2009年7月18日~20日は「海の日」をはさんだ3連休でした。
休日で病院もお休みですが、朝の1時間だけ急患診察をすると聞いていました(何事もなければいいんだけど・・・)
7月18日・・・この日は体温も平熱で朝のお散歩は例のレインコートを着て元気いっぱいです。ご飯もお薬もOK
仕事が半日のシフトで、帰宅した私と宅配のお兄さんが同時に玄関に入ると「ワンッ!ワンッ!ワ~ン!」
でっかい声で吠えるりんごです。「なんで、お母さんに吠えるんや~」と笑いながら追いかけごっこが始まります。
私が聞いた最後の「ワンッ!ワンッ!」です。大きい声でしたよ~
午後に芝生公園で少し遊んで、この日は1度も吐く事なくぐっすり寝ます。
7月19日・・・じいちゃん(義父)の月命日。10年以上毎月りんごも一緒にお参りをしていましたが、その日は二階で寝ていました。
きっと、お寺さんの鳴らしたピンポン~も聞こえていなかったのかもしれませんね。
「あれ?今日はわんちゃんお留守ですか?」って(お茶目な方で)お寺さんも寂しそうでしたが私達も寂しかったです
この日もご飯は完食します、ただお薬を飲ませるのに一苦労でした。夜も安定してます。
7月20日・・・夜中に少し吐きますが、朝ご飯は完食!でもお薬は・・・仕方なくお菓子に混ぜてなんとか飲ませました。
この日のりんごは何を食べても吐き、水を飲んだだけでも吐いていまいます。
吐く事は体力を消耗させるのでお水もあまり大量に与えないようにと先生からいわれますが・・・
でもこの日、りんごはわんこアイスを少し食べたんですよ
しかし最悪な事に、その日の夜中にりんごの大嫌いな雷が鳴りました。
驚いたりんごは畳でウンチ(下痢)とおしっこをしてしまいました。
その夜りんごは一睡もせず、ずっと私の布団の足元でフセをして朝を迎えます。
7月21日・・・朝からぐったりしているりんごは、お父さんに抱っこされ横の原っぱでおしっこですが、ふらふらですぐパタンと倒れました。
病院に連れて行き何本かの注射を打って貰いますが、これ以上良くならないみたいな事を言われました。
体温も測りましたが、先生は何度あるか言ってくれず、とても渋い顔をしてたように記憶しています。
半日仕事のシフトだったので大急ぎで帰宅、りんごは朝と同じ態勢で大きな目を開けてじっとしていました。
家族の夕食もすんで私はりんごの横で寝ころび、ずっと目を見ながら話かけていました
「りんちゃん~あんた、夕べから全然寝てないやん。少しネンネしたらええよ~」
不覚にも眠ってしまったのはこの私でした・・・
どれくらい時間がたったのか判らないですが、もぞもぞとりんごの動く気配で目が覚めます。
起き上がろうとしているのか、頭を左右に振りながら前足を踏ん張っているりんごの姿がありました。
「お水、飲みたいんか?おしっこか?」
【うぅ~】 そう言うとまた静かに横になって、目をつむったりんごです・・・・
私達はりんごが眠っているとばかり思い「やっとネンネしたわ、良かった~」って話をしていた程です。
りんごはその後、目を覚ます事もなく深い眠りにつきました。
「りんちゃん、よく頑張ったなあ~褒めてあげるよ。でも、お母さんはやっぱり寂しいわ・・・
もう、りんちゃんのお目目・・・見る事が出来んのやなあ~・・・うちに来てくれてありがとうね」
2009年7月21日・午後8時15分・虹の橋を渡ったりんごです。
天国のりんごちゃんへ
毎日楽しく遊んでますか?友達はたくさん出来たかな?
りんごはちょっと人(犬)見知りなとこがあるからね、お母さんは心配しています。
りんごちゃんにお願いがあるんだけど聞いてくれる?
