Bokutoh ICU Blog

墨東病院集中治療科の日々の活動を広めていきます

ローテーターの声 #9

2024-01-04 23:23:45 | 日記

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

年末年始はずっと体調を崩しており、ろくに動けなかった飯塚です。

さて年も変わり当科の雰囲気も刷新されましたが、12月のローテーターからの声を届けさせて頂きます。

まずは1ヶ月ローテしてくれた久山先生からです。


J2久山です。集中治療科の先生方には、BTCCS(Bokutoh Critical Care Seminar)の際などにお世話になっていましたが、非常に教育的で、基礎的なことから最先端なことまで親切丁寧に教えてくれるという評判もあり、そんな先生方のもとで実際の診療を通して学びたいと思い、1ヶ月間選択させていただきました。

実際にローテーションしてみると、先生方の凄みを感じる毎日でした。挙げる鑑別疾患の多さ、その所見からなんでそこまでわかるんだというAssessmentの深さ、正解のない場面での状況を整理して少しでもよい方向性へ導く判断力。それでいてわからないことだらけの研修医にも教えようとしてくれる親切さ。“もっとこの科で学びたい”と感じることは他の科でも多かったですが、集中治療科ローテを終わった今はその思いが最も強いかもしれません。

労働環境の良さも感じました。職場の雰囲気としては、医師だけでなく看護師さんや薬剤師さんなど多職種の方々にもウェルカムな雰囲気があり、親切にご対応いただき、大変お世話になりました。労働時間の観点では、集中治療というハードな分野にも関わらず、時間外労働をほぼしなくてもまわるような勤務体制ができており、ホワイトな現場だと感じました。(そんな中で勝手に残って色々みたり質問したりしてすみません。。)

来年度は外科・救急シニアとして、また選択しようと考えております。集中治療をやっていく上で、1ヶ月は全然足りなかったので、もっともっともっともっと学ばせていただきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。


久山先生は将来acute care surgeonを目指しており、来年度より当院の救急&外科のコンバインプログラムに進む希望の星の1人です。

留学経験を活かした英語力も光り、スペックの高さをフェローたちに見せつけてくれました。

月末の症例発表では吸気努力に伴う肺障害(P-SILI)についてまとめてくれましたが、提供した論文を次々と簡単に咀嚼してしまうので指導医としても立場がありませんでした笑。

そんなハイスペックな彼の一番の良いところは、謙虚に学びの姿勢を崩さないところでしょう。

勤務後にも積極的に声をかけてくれて、働き方改革の推進に力を入れている当科フェローもつい雑談で帰りが遅くなることもありました。あくまで雑談です、勤務ではありません。

来年度は救急シニアとして再度ローテ予定とのことで、さらにパワーアップした姿で戻ってきてくれることが今から楽しみです。

久山先生、1ヶ月間お疲れ様でした!



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