迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[沖縄にて]その48・「ヤンバルクイナの鳴き声は聞けましたかあ?」

2006年10月20日 | 旅する。
10月20日

辺土名に戻る村営バスは、昨日と同じ運転手さんだった。

「今日もよろしくお願いします!」
と乗り込んだら、小さなミカンをみっつくれた。

「昨晩はヤンバルクイナの鳴き声聞けましたかあ?」

残念ながら、まったく気づかなかった。

その後、辺戸岬で車を止めて、降りて撮影させてくれた。

戻る時にやっと気づいた。バスの後部にはかわいいヤンバルクイナのイラストが描いてあった。




[沖縄にて]その42・「左の席の方が、海がきれいですよ」

2006年10月20日 | 旅する。
10月19日

名護から辺土名(へんどな)へ。

そこで、村営バスに乗り換えて、終点の奥へと向かう。

沖縄本島北端、バスの終点の集落の名前が「奥」というのである。

これは行かない訳にはいかない。

バスは真新しいマイクロバスだった。

「荷物は、他の席に置いていいですよ。左の席の方が、海がきれいですよ」

運転手さんは、けっこう世話好きらしい。



[沖縄にて]その41・「ご飯、足りましたか?」

2006年10月20日 | 旅する。
10月19日

名護バスターミナルの食堂で、カツ丼を頼んだ。

沖縄のカツ丼は、大量のご飯の上に大量の肉野菜炒めが載り、その上に普通サイズのトンカツ卵とじが鎮座している。

そういう事前の知識はあったのだ。

しかし、丼ものなら普通は3分以内に食べきるはずのに、10分以上を要してしまった。

カツの下の肉野菜炒めの層が、予想以上に厚く、大苦戦。

オキナワ恐るべし。

しかも、丼をカウンターに返す時に、おばちゃんは
「ご飯、足りましたか?」
と、心配そうに聞いてきたのだった。