森の声

 雨粒が あちらこちらに飛んで 

 街燈にも月にも光る、綺麗な夜

 

It was 199*。

2004年09月04日 | Daily
特に何もない週末は久しぶりだなぁと
クローゼットをゴソゴソしていたら,古い日記の束が.

1997年以前の日記帳は,いつだったか全部捨ててしまったのだけれど
それでも捨てきれなかった時間割表とか
夏休み,一日一日バッテンをつけながら受験勉強したカレンダーとか
一題を二日もかかって問いた,数学の計算用紙,手書きのグラフも.
なんだかとても懐かしくて,想い出モードにはいってしまった.

放課後の旧校舎から聞こえてくる,課外授業の声とか
家政科棟と普通科棟の渡り廊下から,眺める駐車場の景色
きまって,黒い車が止ってたキンモクセイの陰
テストの日の朝,先生を待ち伏せて質問した百日紅の下とか
背伸びして葉っぱをとった,理科室横の銀杏の木.
掃除当番で通った,数学科職員室の紙とタバコの不思議な匂い.
今思えば,大好きだったことばかり思い浮かんでくるなぁ.

なにより,何をするにも純粋でまっすぐ,恥ずかしいほど一生懸命だった.

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