アリ@チャピ堂 お気楽本のブログ

日々の読書記録を勝手きままに書き記す

12年の歳月を経て完成した神学

2010-10-12 23:32:51 | フィリップ・K・ディック
「怒りの神」 「神」は救済しない、ただそこにあるだけだ


「怒りの神」 “Deus Irae” 1976作品 ロジャー・ゼラズニイ共著
仁賀克雄訳 サンリオSF文庫 1982発行

ロジャー・ゼラズニイと共著の作品

第三次世界大戦後の世界に逆説的な「神」を見出す
絶滅の危機に瀕した時
神の姿がは今のそれとは異なってくる
なぜならば、神は救済しなかったのだから

異端とされたカタリ派の人々が感じとった
現世とは「悪」だとする信仰は
「神」の不在を認識するという「絶望」よりはましということだろうか

下書きのつもりが「公開予約」されていたので勝手にアップされてしまいました
書きたすこととてあまりなかったのですが
義務的更新としてここまで

明日はもう少しましになれよと、祈るばかりです

 古書店で結構な値段がついていたのは、再刊されていないからでしょうか

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