犬を蹴り上げる動画を観て思う事

昨日、ワイドショーで何度も再生された『犬を蹴り上げる飼い主』の動画について・・・

私はテレビで取り上げられる前、ツイッターでその動画を観ました。

その後波紋が広がり、各テレビ局の取材により犬の名前、性別、年齢、保護後の健康状態等を知る事となります。

まず驚いたのが16歳という年齢でした。大型犬の16歳を人年齢に換算すると100歳を超えます。

犬猫の多くが患う腎臓疾患・・・晩年のりんごちゃんも、本人の意思と反するオモラシ等、重い腎不全に苦しみました。



人間でもある程度の年になると失禁・尿漏れなんか当たり前なのに・・・

飼い主の思い通りにいかない排泄事情での躾があの行為とは！何とも言えない憤りを覚えました。

どういう言葉を使えば気持ちが治まるのか・・・悶々とした思いでツイッターを開くと

『ポチたま』に出演されている松本秀樹さんの呟きを見て、コレだと感じました。

16歳の犬に必要なのは「しつけ」ではなく「介護」と「恩返し」

自分の足でちゃんと散歩をする16歳の大型犬・・・もうそれだけで感動だし有難いと思います。

犬や猫は飼い主を選べませんが、ごく一部の心無い人間により不幸な子も多くいるのも事実です。

今回の場合はSNSがいい方向に活用されましたが、犬猫の虐待動画は後を絶ちません。

縁あって家族の一員となった犬や猫達です。小さいけど私達と同じ尊い命です。



　松本秀樹さんが仰った「恩返し」という言葉を見て、りんごに会いたくなり久しぶりに涙が出ました。


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