AORプログレCitypop音楽ネタ&カーレース

不動産屋が趣味で書く音楽ネタ。AOR,プログレ、Citypopなど。カーレースねた。

インストRock如何でしょうか

2012-04-27 10:19:15 | 日記

居ましたね~コージーさん。こんなに大きくジャケに載っけて頂いて有難いですねぇ。思わず拝んじゃいました。

"greatest instrumenntal tracks"と書いてありますが、分かりましたか?。簡単に言うと"歌なしロック”ですな。

さてさて、それのどこが面白いの?と言われると身も蓋も無いですが、なんとなく面白かったかな、ウンウン(個人的感想)。

まぁ~ご存知通り、コージー・パウエルさんがジャケットにデカデカ・・・CDだとそうでもないか・・・写っているわけですから、買いますよね。普通に。

先日のブログでコージーのヒットシングルはしょうもないけど”売れた”って事を書きましたが、2匹目のドジョウも居たぞと、ソレがこのCDに入っているんですねぇ。(曲名:ManInBlack)ちょっと高かったけど、国内盤の中古買いましたよ。ほとんどが知らないアーティストだし、あえて”インストロック”を演っている背景など解説で分かるとこのブログも書きやすいなぁと。そしたら、あ~た(貴方)解説はあったものの、どこにも曲のことに関して書いちゃあいない。残念。

時間があったら調べるかもしれませんが、今回は一聴した感想ってコトで。

まず、ドラムがドコドコウルサイ(個人的には好印象って事です。コージーに限ったことではありません。)。ウルサイ具合が、ちょっと昔のJAZZっぽい。例えばフランキー堺さんとか、ジョージ川口さんとか。よくよく考えてみると、ロックでJAZZの影響を受けるとしたらドラムだけだなぁと思います。BassにしたってウッドベースがJAZZでは基本ですから。やっぱりロックするにはドラムが肝ってコトね。

やはりメロディアスですね。結構良い曲入ってます。

意外にベンチャーズに陥らない。ベンチャーズは1曲入っていますが、なんとなくインストロックと言えば”ベンチャーズ”だと思いませんか。結局、”陥らない”のはそれだけベンチャーズの個性が際立っているのと、このコンピの選者のセンスかと思います。

かのBeatlesも1曲入っています。聞けばすぐ分かるんですが、意外でしたねぇ。

と結構聴き処多いんですが、しょっちゅう聞きたいかというと、う~ん。


松原正樹HumarhythmV-Beyond the boundaries-

2012-04-21 12:51:05 | 日記

今更って事でもないんですが、松原さんいいっすね。

特にこのアルバム、各方面で絶賛だとか・・・・想像です。(笑)

2008年発売なもんで、知っている人にとっては今更・さらさら感ありありかと思いますが、仙人状態なモンで、4年経っても”最近”なのさ・・・ほっといて下さい。はいはい、Amazonでもマーケプレイスでしか手に入りませんよ。しかし本人のサイト経由で買えるみたいですよ。

ジャケこれです。

良い感じですな。

さてさて、言うまでもなく”ユーミン”を始めとして日本の音楽シーンを支えてきた松原さんだけあってキャリア、センス共に他の追随を許さない素晴らしいミュージシャンかと思いますが、なんでもこのアルバムはデビュー30周年記念だそうで、そりゃあ気合が入っていたんでしょうなぁ、非の打ち所ありません。皆無、全くなし。

まづ、バックミュージシャンが凄い。曲が良い。ハイ終わり・・・・ってだけじゃあ~りません。適材適所、配置とアレンジが絶妙。

つまりですね、凄腕ミュージシャンも使い方次第ってことですよ。その実力をいかんなく発揮できる場所を用意する。用意できる”腕”も必要ってことですな。曲も良ければ”聴かせどころ”の配置もキマっていると。つまりアレンジね。もう、ハッキリ言って”設計”ですよ。組立とも言いますが、松原さんの頭の中にはキッチりとした”青写真”が出来ていて具現するのに”設計図”を起して現場(ミュージシャン)にしっかりと仕事してもらう。AORですなぁ~。例えば、スティーリー・ダンとか、アラン・パーソンズ・プロジェクト。AOR系ライターの方々が異口同音同じ事おっしゃっておりますが、AORはプロダクションが大事だと。つまり、上に書いたことがきっちりできているかどうか。耳馴染みの良いAORですが、実はかなり練られた”設計”の下、狂いなく作り上げられたポップスであるって事ですね。

