分水神輿會

分水(この)町を愛する神輿馬鹿のつれづれ・・・

2019回顧3

2020年01月08日 21時26分27秒 | Weblog
みなさん、こんばんは。 かしやです。

5月11日の立川志らくに行った次は、





ガッテンの立川志の輔。

実は志の輔のチケットは、志らくの前にゲットしていました。


演目は、



立川志の大・・・つる
立川志の麿・・・狸賽
立川志の輔・・・壺算と抜け雀

ちなみに志の大と志の麿は志の輔の弟子。

志らくのときも、らくまんと言う新大の落研出身の弟子を連れてきていました。

独演会のときには一門会のような形で何人かが出演していました。


で落語の内容はと言うと、

つる・・・前座噺。ご隠居と男の話で、男がつるの語源をご隠居に尋ねると、知ったかぶりのご隠居が
     ”つー”と飛んできて止まり木に”る”と止まるのでつると言うと教える。
     いいことを聞いたと思った男は友人に知ったかぶって、つるの語源を教えるが、”つるー”と
     飛んできて止まり木にいつまでたっても止まらず、説明できないというお話。

狸賽・・・ある男の人に助けてもらった狸の恩返し。男の希望でばくちのサイコロに化けて男を勝たせていたが、
     まわりに怪しまれて他の物に化けてしまったというお話。

前座、二つ目と来ていよいよ志の輔の登場。

ガッテンで司会をしているだけあってマクラから上手です。

壺算・・・1円で買った壺を返して2円の壺を買っていくお話。
     一言で書くと非常に簡単なお話ですが、肝は1円しか支払っていないのに2円の壺が買えたこと。
     つまり、最初1円で壺を買い、買い間違えと言ってその壺を引き取ってもらいます。最初に払った1円と
     1円で引き取ってもらった壺で合わせて2円。なので2円の壺を購入したのに1円しか払っていない
     ということです。
     ちょっと考えるとその意味がわかります。
     ちなみに壺やの主人は意味がわからず、もらった1円も返してしまいました。

抜け雀・・・文無しが宿賃の代わりに衝立に書いた雀が朝に衝立から抜け出していくというお話。
      この話が広まってお殿様が欲しいと言ったのですが、その文無しが自分が帰ってくるまで
      売ってはならないと言って出て行ったので、その文無しがもまた来ることを待っていると、
      その雀を見て死んでしまうと言う老人が登場。止まり木を書いて、雀は一段落。
      文無しが帰ってきて書き加えられた衝立を見て・・・という内容です。

志の輔独特のしゃがれた声と前二人と比べると圧倒的な話術で落語は最高。

とても楽しかったです。

つづく。
コメント
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