可能性のある(都合の悪い)ことは必ず起こるの法則に従って、プラグが被っとるね~。
バッテリーを充電して始動せんとて、よう掛からん。
ツインスパーク※エンジンだから、1気筒に2本プラグが入っとるので、2気筒で四本のプラグがいるのである。
あんまりそこらで使ってる型式じゃないので、お取り寄せになる。
しばらくお休みになるから、バッテリー外しておいた。何せ取説に二十日間以上乗らないんだったら、メインのフューズを外しとけって書かれてるのである。
前の気筒のプラグは、↓こんな感じ。
左に写っているフレームって書いてあるのが本当は燃料タンクで、右に写っているのがメインのフレームで、そのタンクとフレームの隙間を斜め後ろ上から覗いてる構図ですね。完全にフレームの裏側に隠れる位置にプラグが付いてる。プラグキャップ抜くのに手を突っ込むのも大変なのである。
タンクは上にカパッて開けておける(ちょうど車のボンネットを開けるみたいな感じ)けれど、そもそもフレームの裏の隙間に手を入れないと触れもしないというメンテナンス性の悪さなので、キャブ車のように燃料コックがタンクにあるならタンクを外して作業したくなる。
FI車なので燃料コックが無いからタンクを外すっていうと大事になっちゃうのでやらないけれど。
後ろの気筒はこれまたタンクが邪魔してプラグレンチ突っ込むのが大変という案配なのである。こっちはそれでも手で回せるくらい弛めればたいしたことはないのである。
プラグの調達が済んだら、これと格闘せなアカンわけです。
そんなこんなで不動車が二台になったのである。
※Twin Spark ってアルファロメオ語やね。日本だとツインプラグ?英語だと double ignition? dual ignition? ま、プラグを二本で倍火花飛ばしたるねんというのは一緒。