火口をぐるっとまわって来ました。ケルンがあちこちにあります。
このあと峰の茶屋方面に下り坂をゆっくり降りて行ったのですが、岩がガラガラしていて不安定な上に、
霧で周囲は何も見えなくなってきます。
黄色ペンキでしるしがしてなければ、迷いそうでした。
ここらで下から幼稚園くらいの子供たちが引率されて登ってきたのには驚きました。
もしか山の子ならこんな目にあってもしょうがないのかな。
それにしても風が強くなれば、吹き飛ばされてしまうのではと不安になりました。
親はどんな思いで、こういうことをさせるのか…。
女の子が泣きそうになってて、このあと頂上まで行けたのか、ロープウェイまではかなり急な下りです。ちと心配になりました。
このあと少し平らになったあたりで、すごい冷たい強風にぶち当たりました。
行く手は霧で何も見えず、夫が慣れていても信用していいのかわからんような道を降ります。
こんな花に出会えるとほっとします。ハチもうなっているし。
下をぐるっとまわる道と合流する所に来ました。
ここでよその人たちが来ていてひと安心。
峰の茶屋あとの避難小屋です。茶屋というのは柱だけになり倒れてしまってました。
この何にも見えない向こうがずっと登山道になってます。
あとはどんどん下りの道。
私は下りが苦手で、すぐにひざがだめになり、時々休みながら前進しました。
峠の茶屋まであと半分くらい。ずっと石と砂の道です。
向こうの斜面には一面のササ原が見えます。
道は階段になりどんどこ降りて、ひざへの衝撃が響く。
狛犬がかわいい。やっと終わりかな。
ここが登山口だそうです。近くに峠の茶屋があり、そこで一服しました。
頂上でおにぎりをひとつ、ここでもうひとつを食べました。いっぺんに食べるよりいいみたいです。
ここからさらにきれいな階段を降りていき、
やっとロープウェイの山麓駅に着きました。しんどかった~。
結局行きだけこれに乗り、帰りはずっと歩いて帰ってきたのです。夫に乗せられた~。
山はすっかり見えなくなってしまいました。
あの子たちは大丈夫かな。と思ってたら、
ちゃんとロープウェイ駅から飛び出してきて、バスで私たちより先に帰って行きました。
私たちも車にやっとたどり着き、すぐに山を降りて、殺生石まで行ってからお茶を飲みました。
下の方はきれいに晴れています。
そのあとさらに走り、日帰り湯に入りました。
ここはゴルフ場で、人が少なく中もきれいでとても良かったです。
疲れをほぐしてかなり長くお風呂につかってました。
まったくよく登ってこれたな~。夫も感心していました。