羊の出番を待っている・・倉庫の奥に何が居るのか
「1973年のピンボール」 村上 春樹(著)講談社 1980年
「秀逸」という読後感
発表は1980年「群像」
羊の登場を待つ序章という感じで
何よりピンボールというゲーム機の歴史が面白い
写真を見て、こんな白っぽい本だったかなと思ったが
家のには青い腰巻がついていた
読み直した時に2か所に付箋をつけていた
いずれも「井戸」に言及した箇所だ
村上春樹の小説において
村上春樹の原体験において果たす井戸のイメージ
「ねじまき鳥クロニクル」で
それは私の外側にある私の内側として提示される
読み返した時にどうもその井戸に至る足跡を
それ以前の小説の中に捜していたのだった
ということを忘れていた
腰巻を確認しなければ付箋が無駄になっていたところだ
ちなみに井戸への言及は16ページと125ページです(講談社単行本1982年第8刷)
腰巻には井上ひさし氏の朝日新聞の評が引用され
「主人公が海外渡航しない「海外渡航小説」の
これは見事な収穫といえるだろう。」と締めくくられる
そうなのか?
「国境の南、太陽の西」の後
「風の歌を聴け」から「ダンス・ダンス・ダンス」まで
結局読み直すことになる
何事にも流れがあるし甲乙はある
前半の高揚期のホップになる本
この後ステップがあり、ジャンプがある
乞うご期待!!
前作からのグレードアップ!次作が面白いというのは素晴らしいこと
「1973年のピンボール」 村上 春樹(著)講談社 1980年
「秀逸」という読後感
発表は1980年「群像」
羊の登場を待つ序章という感じで
何よりピンボールというゲーム機の歴史が面白い
写真を見て、こんな白っぽい本だったかなと思ったが
家のには青い腰巻がついていた
読み直した時に2か所に付箋をつけていた
いずれも「井戸」に言及した箇所だ
村上春樹の小説において
村上春樹の原体験において果たす井戸のイメージ
「ねじまき鳥クロニクル」で
それは私の外側にある私の内側として提示される
読み返した時にどうもその井戸に至る足跡を
それ以前の小説の中に捜していたのだった
ということを忘れていた
腰巻を確認しなければ付箋が無駄になっていたところだ
ちなみに井戸への言及は16ページと125ページです(講談社単行本1982年第8刷)
腰巻には井上ひさし氏の朝日新聞の評が引用され
「主人公が海外渡航しない「海外渡航小説」の
これは見事な収穫といえるだろう。」と締めくくられる
そうなのか?
「国境の南、太陽の西」の後
「風の歌を聴け」から「ダンス・ダンス・ダンス」まで
結局読み直すことになる
何事にも流れがあるし甲乙はある
前半の高揚期のホップになる本
この後ステップがあり、ジャンプがある
乞うご期待!!
前作からのグレードアップ!次作が面白いというのは素晴らしいこと
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます