破格のドキュメンタリー映画「どうすればよかったか?」藤野知明監督・淺野由美子プロデューサーリアルインタビュー
(C)Speranza Film AS 2023
九条シネヌーヴォX11月23日(土)公開
<3週間上映>
人間哲学ドキュメンタリー映画
「SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース」
2023年製作/94分/G/ノルウェー
原題:Fedrelandet
配給:トランスフォーマー
(HP)
https://www.transformer.co.jp/m/songofearth/
(予告編)
https://youtu.be/iTy8_Ie9O80?si=I5SIATOElgH1H5Gn
<あらすじ>
ノルウェーの人里離れた渓谷「オルデダーレン」。
厳しくも美しい自然に囲まれた場所に、
年老いた父母が生きている。
成長し、作家となった娘が二人の姿を
カメラに留めようとすると、
84 歳となった父親はこの国で最も美しい渓谷と
呼ばれる場所を案内しながら、彼の人生と最愛の妻、
そして何世代も自然と共に生きてきた人々の
暮らしについて静かに語りはじめるのだった。
<高橋裕之のシネマ感>
セルフファミリードキュメンタリー
プロローグから
いきなりシネスコサイズで
美しい映像が映し出される。
イッキにノルウェーの
渓谷への旅に出かけた気分に・・・
・春の音
自然が奏でる音は
音楽のように聴こえる。
多分、始まって10分ぐらいで
映画に癒されている自分に
気付くはず。
久しぶりのヒーリングムービー
・夏の音
登場するのは自然と父、母、
それは両親の愛の物語でもある。
心地よい歌声も
空撮?ドローン撮影?が素晴らしい。
・秋の音
自然も秋色になる。
・冬の音
あっという間に冬
四季のしめくくり。
やはり渓谷には
氷や雪が似合う。
超大作映画に匹敵する
迫力とスケールのある
ドキュメンタリー映画でした。
第 96 回アカデミー賞®長編国際映画賞
ノルウェー代表作と言うのが納得。
映画館のスクリーンで
自然を堪能してください。
2024/11/22(金)〜11/28(木)
連日 18:10-(20:15終)
2024/11/15(金)〜11/28(木)
11/15(金)〜11/21(木)11:50-(14:05終)
11/22(金)〜11/28(木)9:55-(12:10終)
(C)2024 Universal Studios
塚口サンサン劇場11月15日(金)公開
映画「アビゲイル」
(HP・予告編他)
https://www.universalpictures.jp/micro/abigail
(あらすじ)
大富豪の娘で12歳のバレリーナを誘拐した犯罪グループ。
5,000万ドルの身代金を 手に入れるため、
残された仕事は郊外の豪邸で
少女の身柄を一晩監視するだけ。
だがこの少女の正体、
実はバレリーナ・ヴァンパイア(踊る吸血鬼)。
監禁されたのは人質ではなく誘拐犯だった。
誰が何のために?
返り討ちにあった彼らは、
24時間のサバイバルに耐えられるのか?
<高橋裕之のシネマ感>
吸血鬼映画である。
今風な作品だが
ユニバーサルモンスターズの
伝統を守っているのが素晴らしい。
バレリーナを誘拐し
監禁する犯罪グループは6名
お互い知らないが
皆、お金の為に我を隠している。
「スクリーム」シリーズを守った
「スクリーム(2022)」
「スクリーム6」の
マット・ベティネッリ=
オルピン&タイラー・ジレット監督なんで
やはり誰が生き残るのか?も見所。
そしてヴァンパイアの少女との闘いは?
話が進むにつれて
予想外の展開になる。
忘れていたことが
「えー」と言う状態で現れ
その後も「そうなるか」と
思わされながら
見事に外される。
血の量が多い作品だが
驚かすだけの映画ではない。
良く出来た作品
是非、劇場で御覧ください。
いつの時代も
ヴァンパイアは
ヴァンパイアである。
©五⼗嵐⼤/幻冬舎
©2024「ぼくが⽣きてる、ふたつの世界」製作委員会
11月8日(金)~21日(木)
塚口サンサン劇場
宝塚シネピピアにて公開
映画
「ぼくが⽣きてる、ふたつの世界」
2024年製作/105分/G/日本
配給:ギャガ
(HP)
https://gaga.ne.jp/FutatsunoSekai/
(バリアフリー音声ガイド版予告編)
https://youtu.be/saNmCuAB6BI?si=ciIxwLiVJ-yZBdL4
(バリアフリー日本語字幕版予告編)
https://youtu.be/38IMvZenbZs?si=9Tmb5CptLQ8_1U9B
<あらすじ>
これは、きこえない⺟と、
きこえる息⼦が織りなす物語。
宮城県の⼩さな港町、
⽿のきこえない両親のもとで
愛情を受けて育った五⼗嵐⼤。
幼い頃から⺟の“通訳”をすることも
“ふつう”の楽しい⽇常だった。
しかし次第に、周りから特別視されることに⼾惑い、
苛⽴ち、⺟の明るさすら疎ましくなる。
⼼を持て余したまま20歳になり、
逃げるように東京へ旅⽴つが・・・。
*コーダ(CODA)
Children of Deaf Adults
きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の⼦供
<高橋裕之のシネマ感>
冒頭は無音から。
息子“大”の人生が始まる~
“大”の成長日記が。
色んな部分で
生活の知恵が伺えられる。
まだ子供心では
理解できないことが多々あるね。
上映時間30分から
吉沢亮が登場。
まずは中学生時代から~
介護問題も描いている。
辛いやり取りもある。
そして20歳に。
更に東京へ・・・
やはり身についていることを
強みにするのが良いね。
でも接し方に難しさもある。
両親の問題ではなく
”大”自身にも問題がある。
終盤15分
8 年ぶりに帰郷したその⽇からの
エピソードは胸を打つ。
五十嵐大に繋がる
たまらないラストです。
元々、吉沢亮は演技派だからなあと
またまた確信した。
一つの家族の物語
考え深いものがありました。
©五⼗嵐⼤/幻冬舎
©2024「ぼくが⽣きてる、ふたつの世界」製作委員会