シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

野澤和之監督 ドキュメンタリー映画 「新渡戸の夢 学ぶことは生きる証」大阪8月31日(土)公開

2024-08-28 08:32:07 | 2024年関西公開作
©2024年 新渡戸の夢製作委員会
遠友夜学校創立 130 周年記念作
野澤和之監督
ドキュメンタリー映画
「新渡戸の夢 学ぶことは生きる証」
<概要>
「遠友夜学校」に込めた新渡戸稲造の想いは、
現在どう継承されているのだろうか?
その答えを探るドキュメンタリーの旅が始まる。
「遠友夜学校」の卒業生は誰も生存していない現在、
その痕跡を求めて卒業生の子供たちに出会い、
父母から聞かされていた
「遠友夜学校」の生活を彼らが語り始める。
北海道大学にはボランティアサークルとして
市民講座「平成遠友夜学校」が開設さ
れ札幌市民に門戸を開いている。
また1990年に「札幌遠友塾自主夜間中学」が創設され、
遠友夜学校の精神を今に受け継いでいる。
教育を受けることができなかった人たちが、
学ぶことで自己を取り戻し、
夢や希望を叶えている姿が美しい。
学ぶことが生きる証と喜びになっている。
東京では、子供たちに新渡戸の精神を伝える
「こども武士道」の教室が開かれ、1
30年前に創られた小さな夜学校の教育が
現代に蘇っているかのようだ。
今をどう生きればいいのか?
映画には、そのヒントが散りばめられている。
<高橋裕之のシネマ感>
資料館で上映されている様な作品だが
観やすい映画になっている。
新渡戸の声をされている
杉山由安の語りが
すっと入ってくるので
興味がわく。
BGMも心地よい。
「新渡戸稲造」について
「遠友夜学校」の想いも
紹介されていく。
「新渡戸稲造」の考えには
共感することが多い。
在りし日の「遠友夜学校」が
紹介される。
♪校歌♪への想いも。
「新渡戸稲造」の御言葉も
心に響くのが多い。
「札幌遠友夜自主夜間中学」(遠友塾)の様子も
「遠友夜学校」の概念を引き継いでいる。
誰もが教育を受ける”学ぶ場”
現代の教育は?
明るさが
より一層、強く感じる。
計算の箇所で
自然に暗算を学んでいるね。
大事なのは共に生きる。
励ましがキーポイント。
"大切なのは実践”(学問より実行)
この映画の内容は
生活する中での
行動、発言、考え方に役に立つ。
がんの処方箋に繋がる~
明るいエンディングでした!
※上映情報※
大阪 シアターセブン 8/31( 土 ) ~ 9/13( 金 )
函館 シネマアイリス 9/20( 金 ) ~ 9/26( 木)
群馬 前橋シネマハウス 9/21( 土 ) ~ 10/11( 金 )
今作ではインタビューが出来なかったので
過去作いインタビュー音源
シネマ・インタビューノート・アーカイブ
 「野澤和之監督インタビュー」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドキュメンタリー映画 「トノ... | トップ | デジタルレストア 新訳日本語... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2024年関西公開作」カテゴリの最新記事