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この世の地獄!731部隊・南京大虐殺

2009-09-28 07:46:05 | Weblog

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「日の丸」・「君が代」反対!!

新しい日本!!

「世襲の天皇制から選ばれし大統領制へ!」

(昭和天皇の戦争責任を問う。)


●「外国のジャーナリストたちに向かって証拠資料を用いて話すと、彼らはほとんど決まって、なぜ日本政府は731部隊の存在とその蛮行を認めないのか、と筆者にただしてくる。それは筆者自身にとっての疑問でもあるが、多くの場合、次のように答えてきた。敗戦直後、日米合同で731部隊隠しが行われたことが最大の原因である、と。それによって日本は、人体実験や生物兵器使用の事実を歴史の表舞台から下ろすことができた。他方アメリカは、石井のネットワークでの人体実験によるデータを独占することができた。この日米の密約が1986年には破綻したことは第一章で述べたが、おそらく密約がなくても、日本は残念ながら石井機関の蛮行を隠そうとしただろう。それでも日米の密約は、アメリカという共犯者得させることで、犯罪隠しににおいて日本の精神的負担を軽減するという役割を果たしたと言えよう。
 日本の戦争犯罪隠しにおいて、精神的負担軽減のための大きな支柱となったもう1つの存在がある。それは昭和天皇の存在だ。筆者がこれまでに会って話を聞いてきた、石井のネットワークで研究していた医学者たちが異口同音に口にしたのが、「天皇の名誉」という言葉だった。彼らの気持ちの中の論理では、石井のネットワークの研究者たちは天皇のため、あるいは国のために科学研究を行っていた。それゆえ本来なら決して行わない蛮行を、自らに「天皇のため」「国のため」と正当化し、実行した。つまり彼らは、「天皇のために蛮行を行った」と自らを納得させていた。それだから、天皇が、国が認めていない自らの犯罪を語ることは、お上の名誉を傷つけることになるわけだ。
 国を、そして天皇を守るために、日本は敗戦直後の日米の密約にしがみついてきた。その結果として、この日本では、石井のネットワークが行った人体実験や生物戦の犠牲者の発掘調査や補償は何もされていない。おそらくこれは、日本という国の持つ、1つの強固な構造からくる。それは、基本的に個人は国家より下位に位置する、決して対等ではないという構造だ。その結果、平和条約等による他の国家への賠償は行っても、個人に対して補償しないという態度がとられることになる。そのためには、国として過去の犯罪の事実を、またそれについての責任を認めるわけにはいかないのだ。あるいは、この論の順序は逆かもしれない。すなわち、犯罪を、責任を認めたくないから、個人を相手としないということなのかもしれない。
 こんなことを思い始めたのは、昨今の戦時補償問題が一向に進まないという現実からだ。・・・・」
(『731部隊』の“戦後日本”より常石敬一著:講談社現代新書:1995年)

※日本の敗戦直前、天皇は国体護持に執着するあまり、停戦を遅らせてしまった。そのため、日本国内では、原爆をはじめ空襲などによって、多数の死者が出た。
 また、戦後は、占領軍の最高司令官マッカーサーと取引して、天皇制を維持するのに腐心した。
 戦前・戦中と大元帥として大日本帝国に君臨し、戦争を指揮していた最高責任者は、敗戦と同時に、戦争責任をすべて東条はじめ軍部に押し付けてしまった。
 731部隊にも何人かの皇族が行き来し、実際731に係わっていた皇族もいた。東条も足を運び、大元帥昭和天皇も731についての情報は察知していたに違いない。だから、敗戦直前のソ連が参戦するや否や、いち早く証拠隠滅をはかり、逃亡した。これも戦争犯罪がばれると、天皇にとってその責任が問われることになるから。アメリカと密約し、国民の前には戦後731の問題が公表されなかった。密約の存在は1986年に破綻したが、日本政府は常石氏によれば731の存在と蛮行を認めていない。(1995年現在)。現在の政府の見解は私には分からない。
 これも天皇制を守るために。(ノブ)


●731部隊とはどんな部隊であったのだろうか?元731部隊員の告白記を見ていこう。越 定男著(元関東軍第731部隊第3部本部付運輸班員)『日の丸は紅い泪(なみだ)に』(発行所:教育史料出版会)と言う本を見てみたいと思う。

 越定男(こし・さだお)・・・1918年3月長野市に生まれる。
1934年工業高校機械科を卒業。1939年に満州に渡る、第642部隊に入隊。1941年第731部隊(石井部隊)に入隊。以後4年間細菌班をはじめ運輸班などに勤務。1945年8月敗戦により引き揚げ、9月長野に着く。戦後第731部隊員としての経歴を隠しながら苦難の日々を送り、現在に至る。

●私達日本人は、南京大虐殺の「この事実を・・・」を謙虚に読むべきだと思う。
南京でどんなことが起こっていたのかをもっと日本人は知る必要があると思う。
今でも多くの被害者の方々はPTSDに悩んでいる!!


