或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

卵とサルモネラ

2005年11月29日 | ハンガリー(各種オススメ)
ハンガリーに来たばかりの頃、「生卵は危ないらしい」、と聞いていました。
日本人が集まるとスキヤキに使ったり「生卵がけゴハン」にしたいなどと盛り
上がることもありました。

そのうち、サルモネラ・ケアした卵があるという話が聞かれるようになり、
日本食レストランでも普通に生卵を出していると聞くように・・・。

普通、卵は日本と違って茶色い殻が主流です。スーパーのほかにも、肉屋さんと
八百屋さんで1個幾らのバラ売りがされており、スーパーで買ったパックの空き箱
に入れて売ってくれます。そちらのほうが新鮮だというひともあり、何処で買うか
は好みです。卵は殻が分厚く、神経質に洗浄されていないのか、ニワトリの白い
産毛やなんだか分からない汚れが結構ついてます。よく言えば自然派、悪く言えば
汚い感じ。食べるのは中身なので、あんまり神経質にならず、卵を割る前に水道水で
少し殻を洗って、それで調理に使っています。それでも印象としては、最近は比較的
綺麗めの殻が増えたように思います。

日本と違って半透明のパックじゃないものが多く、確認しないで買うと必ず1個
くらい割れてます。帰宅して冷蔵庫にしまうとき、割れた卵に気づいて片付けるの
は結構めんどうなもの。半透明じゃない卵のパックは何度も使えるよう、糊付け
などはなく、スルッと空けて見られるつくり。売り場で確かめると笑っちゃうくらい
既に割れた卵が入ってるパックを見つけることになるので、カゴに入れる前に確か
めると気分良く持ち帰れますよ。

話は戻りますが、サルモネラ・ケアの卵は話には聞いていたものの売り場で見たこと
がなく購入したこともありませんでした。我が家では利用の少なかった中規模の
スーパーKaiserで発見しました。日本人の住む地区に多いスーパーなので、割と
身近にあったのに知らずに過ごしてきたようです。

さて、その品はパッケージも日本に似た半透明のプラスチック。ラベルには、商品名
“Farm Tojas”(Farm Eggの意)の上に、‘Szalmonella ellen kezelt’とあります。
ellen はagainst、kezelはto treat, manageの意味と辞書に出ていますから、
要するにアンチ・サルモネラのケアされた卵のようです。殻も洗浄されているようで
羽根やシミといった汚れもなくさすがに綺麗。それで本当に生で食してみるかどうか
は御判断に任せますが、生卵を食べたいわけじゃないけど「なるべく清潔で安心なの」
がいいという向きには良いかもしれません。


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2 コメント

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生玉子 (こう)
2005-12-03 18:06:03
ハンガリーに赴任したばかりのころ生卵は絶対に食べませんでしたが3年ぐらい前からは平気で食べていました。しかしスーパーで購入後必ず殻を洗剤で綺麗に洗っていました。



一時帰国をした際、吉野屋で牛丼に生卵を掛け嬉しかった事を思い出しました。

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こんにちは (budapestlife)
2005-12-07 01:50:22
いつも有難うございます。懐かしんでいただけたようで。流水で洗いながら「こんなの気休めだわ」と思ってきましたが洗剤つけて洗いましたか?殻は食べないわけですし、冷蔵庫にあるアンチサルモネラ卵が終ったら、今度からそうします。
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