やっぱり、と皆が言い

痛む首をなでながら出勤すると

再び同僚たちが変な顔でわたしを見る…

やっぱり3階にはモニター音が響いている。

それに2日前とNさんの顔もかなり違ってる。

仕事に入って1時間もしないうちにアラーム音に変わり、

間もなくNさんは病院へ運ばれていった。

「ぶるぅさんが来るのを待ってたんだよ」

と、わたしにいったのはいつもそういう場面に一緒になるナースのAさん。

彼女は遅番で、ちょうど急変したのはわたし達の勤務時間が重なるわずかな間。

「いやぁ、Aさんが帰る前にって事ですよ」

結局わたしとAさんが一緒にいる時間だったわけね。

凹むけど、

いつも当たる人は、その人たちに選ばれてるんだよと

そう言ってくれた人もいて、そう思っていこうと思いなおした。

Nさんはここで働きだした時から知っている利用者さんだもの、

送れて良かったんだって。

そう考えると少し落ち着くね…




　　　　　　よろしくですm(__)m