で、今回特に注目したいのが、ヴォーカリストも曲によって変えているんです。佐藤竹善さんでしょう、根本要さんでしょう。コレまたハマる曲を歌わせてるんだなぁ。

そうかぁ、それもありだなぁ。と感心しきりですよ。数あるAORの中でも、これだけ”お上手な歌い手”を豪勢に使っているアルバムを他に知りません。ギターだとか鍵盤だとかは、アレンジ上使い分けるのは当たり前ですが、ヴォーカルを変えるってのは、なんか贅沢な感じしませんか。まあ、ギタリストのソロアルバムなんで、そうなんでしょうけど、例えば、エアプレイにしてもヴォーカルは一人だしねぇ。まあAORと言えば”シンガーソングライター”的な側面もあるもんで、同じアルバムでヴォーカルが違うってもの考えにくいのかもしれませんが、今後海外のアーティストもヴォーカリストを豪盛に使ったアルバムを制作してもらいたいモンです。

正直自分の好みに直球ストライクど真ん中ですわ。やっぱ、最近のミュージシャンには”ピン”とこないよねぇ。

 


知らずにいた名曲の名アーティストのカバーソング

2012-04-06 10:26:01 | 日記

またまた100曲CDネタですみません。

100曲もあると色々とネタがあるもんで、便利です。

で、今回はカバーソングです。

歌手、演奏者の方々からすると、やはり音楽好きですから、他人のイイ曲とか”リスペクト”して自分でライブで演奏したり、アルバムにレコーディングしたりするのは自然なことかと思いますが、リスナーからするとウエルカムなのかどうか、どうなんでしょう。

まあ、好きなミュージシャンが好きなんだから”しょうがないか”と許せるかと思うんですが、アーティスト本人の意思と言うよりはデレクターやプロデューサーなど周りの人たちに”そそのかされた”場合は”許せん”、”要らん”ってトコロでしょうか。

さてさて、今回聞いて思ったことから書いてしまいましたが、対象となるのが以下2曲です。

まずはコレから。

今回はDISCOですな。ディスコのオムニバスとなると昔から”いっぱい”ありますから新鮮味ないですが、100曲となると迫力が違います。また、フロアで盛り上がるように選曲されているのが普通ですが、コレはあくまで”ヒッツ”なモンで、シングルヒットが前提となりまして、巷に溢れるオムニバスとは雰囲気違います。

で、「あれ?」とミミピクがドゥービー・ブラザーズの「ホワット・ア・フール・ビリーブス」(邦題:ある愚か者の場合)のカバー。どっかで聞いたことある歌声だなぁとクレジット見るとアレサ・フランクリン。なるほどね。で、それがどうした。これまた、名曲+稀代のシンガー、鉄壁のバック(TOTO)ときて”それがどうした”。まあ~悪くはないですよ。でもコレだけの才能使って「コレかぁ」ですよ。当時流行りのAORシーンを考えてウケ線狙い見え見えで、没個性で面白くもなんとも無い。AORの面白さ、良さを全く解っていない。曲も良いしアーティストの知名度も半端ないから売れたと思いますよ。でもAORファンをナメちゃいけません。

アルバムはコレね。

TOTO参加してて、「ホワット・ア・フール・ビリーブス」使っているにもかかわらずAOR系のガイド本から無視されている現実が何たるかを物語っています。

次はコレ。

ハイ、またまた登場のRock編ですが、前回紹介のモノとは違います。ってことは、合わせて200曲!ですわ。

で、今回の曲は「シーズノットゼア」です。まあ~カバーも多いんですが、今回は”驚き”のSANTANAです。あの哀愁のヨーロッパと言うか言うまでもなく”あの”サンタナです。

アルバムはコレね。

当時、年一(毎年アルバムが出る)ペースでボリュームのある(2枚組以上)アルバムを出していた絶好調のサンタナの数ある名作の中でもマニアに評価の高いアルバムです。もう、Rockと言うジャンルではくくれないサンタナワールド全開って感じですが、「シーズノットゼア」はここからのシングカットでした。

ラテンロックって言うとどうも”薬”のイメージが強く、フラワームーブメント終わっても”ラリって”いる感じですが・・・90年代に「トライヴ・オブ・ジプシーズ」ってラテンロックバンドが出てきましたが、来日の際もラリっていたらしい・・・・そんな雰囲気が「シーズノットゼア」の暗い感じと合わさるとまるで”ドアーズ”って感じです。コレはコレで強烈なインパクトで流石だなぁ~と言わずにはおれません。

かの「ブラック・マジック・ウーマン」も元はフリートウッド・マックの曲・・・マックもアメリカでブレイクしましたが、英国ミュージシャン・・・ですし、サンタナは英国好きなんだなぁと。

「Aretha」のアルバムはTOTO参加でも”なんかのついでに”買うかもしれませんが、「MoonFlower」は”買い”ですな。