アルバイトをしながら、勉強にも力をめいっぱい注いでいるAさん。
今年の授業料を捻出するためには,仕事を休むわけにはいきません。
アメリカやカナダでは学生のアルバイトはとても難しい、ということを聞いていますが、
日本では週20時間のアルバイトをすることが留学生に認められています。
いつもは放課後、すぐに帰宅してビジネスビルのお掃除のアルバイトに出かけるのですが、
先日のテーブルマナー教室では、のんびりお茶を飲みながら、友だちと楽しそうにおしゃべり。
『今日、アルバイトは? だいじょうぶ?』ときくと
『はい、今日ぐらいって思って、自分へのプレゼントに、仕事休みました。』
がんばっている自分へのプレゼント、っていいことばですよね。
いつも自分を甘やかしているのではなく、ちゃんとけじめをつけている、、、
『大変だけど、自分で留学しようって決めたから。』
とAさんは言っていました。
彼女はビルのお掃除をしていますが、やってみると意外に『楽』だったとも言っていました。
『先生、日本のオフィスビルはとてもきれい。会社員の人たちはとても綺麗に使っています。』
毎日掃除をしているから、そんなに汚いところはないのだそうです。
それに、自分の持ち分を掃除してしまえば、それで終わり。
時給もまあまあ、あまり疲れないので、勉強にも差し支えないし、満足しているのだそうです。
そうなんだ~
学生たちに接すると、今まで気がつかなかったことに気づきます。
Aさんに比べると,私はあまり苦労もなく、自分への(小さな)プレゼントが多過ぎるかもしれませんね。
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