大まかに修理は三か所です。
まずはライトの曇りの修理です。出来るだけ完全に直す為に
フロントバンパー、左右ライトを外して400番～3000番まで
ペーパを徐々に変えながら、古いハードコートを完全に除去します。
それからコンパウンド2種類で艶を出します。
マスキングと脱脂をして、ヘッドライト専用のクリアーで塗装します。
弱い溶剤ですが、クラックを避けるため1回目は膜厚を薄くして
セッティングをしっかり取り、2回塗装して艶を出します。
ボンネットの飛び石によるへこみを板金し、塗装時にゴミが
乗り難くくする為に、ボンネットは外してから単体で塗装しています。
リアバンパーとロッカーパネルモールも外して
切れた所を溶着して、変形、キズを修理塗装しました。
リアドアとクォーターパネルのモールも傷の修理、塗装をしています。
ヘッドライトが光ると、グッと車が新しく見えますね。
R32スカイラインの全塗装です。
綺麗にする為にガラスも全て外して（ガラス外すだけでモールを含め20万円弱）作業しました。
バンパー、ランプ類、ドア類、フェンダー、ボンネット全て外して塗装します。
まずはルーフの劣化した色を電着塗装を出来るだけ残し、旧塗膜を削りサフェーサーを塗装。
続いてメインのロッカーパネルとクォーターパネルの錆修理です。
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大まかにクォータパネルは前後左右で、4か所を切接ぎで修理します。
まずは形を大体合わせてパネルをカット、板金で叩いて製作します。
タイヤハウスも完全にダメなので、同じように４カ所製作して切接ぎました。
前のオーナーがステンレス板を貼って修理していたので、その周りの錆が
他の場所よりかなり進行してボロボロでした。
タイヤハウスの溶接が済んだら、錆止めを刷毛ぬりして
こんな感じに点付けで位置を合わせてから、本溶接します。
溶接したら、余分な溶接ビードを削り歪を多少板金して馴らします。
バックパネルの穴は小さかったので、溶接せずに半田で埋めてパテで仕上げました。
長くなるので、続きはまたアップしますねー。