731部隊

『日の丸は紅い泪に』
(越定男著:教育史料出版会)より

Ⅴ 朝日のぼる
梅毒菌と狂犬病菌の開発(赤沢証言)
 そこでは他にいろいろな菌を培養し、保持していた。私の任務は、スピロヘーター(梅毒菌)、トリコモナス、狂犬病菌などを保持することであった。
 スピロヘーターにも4種類あり、私はネズミにつくスピロヘーターを主として扱った。トリコモナスは原虫であり、主として膣にとりつくものを扱っていた。レプラ菌も私たちの班で扱っていて、培養基としては、寒天のほかウシンスキー、ベスレドカという液体が使われ、私は1週間ごとに菌や原虫を植えかえる仕事をしていた。
 当時中国人のマルタには、結核患者が多かったが、こうした患者から、咳痰分離を行ない、硫酸でも死なない結核菌の抗酸性を利用しつつ、新しい強力な結核菌を製造することに成功した。
 また、私は、技師の指導のもとに、ニンニクからオキソレジンという精分を抽出することにも成功した。これは後に、そのパテントを技師が売ってしまったため、戦後「オキソ」と呼ばれる薬品に発展していったものである。(明日に続く)

※直接的な表現にはなってはいないが、梅毒や狂犬病菌・結核菌などの菌を使って、人体実験をしていたのではないか?
 いろいろな菌を使って、人体実験をし、成果を上げていたと思われる。(ノブ)

日本軍細菌戦部隊

日本陸軍軍医学校(東京)
関東軍第731部隊(ハルピン)・・・関東軍各師団防疫給水部
華北方面軍甲1855部隊(北京)・・・華北方面軍各師団防疫給水部
華中方面軍栄1644部隊(南京)・・・華中方面軍各師団防疫給水部
華南方面軍波8604部隊(広州)・・・華南方面軍各師団防疫給水部
南方方面軍岡9420部隊(シンガポール)・・・南方方面軍各師団防疫給水部
関東軍第100部隊(長春)

   
516部隊

   
731部隊

  
  
731部隊は天皇の直接命令によってつくられた。


  
化学兵器CAREみらい基金ブログ

  
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南京への道:史実を守る会

  
根津公子さんのページ
  

南京大虐殺     

「この事実を・・・・」

(「南京大虐殺」生存者証言集:侵華日軍南京大遇難同胞紀念館/編 加藤 実/訳) (発行:ストーク、発売:星雲社、定価2000+税)

2、日本軍の狂暴な個人的虐殺

父や母の被害

馬忠山(男、69歳)の証言
 抗日戦争の前は、家は中華門外の雨花路98号でした。父と1番上の兄と3番目の兄とはイスラム教の教法師で、2番目の兄は埠頭で仕事をし、私は小さな雑貨店をして生活していました。日本の軍隊がやってくる1が月ほど前に、私は母と3人の姉、1番上の兄、2番目の兄、妹1人とについて、江寧県水荊墅の親戚の家に避難し、家にはただ老いた父の馬明春と、3番目の叔父の馬明慶と3番目の兄の馬忠華が残って留守番をしていただけでした。
 日本軍が入って来てすぐ始めた世にも悲惨な大虐殺は、家があった雨花路で真っ先にやられたのでした。12月14日に、父たちが家でぼんやりしていた所に、突然隣で豆腐屋をしていた寡婦が1人あたふたと走り込んで来て、日本兵が数人で自分を侮辱しようとしたと訴えました。父はすぐ情況が分かり、大急ぎで裏門まで連れて行き、逃してやりました。同時に表門から日本兵が数人どっとやって来て、すさまじい剣幕でたった今逃げて行った女を探し出そうとしました。有無を言わさず内も外も探しまくりましたが、見つかるわけがありません。面目なしでかっとなった日本兵は、父たちが女を逃がしたとみて、怒りをこちらにぶつけて来ました。(明日に続く)
 

※南京での悲惨な虐殺は、残った家族に大きな傷を与えた。今日からは「父や母の被害」について書いていきます。(ノブ)


憲法9条

「Imagine9」【合同出版】より

想像してごらん、

基地をなくして緑と海を

取りもどしていく世界を。


Imagine,

A world that gets rid of 

military bases and reclaims 

the forests and the oceans.



森に抱かれ、海にはぐくまれ、
人とともに生きる北限のジュゴン。
乱獲があり、戦争があり、今わずかに
生き残ったジュゴンのすむこの海に、
また、新しく米軍基地がつくられようとしています。

おばぁは言います。「この海があったから、子どもたちを養い、孫を大学までやる事ができた。
この海は命の海。
この海をこわして、沖縄の明日はないよ・・・・」
(沖縄/女性)
 



第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない


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