お友達の「次郎たん」・「ゆきちゃん」・「ポッキーちゃん」・「チャーミーちゃん」・「ジョンくん」・「チャッピーくん」に会ったらこう伝えて・・・
「お母さんがいつもお世話になっているそうで、ありがとうございます」って・・・わかった?必ず伝えて下さいね・・・
それから、ひとつ聞いてもいいかなあ~りんごの最後の「うぅ~」は何て言ったの?
お母さん、気になっているんです・・・・きっと「楽しかったよ~」だと思ってるんだけど・・・
じゃあ、お友達が待ってるから遊びに行っておいで・・・・
お母さんへ
友達はたくさん出来たよ~心配しなくても大丈夫・・・
それから、伝言の事だけど、ちゃんと伝えたからね・・・
み~んな嬉しそうにニコニコ笑って聞いてたよ。
最後の言葉?そんなの決まってるやん!
お父さん・お母さん・ばあちゃん・・・【あ・り・が・と・う】
あっ!みんなが待ってるからもう行かなくちゃ!今日はりんごの得意なボール遊びなんだよ
お母さんのお手紙、また楽しみにしてるから・・・またね!
「りんご物語」は当初5回に分けて書くつもりでしたが、気付いたらこんなに長くなってしまいました。
特に今日のお話は長くなりすぎて、最後までお付き合いくださり感謝の気持ちでいっぱいです
りんごが亡くなり1年くらいたったある日、義母から突然
「これから人前で、ばあちゃんって呼ぶの止めてくれんかなあ~孫がいるわけでもないのに・・・」と言われました。
子供のいない私への当て付けかと軽いショックを受けました。
でもこの言葉はりんごを失った義母の深い悲しみから出たものであり、義母なりの「けじめ」でした。
そんな義母に比べて私は、いつまでもうだうだしてました
「りんご物語」を書く事は私のけじめです。悩んだ事もあったけど書いて良かったと思っています。
りんごは、「捨て犬」です。私達の所に来たのはたまたま運が良かっただけです
私は「捨て犬・捨て猫」という言葉が大嫌いです。いつの日かこの言葉が死語になればいいなあと思います。
「犬や猫を捨てる行為」が無くなる日が来るように、そんな願いも込めて「りんご物語」を書きました・・・
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休日で病院もお休みですが、朝の1時間だけ急患診察をすると聞いていました(何事もなければいいんだけど・・・)
7月18日・・・この日は体温も平熱で朝のお散歩は例のレインコートを着て元気いっぱいです。ご飯もお薬もOK
仕事が半日のシフトで、帰宅した私と宅配のお兄さんが同時に玄関に入ると「ワンッ!ワンッ!ワ~ン!」
でっかい声で吠えるりんごです。「なんで、お母さんに吠えるんや~」と笑いながら追いかけごっこが始まります。
私が聞いた最後の「ワンッ!ワンッ!」です。大きい声でしたよ~
午後に芝生公園で少し遊んで、この日は1度も吐く事なくぐっすり寝ます。
7月19日・・・じいちゃん(義父)の月命日。10年以上毎月りんごも一緒にお参りをしていましたが、その日は二階で寝ていました。
きっと、お寺さんの鳴らしたピンポン~も聞こえていなかったのかもしれませんね。
「あれ?今日はわんちゃんお留守ですか?」って(お茶目な方で)お寺さんも寂しそうでしたが私達も寂しかったです
この日もご飯は完食します、ただお薬を飲ませるのに一苦労でした。夜も安定してます。
7月20日・・・夜中に少し吐きますが、朝ご飯は完食!でもお薬は・・・仕方なくお菓子に混ぜてなんとか飲ませました。
この日のりんごは何を食べても吐き、水を飲んだだけでも吐いていまいます。
吐く事は体力を消耗させるのでお水もあまり大量に与えないようにと先生からいわれますが・・・
でもこの日、りんごはわんこアイスを少し食べたんですよ
しかし最悪な事に、その日の夜中にりんごの大嫌いな雷が鳴りました。
驚いたりんごは畳でウンチ(下痢)とおしっこをしてしまいました。
その夜りんごは一睡もせず、ずっと私の布団の足元でフセをして朝を迎えます。
