週に1度、音楽に合わせて身体を動かして歌ったり踊ったりする教室。
これが月に3回くらいあって親子で通っています。
始まって半年くらいたって、ようやく他のママさんとも言葉を交わすように
なってきました。でも別にべったりお茶することもなく、終了後に少しだけ
立ち話する程度。
先日1度だけ、ようちえんの話題で、おひとかた、お話を聞く機会がありました。
その方は、近所の最近園長先生が変わったところへ行くとおっしゃっていました。
だれでもいらっしゃいのおおらか募集で、一般に願書配布日とされた10月15日
を過ぎた現在もマンション掲示板や近所の店舗ウィンドウに募集ポスターが貼られ
ているくらい。
昨年は募集がなかったけれど、広く門戸を開いたというのはうわさだけではなかった
ようで、彼女は「配布開始とされる9時頃に行ってみたらスンナリ貰えた」「願書
のために早朝から並ばなくて良く、誰にも分けてくれるなんて、良いようちえん」
と嬉しそうでした。
そこは以前、問い合わせ電話をいれたとき、事務の方がにべもない応対でした。
受話器を置いた後、しばらく嫌な気持ちが続いたくらいでしたので驚きました。
園長先生が替わったことで、方針も大転換。以前と違ってよい雰囲気、とのこと。
私は2年保育に決めたと話したら、彼女は大変に驚いて、「でもみんな行くじゃ
ない?遊び友達も公園にいなくなっちゃわない?」と私の決断には「いいなぁ、と
思うけど現実にはどうなの?」という印象を持たれたようでした。
「私この子が好きなんで、もうちょっと一緒にいたいなぁって思ったんです、
それだけじゃダメかしら~」と申し上げたら、思っても見なかったシンプルな
答えだったらしく、一瞬すごく驚いてから「へぇー」とまぶしそうな表情。
2年に決めたときは、3年でなくていいかと動揺しましたが、3年に決めた人は
2年を選んだ人がまぶしい・・・みんな隣の芝生は青く見えるのか、と気づいて
すこしおかしくなり、気もラクになった一瞬でした。
また、別なケースとしては、ようちえんの見学で知り合ったママ友さん。
何件か周ってみた後、願書を貰えたところで報告メールをくれました。
初対面以来、携帯メールばかりでしたので、電話してみるとお互いに溜まっていた
誰かに話してみたかった気持ちが噴出。それほど親しくなかったはずですが、
一気に打ち解け、1時間も話し込んでしまいました。
聞けば私と同じようちえんを選択していてめぐり合わせに驚きましたが、
「朝6時半ころ家を出てダメならやめる」という御主人が願書の列に並び、
ちょうど10数人目、願書をもらえた最後の一人だったことを教えてくれました。
(先頭は前の晩から並んでいた方だったそう)
彼女は薄っすらと2年保育を希望していたこと、しかし周りがみんな行くこと、
それ以外ありえないという感じは「2年保育」と口にすることもできないほどで
どこか小ばかにされているとすら思うこと、御主人が「みんな3年にいくんだから、
3年に決まってるだろ」と言ったのがダメ押しになって3年保育を選んだ、という
ところまで早口に話してくれました。
自分がどう感じているかは言えなかった、(私が2年に決めたと聞いて)そういう
選択を自分なりにじっくり考えて決めたのが羨ましい、まだモヤモヤしたきもち、
と少し後悔していらっしゃるようす。
せっかく狭き門の願書を手にできたのもご縁でしょう、「3年を選んだのは自分じゃない」
などと思わず、ちょうどタイミングがあったから、それで理由は十分ですよ、元気を
出して、自信を持って、と最後に話すと「おかげで気が晴れた」と喜んでいました。
見学問い合わせ、見学、夫に相談、知り合った人に相談、熟考、願書を貰う。
その後でさえ、どうしてそこを選んだか、どうして○年を選んだか、と自分を
納得させる答えを見つけていないと落ち着かない・・・
そう思うと、当ブログでも、長々と綴った「ようちえんさがし」。電話を置いた後で、
同じ時期に子を授かったママさん誰しもが、同じ時期に同じように、いろんなことを
考えて、緊張と不安に包まれ疲れていたのだとしみじみした気持ちになりました。
関連記事:
ようちえんさがし
ようちえんさがし2
ようちえんさがし3
ようちえんさがし4
ようちえんさがし それから
