天使の言い分:3

日常のつぶやきを書き留めました。
でもツイッターではない。

旅立ち

2018-06-05 10:00:19 | ワンコの話し
ウチの子が旅立ちました。
14歳と2ヵ月の命でした。

4月に14歳の健診で血液検査をした時に、
「整合性のない数値が出た」と言われて、
下旬に再検査して、エコーやレントゲンを撮ったら、
「肝臓がんの末期だ」と言われ…
GWから毎朝、曜日に関係なく毎朝、点滴と注射に通いました。

西洋医学に東洋医学も加えて、
出来る事はオペ以外やってあげました。

覚悟は出来ているつもりでしたが、
喪失感が半端ありません。

(この先に亡骸の写真を載せていますので、
苦手な人は読まないでください)

お通夜には、ゴンタクラブでもらった
白いタオルを顔にかけてあげました。





苦しまずに逝ったので、安らかな顔です。
体もずっと柔らかかったです。





そしてお葬式。
火葬場に向かう前に、
元気だったころに良く散歩したコースを回りました。

春は数種類の桜が咲き、
夏は木陰を渡る風が心地よかったです。





でも、時期的なモノなんでしょうが、
雑草が生い茂って手入れされていない、
うらびれた感じが悲しかったです。





火葬場です。
お守り刀を胸に置き、
三途の川の渡し賃の六文銭の代わりに、
100円玉や500円玉を供えました。






「お経を上げましょうか?」と聞かれましたが、
遠慮しました。

そしてこの子の姿を見られる、
本当に最後の最後です。

持参したお花で飾り、
おやつにあげていたジャーキーを持たせました。
「次は人間に生まれておいで。
またいつか、どこかで会えるといいね。」
そう言ってお別れしました。





今はこんなに小っちゃくなっちゃいました。





なんのかんの話しかけては、
お骨箱の上に顎を載せて抱きしめるから、
骨箱の上に変な皺が寄りました。





私が先に逝ったら、もっと大変だったし、
苦しまなかったし、
寿命だったんだから。

そう自分に言い聞かせてはいるけど、
やっぱり悲しくて、会いたくて、抱きしめたくて。

少し片づけては、寂しくなっちゃって泣き、
ご飯の時間になって薬をのまそうとして、
「ああ、もういないんだっけ」と思っては泣いていました。

何をする気になれず、思いっきり泣いたから、
これから少しずつ、前を向いて歩いて行こうと思います。

ウチの子になってくれてありがとう。
きっと幸せな一生だったと思いたいです。

一緒に暮らした私は、すごく幸せでした。
あんなかわいい子と12年も暮らせたんだもの。

またきっとどこかで会えるよね。
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