で、その放映をみて、これは凄い!と思ったのが鈴木茂さんと言うか、バンドワゴンって言った方がしっくりくるかな。Keyに佐藤準さん、Dr.に林立夫さん、もちろんべースは小原礼さん。

まぁ~揃いも揃って還暦前後な方々ですが、いんや~素晴らしい。さすがに当時のキレは無いですが、雰囲気バッチリと言うか、そのまんまの音に超感動。「砂の女」って曲を演ったんですが、この人達じゃないとこんなサウンドは出ないだろうなぁと。キーを下げないでヴォーカルはちょっと苦しかったんですが、本気度が伝わってきて好印象。

アルバムはコレですな。

細野晴臣さんとか、年をとっても素晴らしいこの頃のミュージシャンってホント凄いっす。

この日の演奏では無いですが、小原礼さんゲスト(時にホストがゲスト化する。奥田民生さんホスト代役)の時に奥田民生&尾崎亜美で演った「月ひとしずく」(小泉今日子さんのシングル、作曲:井上陽水奥田民生)もとってもグーでした。