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(C)35 Films Parks
瑚海みどり監督作
映画「99%、いつも曇り」
<あらすじ>
母親の一周忌で叔父に言われた
「子供はもう作らないのか」の
一言に大きく揺れる楠木一葉(45)。
生理も来なくなって子供は作れないと
言い放つ一葉の目には、夫の大地(50)が
子供を欲しがっている姿が映る。
流産した経験もあり
子作りに前向きになれない一葉は、
自分がアスペルガー傾向にあることに
悩みを持っていた。
養子を取ることを薦められるも、
次第にズレていく一葉と大地。
<高橋裕之のシネマ感>
題名からすると若者向きか・
と思われがちだが大人の映画である。
アスペルガーも特性
言い換えれば”お転婆”なだけ。
楠木一葉は陽気で
楽しい女性だと思う。
全ては周りの気の持ちよう。
時に真剣に時にコミカルな
展開な作品だった。
夫婦愛を描いており
ひどい?人達も色々現れるな~
劇中に多数のテーマがあり
感心させられる。
発達障害、就職、高年齢出産、
里親、流産、
夫の大地の職場での事とか。
その状況の人しか
わからない感情もあるけど。
色々考えさせられながらも
重たくなりすぎず
意外と軽やか爽やかな
良い作品でした。
観終わって
カレー食べながら
語りたくなったりも?
これからも二人は
幸せに暮らしていくのを
応援したくなる。
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