プロシュット・ディ・パルマ / Prosciutto di Parma

2020-06-06 | イタリア料理 / Italian cuisine
(書きたいこと、たくさん!!)
静岡「食べ歩きツアー」を
ちょっとお休みし、

今回は、
「プロシュット・ディ・パルマ
/ Prosciutto di Parma」について。

・・・・・・・

「プロシュット・ディ・パルマ」
の楽しみ方

1. パッケージの隅っこを
 少しだけ破き、人工呼吸のように
 吸って吐いてを繰り返し、
 その熟成香を十二分に堪能する。

2. 飽きたら/疲れたら(笑)、
 袋を大きく破き、
 その香りを肺に目一杯吸い込む。
 はぁ~、なんて幸せ

3. いよいよ、1枚ずつ隔てられた
 透明なセロファンを剥し、
 うす~くスライスされた
 プロシュートを口の中へ!
 ふわぁ、塩味の向こう側に広がる
 豊かな旨味の世界


こうして、100%ナチュラルな食品
「プロシュット・ディ・パルマ」
の魅力を、単体で十分に味わった後

いよいよ、
ワインとペアリングします!

そうなのです、
最高の食品/料理は、
素敵なお酒と一緒に味わうことで、

その魅力を、さらに
(別の角度からも)楽しめます!

今回、合わせたのは、
仏・南西地方ベルジュラックの
自然派ワイン、

Chateau Lestignac
"N'allez Pas Si Mal 2018"
/ シャトー・ラスティニャック
「ナレ・パ・シ・マル」


ソーヴィニヨン・ブラン100%
ワイン名の意味
「そんなに悪くないよ!」

※辛口ワインを造るはずが、
 アルコール発酵が進まず
 残糖が残ってしまったため、
 そのまま瓶詰めした逸品

ちょっと若いけど、
洋ナシや、トロピカルフルーツの
魅力たっぷりで、
蒸し暑い夜にもぴったり!

3,000円くらいで購入できる
抜群のコスパも魅力な白。

・・・・・・・・

プロシュットと合わせると、
まるでマラソンの伴走ランナー
/夫婦のように、

お互いの良いところを
損ねることなく、
(=お互いが空気のように)

食品&ワイン
どちらの魅力も楽しめます。

気がつくと、
2枚目&2杯目に手が伸びてしまう

そんな"長年連れ添った夫婦"
のように渋い関係。苦笑

・・・・・・・・

プロシュットは、
食品としての完成度が
極めて高いため、

サラダに添えたり、
メロンなどの果物を包んだり、

あるいは、一流の料理人が、
鯛やスズキなどの白身魚と
"足し算"のコンビネーションを
披露するのが一般的。

ええ!?
これと合わせるの??

そんな、奇をてらう
"掛け算"の用い方が少ない
デリケートな食品だと思います。

したがってワインも、

一般的には(応用の利き易い)
イタリア産スパークリングワイン
「プロセッコ」がペアリングの
王道と言われています。

・・・しかし、たとえば、
フレンチ&中国料理のお酒を、

シャンパーニュ(=スパークリング)
1本で貫き通すことができるけれど
そんなの、退屈ですよね??

そこで、今回は、
イタリアを代表する食品
「プロシュット・ディ・パルマ」を

王道と言われる、
現地の(スパークリング)ワインで
合わせるのではなく、

フランスの
やや甘口の白(※自然派ワイン)で
ペアリングしてみました!

楽しいなぁ、良質な食の冒険!!

・・・・・・・

素敵な食品と素敵なお酒がある。

ならば、
その2つを合わせることで
さらに1歩踏み出した、

感動の(第三の)食体験、
味わってみたいですよね??

【御礼】
この度も、食いしん坊ただけんの
「味覚の冒険」に
お付き合いいただき、

誠にありがとうございます!

※素敵なシェフの胸をお借りしての
「食べる&飲む」コラボレーション
イベント、やりたいなぁ!!

#Prosciutto_di_Parma
#RULIANO
#Chateau_Lestignac
#Nallez_Pas_Si_Mal
#Pairing
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