ちょっとに見えてめんどくさい修理。

 

結構あるバックドアを開けたままバックしてぶつけるパターン。

範囲は小さく見えますが、修理に手間がかかるんです。

 

 

今回は上にも波及損傷が有り、なぜかドアの横にも傷が有りました。

上側のキズは色が差してある場所も有ったので別事故かな～？

 

 

ドア裏のシーリングを壊さない様に慎重に板金しましたが

遭えなく壊れてしまったので、貼り付けるタイプのシーリングで

部分的に同じような感じで再現させています。

 

 

先に裏側を補修塗装してから乾燥、再びマスキングをして

表の塗装を仕上げて行きます。

1枚のパネルに2度マスキングと塗装が必要なので

作業の工程が増え、修理に手間が掛かります。

 

 

これもプリウスなんですが、ボデーのプレスラインを利用して

ボカシテープで仕上げ、塗装範囲を小さくすれば料金も安く出来ます。

プレスラインの所は多少クリアーを薄く塗装しているので

しっかり乾燥して軽く磨けば、目を凝らしてもほとんどわからない

くらい綺麗に仕上がります。

お客様の望む仕上りレベル、作業の仕方でかなり値段が変わってきます。

しかし、お金をもらうは以上満足していただきたい。

凄く安くは出来ないけど、コストパフォーマンスは高く出来る様に

日々、材料や作業工程、新しい工具などを試して

常に進化して行ける様に頑張りたいですね。

 

 

シルビア塗装

 

今回は台風でビニールハウスが飛んで来た被害（擦り傷）を

車両保険で修理するのと、追加で保険で出なかったルーフや

ボンネットの塗装劣化を修理しました。

ボンネットとルーフは新車時の電着塗装を残して研ぎ

劣化したクリアーを剥します。

 

 

ごみの付着を減らす為にボンネットは単体で塗装します。

 

 

全体的に良い艶で塗装出来ました。

しかし、どうしてもごみは付くので磨き作業は必要です。

硬いクリアーを使っているので、ごみの頭を削った

ペーパー線を消すのにも、時間が掛かり磨きは結構大変です。

黒の場合は3種類の粗さの違うコンパウンドを使って仕上げます。