広島の板金塗装屋ブログ

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フレーム錆の修理!(長編)

2017-10-06 | 板金塗装

 

プレオのフレーム錆修理です。

まずは、バンパー、トリムなどの内外装を外して、

デフ、足回り、燃料タンクをボデーから降ろしました。

 

 

サイドスポイラーに隠れているロッカーパネルも

同時に修理していきます。

 

 

FRPを被せていたので、わかり難かったですが、剥してみると

左右で比べて左が特に酷く、3枚構造の一番奥

4ミリ位の厚みが有る、デフが取付くパネルにも穴が開いていました。

多分、足回りが落ちる寸前だったと思います。

 

 

思い切ってガンガン切り取ると,空っぽになっちゃいました。

不思議とフロアーは錆びていないので、構造上の問題でしょうね。

 

 

形がかなり複雑なので、部分部分で何ピースかに分け

パネルを製作していきます。

 

 

ロッカパネルはちゃっちゃと溶接して、済ませておきます。

 

 

フレームチャートで取付位置を確認しながら

インナーパネルから製作、溶接をしていきます。

 

 

アウターパネルを付けたら、大まかにビードを削り

薄っすらパテを入れ、サフェーサーで仕上げます。

 

 

右側も同様に錆を削り、防錆処理してから

インナーパネルを作り、溶接していきます。

 

 

 

こちらもアウターパネルを溶接、ビードを削り

パテを塗り、サフェーサーで仕上げます。

 

 

今回は下回り全体をノックスドールのアンダーコート塗装

フレームの中もノックスドールの防錆剤で処理します。

かなり広範囲にベタ付き、汚れるので車も修正機も

全てマスキングしました。

更にタイヤハウス周りはノックスドールでベタ付くので、

上から通常のアンダーコートを塗装しました。

 

 

2柱リフトに上げ、細かい塗り残しが無いかを確認して、 

足回りのボルトの締付を再確認、軽くロードテストして異音なども

チェックしてお客様にお渡ししました。

ここまでやってくれる所は無いと、大変喜んで貰えました。

 

 

 

 

 

 

 


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