7月21日・・・朝からぐったりしているりんごは、お父さんに抱っこされ横の原っぱでおしっこですが、ふらふらですぐパタンと倒れました。
病院に連れて行き何本かの注射を打って貰いますが、これ以上良くならないみたいな事を言われました。
体温も測りましたが、先生は何度あるか言ってくれず、とても渋い顔をしてたように記憶しています。
半日仕事のシフトだったので大急ぎで帰宅、りんごは朝と同じ態勢で大きな目を開けてじっとしていました。
家族の夕食もすんで私はりんごの横で寝ころび、ずっと目を見ながら話かけていました
「りんちゃん~あんた、夕べから全然寝てないやん。少しネンネしたらええよ~」
不覚にも眠ってしまったのはこの私でした・・・
どれくらい時間がたったのか判らないですが、もぞもぞとりんごの動く気配で目が覚めます。
起き上がろうとしているのか、頭を左右に振りながら前足を踏ん張っているりんごの姿がありました。
「お水、飲みたいんか?おしっこか?」
【うぅ~】 そう言うとまた静かに横になって、目をつむったりんごです・・・・
私達はりんごが眠っているとばかり思い「やっとネンネしたわ、良かった~」って話をしていた程です。
りんごはその後、目を覚ます事もなく深い眠りにつきました。
「りんちゃん、よく頑張ったなあ~褒めてあげるよ。でも、お母さんはやっぱり寂しいわ・・・
もう、りんちゃんのお目目・・・見る事が出来んのやなあ~・・・うちに来てくれてありがとうね」
2009年7月21日・午後8時15分・虹の橋を渡ったりんごです。
天国のりんごちゃんへ
毎日楽しく遊んでますか?友達はたくさん出来たかな?
りんごはちょっと人(犬)見知りなとこがあるからね、お母さんは心配しています。
りんごちゃんにお願いがあるんだけど聞いてくれる?
お友達の「次郎たん」・「ゆきちゃん」・「ポッキーちゃん」・「チャーミーちゃん」・「ジョンくん」・「チャッピーくん」に会ったらこう伝えて・・・
「お母さんがいつもお世話になっているそうで、ありがとうございます」って・・・わかった?必ず伝えて下さいね・・・
それから、ひとつ聞いてもいいかなあ~りんごの最後の「うぅ~」は何て言ったの?
お母さん、気になっているんです・・・・きっと「楽しかったよ~」だと思ってるんだけど・・・
じゃあ、お友達が待ってるから遊びに行っておいで・・・・
お母さんへ
友達はたくさん出来たよ~心配しなくても大丈夫・・・
それから、伝言の事だけど、ちゃんと伝えたからね・・・
み~んな嬉しそうにニコニコ笑って聞いてたよ。
最後の言葉?そんなの決まってるやん!
お父さん・お母さん・ばあちゃん・・・【あ・り・が・と・う】
あっ!みんなが待ってるからもう行かなくちゃ!今日はりんごの得意なボール遊びなんだよ
お母さんのお手紙、また楽しみにしてるから・・・またね!
「りんご物語」は当初5回に分けて書くつもりでしたが、気付いたらこんなに長くなってしまいました。
特に今日のお話は長くなりすぎて、最後までお付き合いくださり感謝の気持ちでいっぱいです
りんごが亡くなり1年くらいたったある日、義母から突然
「これから人前で、ばあちゃんって呼ぶの止めてくれんかなあ~孫がいるわけでもないのに・・・」と言われました。
子供のいない私への当て付けかと軽いショックを受けました。
でもこの言葉はりんごを失った義母の深い悲しみから出たものであり、義母なりの「けじめ」でした。
そんな義母に比べて私は、いつまでもうだうだしてました
「りんご物語」を書く事は私のけじめです。悩んだ事もあったけど書いて良かったと思っています。
りんごは、「捨て犬」です。私達の所に来たのはたまたま運が良かっただけです
私は「捨て犬・捨て猫」という言葉が大嫌いです。いつの日かこの言葉が死語になればいいなあと思います。
「犬や猫を捨てる行為」が無くなる日が来るように、そんな願いも込めて「りんご物語」を書きました・・・
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