9月末にもかかわらず真夏日が続いて暑いですね。
先週久しぶりにカジュアルな御茶事に伺いました。
【3献と薄茶2種の飲み比べ】
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◻︎向付
◻︎炊合せ
◻︎飯と香の物
お酒 2種
薄茶2種
干菓子 3種
所要時間は約2時間。
真夏の様な暑さの中の御茶事。
ご趣向豊かなおもてなしに新たな発見があり、お正客様とご亭主様とのやりとりにも多くのことを学ばせて頂きました。
猛暑続きで疲れた身体と心に沁み入る忘れがたい一会となりました。
ご亭主様とお嬢様に
お心づくしのおもてなしに感謝申し上げます。
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この日の装い
一重秋色色無地に秋草を織りなした綴れの帯で。
(色無地は洗える着物でこの時期に重宝しています)
後半は
先週週月曜、火曜に開催された研究会の様子。
(昭和女子大にて)
今回は大変珍しい点茶盤の科目でした。
時は明治5年(1872年)
京都博覧会
「都をどり」を披露するその一角に、裏千家11代玄々斎(1810〜1877)が発表した点茶盤。
炭手前、濃茶、薄茶のお点前ができる。
発表当初は賛否両論あった立礼だが、時代の変遷と共に受け入れられ今では他流派も考案し用いられる。
創意工夫は受け継がれ進化しながら現代の茶がある。
固定観念にとらわれず柔軟な発想で茶道と向き合ってこれからも精進したいと思います。
参考資料、写真
「裏千家の四季」 淡交社
裏千家茶道 点前教本8 立礼 淡交社