迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

あけまして沖縄[その6]豆乳キムチ鍋にクビ肉ベーコン

2008年01月24日 | 旅する。
1月24日

遅いお昼をとりに沖縄そば博物館へ行ったら、3店ほどが撤退していた。ここも景気はあんまり振るわないようである。

市場から桜坂にかけて散歩する。

月光荘に戻ったら、「豆乳キムチ鍋」の支度が始まっていた。

日本酒まで用意されていて、大阪のパブの店長ノブ君と京都造形大の久高島スクーリングに来たさおピョンも巻き込んで、温まる鍋を囲む。

鍋の決め手は沖縄ならではのクビ肉ベーコンである。

最後は洗い物当番を決めるジャンケンで最後の3人から奇跡の脱出に成功する。このジャンケンは、実に会心の勝負だった……って、今日はいったいどんな1日だったのだ?

あけまして沖縄[その5]花が咲き実をつけて

2008年01月24日 | 旅する。
1月24日

本来の那覇の1日はこんな風に過ごすはずだった。

朝は宇良商店で弁当を買ってしっかり食べ、公園で三線の練習をし、月光荘に戻ってメールチェックしたり、旅ノートを書いたり。

昼は沖縄そば博物館で全店舗制覇をめざし、その後桜坂劇場で映画を見たり、高良レコード店でCDを試聴したり、市場を冷やかしたり。

もちろん、ちんだみ工芸で毎日三線の稽古をして、珈琲屋台ひばり屋でカプチーノを楽しみ、日が暮れたら夕ご飯の思案をする。

夜にはライブに出掛けるか、コトブキで呑むか、あるいはその両方か。

………。

しかし、朝に宇良商店がなくなっているのを発見した時点で美しい予定は崩れ去り、あまりの寒さに公園なんかで三線を弾く気にはなれず、月光荘の2階で練習していたら、腰が冷えて凍りそうになり、1階に避難したもののやはり寒さに耐えられず、結局は早々にちんだみ工芸にお邪魔して稽古する。

いやあ、こんなに寒さを感じるとは思わなかった。気温は新聞によれば14度から17度はあるので、沖縄にしては寒いのかもしれないが、私にとってみれば「適温」のはずなのだ。なにしろ、山形に滞在している時には暖房を14度で止めていたくらいなのに。

それでも、ひばり屋では、スナックえんどうが実をつけていた。寒い冬にも力を蓄えて次の世代を育てているのである。

この程度の寒さでへこたれているわけにはいかない。