米国に来て初めて葬儀に参列した
亡くなったHさんは80歳
戦後に日本で空軍だった旦那さんと結婚し、アメリカへやってきた
ワタシが出会ったのは、去年の夏
同じ仏教グループの会合で
その時、Hさんは脳卒中をやったあとで車椅子の生活
話も普通に出来なくなっていた
初めて会った日の帰り、申し訳なかったけど涙が出た
なんだか自分の将来の姿を見せられたようで悲しくなった
自分も日本に帰ることなく、アメリカで年をとっていくんだと
今更思い知らされたから
ハッキリ言って、まだその覚悟は出来ていない
でも、帰る場所ももうない・・・
葬儀では生前のHさんの写真がたくさん飾ってあり
お孫さんが涙涙で彼女の思い出を語った
ビンゴが大好きな、とても活動的で強い女性だったそう
自分の母親も、75歳
遠く離れて暮らし、親不幸をしているワタシ
色々な気持ちが入り混じった葬儀だった
さよなら、Hさん
直接ちゃんと話したことはなかったけど
御家族の話から、アメリカに来てどれほど頑張って
子供を育て、英語を学び、努力してきたか分かりました
ワタシも、子供や孫に自慢してもらえるような
「日本人母ちゃん」を目指します
素敵なお手本をありがとう