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映画「ガレキとラジオ」を鑑賞しました。(個人的見解)

2021-03-11 08:29:00 | シネマ(邦画)
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実は昨日、
このタイミングで
映画「ガレキとラジオ」を
鑑賞させていただきました。
本来の”ドキュメンタリー”の
枠は曖昧になっていると思いますが。

<↓ウィキペディアより抜粋↓>
フィクションとノンフィクションの境界は
曖昧なものとなり、
全体としてはドキュメンタリーは以前ほど
「真実」と近しいものとしては受け入れられなくなりつつある。
近年では、ブレア・ウィッチ・プロジェクトなどに始まる
ドキュメンタリータッチのフィクション映画
(いわゆるモキュメンタリー映画)も増加しつつあり、
フィクションとノンフィクションの境界はさらに変化しつつある。

この作品は”問題のシーン”がメインではないのが救い
”問題のシーン”で感動を与えようとはしてないし
ごく普通のシーンも”編集”により
”演出性”を高めているかもしれません。
その他のシーンの方で感動を与えてくれます。

題名の”ラジオ”が「FMみなさん」であり
題名の”ガレキ”が、「リスナー」であり
この二つ”ガレキ”と”ラジオ”を結びつけるのには
”演出性”を高める必要があったのではないでしょうか?

報道の中から↓
映画は2013年春から秋まで全国25館で公開され、
その後も市民らの自主上映会が50カ所以上で続く。
女性は映画が評判になるにつれて罪悪感を覚えるようになり、
「映画を見た人に申し訳ない」と話しているという。

※今回の報道で更に評判になったと思うのですが・・・

今回の騒動の件では
製作者側にも問題があり
批判されても仕方ないと思うが
”報道”する方、”書き込み”する方が
この作品を鑑賞しているのなら
”報道”の仕方も、”書き込み”の表現も
変わっていたと思う。

この映画の現在の寄付金総額が
1669862円であることを
誰も”報道”して、誰も”書き込み”して
”批判”しないのが、疑問。

日本アカデミー賞の週だから話題に?
東日本大震災から
まもなく3年の1週間前を切ったから?
映画の初公開からは約1年ですが?

あくまでも個人的な意見です。

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