これが月に3回くらいあって親子で通っています。
始まって半年くらいたって、ようやく他のママさんとも言葉を交わすように
なってきました。でも別にべったりお茶することもなく、終了後に少しだけ
立ち話する程度。
先日1度だけ、ようちえんの話題で、おひとかた、お話を聞く機会がありました。
その方は、近所の最近園長先生が変わったところへ行くとおっしゃっていました。
だれでもいらっしゃいのおおらか募集で、一般に願書配布日とされた10月15日
を過ぎた現在もマンション掲示板や近所の店舗ウィンドウに募集ポスターが貼られ
ているくらい。
昨年は募集がなかったけれど、広く門戸を開いたというのはうわさだけではなかった
ようで、彼女は「配布開始とされる9時頃に行ってみたらスンナリ貰えた」「願書
のために早朝から並ばなくて良く、誰にも分けてくれるなんて、良いようちえん」
と嬉しそうでした。
そこは以前、問い合わせ電話をいれたとき、事務の方がにべもない応対でした。
受話器を置いた後、しばらく嫌な気持ちが続いたくらいでしたので驚きました。
園長先生が替わったことで、方針も大転換。以前と違ってよい雰囲気、とのこと。
私は2年保育に決めたと話したら、彼女は大変に驚いて、「でもみんな行くじゃ
ない?遊び友達も公園にいなくなっちゃわない?」と私の決断には「いいなぁ、と
思うけど現実にはどうなの?」という印象を持たれたようでした。
「私この子が好きなんで、もうちょっと一緒にいたいなぁって思ったんです、
それだけじゃダメかしら~」と申し上げたら、思っても見なかったシンプルな
答えだったらしく、一瞬すごく驚いてから「へぇー」とまぶしそうな表情。
2年に決めたときは、3年でなくていいかと動揺しましたが、3年に決めた人は
2年を選んだ人がまぶしい・・・みんな隣の芝生は青く見えるのか、と気づいて
すこしおかしくなり、気もラクになった一瞬でした。
また、別なケースとしては、ようちえんの見学で知り合ったママ友さん。
何件か周ってみた後、願書を貰えたところで報告メールをくれました。
初対面以来、携帯メールばかりでしたので、電話してみるとお互いに溜まっていた
誰かに話してみたかった気持ちが噴出。それほど親しくなかったはずですが、
一気に打ち解け、1時間も話し込んでしまいました。
聞けば私と同じようちえんを選択していてめぐり合わせに驚きましたが、
「朝6時半ころ家を出てダメならやめる」という御主人が願書の列に並び、
ちょうど10数人目、願書をもらえた最後の一人だったことを教えてくれました。
(先頭は前の晩から並んでいた方だったそう)
彼女は薄っすらと2年保育を希望していたこと、しかし周りがみんな行くこと、
それ以外ありえないという感じは「2年保育」と口にすることもできないほどで
どこか小ばかにされているとすら思うこと、御主人が「みんな3年にいくんだから、
3年に決まってるだろ」と言ったのがダメ押しになって3年保育を選んだ、という
ところまで早口に話してくれました。
自分がどう感じているかは言えなかった、(私が2年に決めたと聞いて)そういう
選択を自分なりにじっくり考えて決めたのが羨ましい、まだモヤモヤしたきもち、
と少し後悔していらっしゃるようす。
せっかく狭き門の願書を手にできたのもご縁でしょう、「3年を選んだのは自分じゃない」
などと思わず、ちょうどタイミングがあったから、それで理由は十分ですよ、元気を
出して、自信を持って、と最後に話すと「おかげで気が晴れた」と喜んでいました。
見学問い合わせ、見学、夫に相談、知り合った人に相談、熟考、願書を貰う。
その後でさえ、どうしてそこを選んだか、どうして○年を選んだか、と自分を
納得させる答えを見つけていないと落ち着かない・・・
そう思うと、当ブログでも、長々と綴った「ようちえんさがし」。電話を置いた後で、
同じ時期に子を授かったママさん誰しもが、同じ時期に同じように、いろんなことを
考えて、緊張と不安に包まれ疲れていたのだとしみじみした気持ちになりました。
関連記事:
ようちえんさがし
ようちえんさがし2
ようちえんさがし3
ようちえんさがし4
ようちえんさがし それから
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