片桐邦雄氏のジビエ「竹染」/ Japanese "gibier"

2020-06-04 | 日本料理 / Washoku
前回の続き)
日本が世界に誇れるブルワリー
掛川ビールさんの直営店
「BUCKET HERE」にて

最高のアペリティフ
「紅ほっぺホワイト」を戴き、
準備万端!

電車で1時間かけて
ジビエハンター片桐邦雄氏のお店
割烹「竹染」@浜松・天竜へ。




さぁ、どんな体験が
待ち受けているのでしょう?

最初の1皿は、
・名古屋コーチンの厚焼き
・バイ貝
・いささの佃煮








お味は・・・おそらく、
皆様が想像される通りの味わい。

続いて、猪の塩鍋




もも肉が3切れ、
ちょこんと入っています。

スープのお味は・・・
ちょっとしょっぱいなぁ

マスキングが目的??
と思ってしまうくらい、
塩コショウ&料理酒の風味が強く、

(近隣のものを購入されている)
お野菜などの魅力も損ねてしまい、
ちょっともったいない印象。

お次は、猪鍋の主役??
しゃぶしゃぶ用ロース肉が登場!


おー!
お肉のフラワーアレンジメント!

(拡大)


少し時間が経つと、
このように溶けてやわらかく
なっていきます


1枚ずつ丁寧に味わった後、
意を決して、わさっとたぐり、
豪快に口の中へ!

フワっと広がる
上品な甘みが堪りません!
(これは凄い・・・)

続いて、
鹿の刺身です。


・・・食べ方は、
「お鍋で湯霜した」後、
にんにく醤油とのご使命。


う~ん!
ぬるるんと滑らかな、
独特な食感&味わいを楽しめます。

初めての体験!さすがです。
できる限りナチュラルなお肉
ならでは、なのでしょう。

お次の料理は、
鹿のスペアリブ&猪のモツ


スペアリブからそぎ落とした!?
塊のお肉に旨味が凝縮!!
箸が止まらない逸品。

猪のモツはユニークな味わい


続く料理は、
鹿の尾!?ロースト


珍味なり

そして、揚げ物は
ニジマスのフライ&鹿のヒレカツ


お味は・・・
ニジマスがしょっぱい
(どうしてこんなに??)

付け合わせのヤングコーンが
秀逸でした。

次は、お口直しの漬物


このあと、
・〆の雑炊
・デザートのバニラアイス
(自家製アカシアはちみつがけ)

を戴いて、終了!
(※スマホ電源切れのため写真なし)

お味は、
〆の雑炊は冒頭にお話しました
スープのしょっぱさMAXだけど

猪の旨味&名古屋コーチン卵の
旨味がたっぷり!
(ついつい食べ過ぎてしまいます)

バニラアイスに、少~し
かけられたアカシアはちみつの
濃醇なこと!衝撃です!!

・・・・・・・・・

(肉を)食べること、
生きること、そして
自然/ナチュラルについて、想う。

※以前、ビートイート・竹林さんの
 お料理
を戴きながら、
 同じことを想ったなぁ。

狩猟(者)という仕事(人)への
関心が、ますます高まります。

ご馳走さまです!

【付記】
このお店では、片桐邦雄氏が
自ら最高の状態で提供する、
ジビエ&お料理を学びました。

翌日に、
フランス料理のシェフによる
猪&鹿の料理を戴き、

その食べ比べが
興味深いものとなりました。
(改めてレポートします)

【最後に】
片桐さんの「竹染」にて
貴重な食体験を
させていただきました。

しかしながら、
願わくば、片桐さんのお話を
直接に拝聴したかった!

というのが本音です。

お料理だけだと、
「ちょっとお高いかなぁ」
と感じました。

生意気ばかりごめんなさい!!

※次回は、時期を考慮し、
 (定番の猪&鹿だけでなく)
 鴨や鮎なども戴きたいなぁ!!



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