高橋裕之のシネマ感goo

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坂厚人初監督作 映画「虹のかけら」3月14日(金)から兵庫公開

2025-03-06 22:46:21 | シネマ(邦画)
©︎2022「虹のかけら」製作委員会
 
坂厚人初監督作
映画「虹のかけら」
 
<あらすじ>
認知症を患う母・佳代子と共に
人生を歩む娘・芽衣。
家族の大黒柱でもある父親は、
六年前に逝去した。
認知症が原因で、
徐々に変わり果てていく
母と過ごす彼女には、
友達も恋人もいない。
彼女の人生は、孤独と疲労の渦の中。
夜間徘徊も目立って来た
母を養うために芽衣は、
否応無く夜の世界に身を置いていた。
芽衣にとって、心を許せる相手は極わずか。
そんな彼女には、
昔から母に対する心の凝りを抱えていた。
芽衣は、母親が認知症を患うまで、
向き合えなかったある過去と
面前に対峙しようとするのだが…
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
認知症を扱った
自主的映画だが、しっかりした作品だった。
過度な演出はなく
ごく自然体の展開だった。
篠埼雅美さんの
表情演技が印象的でした。
主人公・芽衣の
夜の世界の部分が
あまり重く描かれてなく良かった。
認知症の母が中心ではなく
芽衣自身の
物語だったかもしれない。
認知症を取り扱った作品は
最近は明るめの作品が多かったが
本作は久しぶりの正統派?なのか?
後半は、暗い重い展開だった。
でもラスト15分で
感動的な展開に・・・
観終わった後に
「良かった」と思う作品。
 
 
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映画『劇場版モノノ怪 唐傘』火鼠公開前3月8日(金) 特別上映

2025-03-06 22:08:50 | 2024年関西公開作
 
映画『劇場版モノノ怪 唐傘』
 
(HP)
 
(予告編)
 
 
<あらすじ>
大奥とは、男子禁制の“女の園”であり、
重要な官僚機構でもある特別な場所。
この地に、新人女中のアサ(黒沢ともよ)と
カメ(悠木碧)が足を踏み入れる。
キャリアアップを図る才色兼備のアサ、
憧れの大奥に居場所を求めるカメ。
正反対の二人は初日から、
集団に染まるための“儀式”に参加させられる。
御年寄の歌山(小山茉美)は、
大奥の繁栄と永続を第一に考え
女中たちをまとめあげるが、
無表情な顔の裏に何かを隠している。
そんな中、少しずつ、彼女たちを覆っていく“何か”。
ついに決定的な悲劇が起こり、
薬売り(神谷浩史)はモノノ怪を追って
大奥の中心まで進むが、
モノノ怪を斬り祓うことができる退魔の剣は
「形」「真」「理」の三様が揃わなければ、
封印を解き抜くことが叶わない。
薬売りが大奥に隠された恐ろしくも切ない真実に触れるとき、
退魔と救済の儀が始まる──。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
キャラクターを確認の候
 
シネスコサイズで
見応えのある作品。
 
テレビではなく映画向きやね。
 
和風で懐かしさもある。
 
「大奥」が基盤で
話は面白い。
 
この世界に魅入ってしまう。
 
“アサ”の出世が早い。
 
物語全体にスピード感がある。
 
しつけなのか?いじめなのか?
 
この映画好きです~
 
この「大奥」に秘密があった。
 
終盤にかけて
迫力のある動きの多い展開の
描写で楽しませてくれます。
 
幻想的な世界が広がる。
 
エンドロールもGOOD!
 
 
 
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