ボリビア カミナンド記

ジャコウアゲハが飛んだ

今朝、「畑」の友だちからジャコウアゲハが羽化したよー!と電話がかかってきた。
もうどこかへ飛んでいったかもしれないけど・・・というので畑に急いだ。
かごを覗くと一頭が羽根をかすかに動かしながらとまっている!


羽根を広げるとどんな模様が現われるのかとちょっとワクワク。
あとで聞くとこれはオスだそうだ。
幼虫の段階でこの虫かごに入れられていたので、ここでさなぎになり、今朝、羽化した。
ジャコウアゲハは幼虫の時、えさの「馬の鈴草」の葉っぱがなくなると(馬の鈴草しか食べない)近くにいる仲間の幼虫をえさ代わりに食べて大きくなる。残酷ですねーー。

なぜ仲間を食べるかというと、馬の鈴草しか食べられないのに馬の鈴草が少ないということもあるし、ジャコウアゲハの幼虫は臭くて鳥たちが食べに来ない、つまり天敵がいないから、自ら自然淘汰するために仲間を食べる。

ちなみにモンシロチョウなど一般的な蝶は幼虫の段階で85%くらいが天敵に食べられてしまうそうだ。


ふと、近くを見るとなんともう1頭が飛んでいる! 
黒い羽根がなかなか美しい。これもオス。
聞けば今朝は4頭のジャコウアゲハが羽化したそうだ。
そのうち2頭が見られたので、ラッキーかな・・・


今朝はほかにこんなアゲハチョウも飛んでいた。


夏の朝の散歩はなかなか楽しいものです!
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