Borderママの「国境らへんの」ぼやき日記

危険な南の国境生活
北の国境で村民生活
現在デトロイト郊外で母子家庭

さよならHさん

2011-07-09 15:24:27 | ぼやき生活

米国に来て初めて葬儀に参列した



亡くなったHさんは80歳

戦後に日本で空軍だった旦那さんと結婚し、アメリカへやってきた


ワタシが出会ったのは、去年の夏

同じ仏教グループの会合で

その時、Hさんは脳卒中をやったあとで車椅子の生活

話も普通に出来なくなっていた


初めて会った日の帰り、申し訳なかったけど涙が出た

なんだか自分の将来の姿を見せられたようで悲しくなった

自分も日本に帰ることなく、アメリカで年をとっていくんだと

今更思い知らされたから

ハッキリ言って、まだその覚悟は出来ていない

でも、帰る場所ももうない・・・


葬儀では生前のHさんの写真がたくさん飾ってあり

お孫さんが涙涙で彼女の思い出を語った

ビンゴが大好きな、とても活動的で強い女性だったそう


自分の母親も、75歳

遠く離れて暮らし、親不幸をしているワタシ

色々な気持ちが入り混じった葬儀だった



さよなら、Hさん

直接ちゃんと話したことはなかったけど

御家族の話から、アメリカに来てどれほど頑張って

子供を育て、英語を学び、努力してきたか分かりました

ワタシも、子供や孫に自慢してもらえるような

「日本人母ちゃん」を目指します

素敵なお手本をありがとう