墓石クリーニングの女

お墓と向き合うことで『大切なもの』を日々感じながら、あつく生きる女…それが、アタシ。

ラグビーと野球と仲間

2009年05月12日 | 仕事
長男が中学でラグビーをしている。

たまたま、副部長になったせいで、アタシも保護者のとりまとめや雑用をしなければならない。
と言っても、誰かがしなければならないことなので、割り切っているが…

顧問の先生の異動があって、ラグビー部は廃部の危機を迎えた。

何もせず、その現実を受け入れるのか、何か行動するか…
あたしの性格を知っているみんなは、もちろん後者だとわかっていると思うが、アタシ以上に頑張ったのは、部長のご両親だ。
普段静かなお二人が、何度も校長室に通い打開策を話し合い、みんなを動かした。アタシには真似できない努力だった。
結果、外部コーチを頼むことで存続がゆるされた。

そんな二人の息子も素晴らしい青年だ。
うちの息子は理屈ばかりで行動が伴わないが、彼は二年生にも尊敬される立派なリーダーだ。
時折、その気迫に圧倒される。

なぜか、先輩を格付けしてる二年生が、唯一○○先輩と呼び恐れている。
ちなみに、うちの子は○○さん。
ある子は、○○と呼び捨て。
良い悪い別として、シビアな二年生。

ギロッと部長が睨んだり、機嫌が悪いときは、みんなが近寄れない…その、部長がある日うちの息子に言った。
「オマエの母ちゃんこえ~」
「え?なんで?」
「普通に迫力とオーラがあるじゃん。」

この発言以来、あたしはラグビー部にいくと恐れられる女となった…


クラブ保護者会で、副顧問がラグビーを語った。

今、アタシはその言葉を大事にしてる。

誰かがミスをして、相手チームのボールに変わったとき、直ぐにみんな下がらなければならない。
マイボールになれば、直ぐにパスを受けられるラインを作らなければならない。
誰かがしんどいからと戻らなければ、誰かが困る。
つまり、仲間のために、自分が何をできるか、どこまでできるか…それが大切なのだと。


その言葉は、先日参加した野球の合宿でアタシが一年生に言った言葉と重なった。

たかが布団敷きの時の話だ。
一年生はヘロヘロなのに、二年生の布団を敷かされていた。
どこでも、動く子と動かない子に分かれる。
その仕事は不本意なものだ。でも愚痴を言ってやらなければ、いつまでも寝れない。
やるしかないなら、みんなで愚痴らずやろう!とけしかけた。
そしてショートの子に、君が怠けたり自分を甘やかすと、レフトが頑張らなければならなくなる。
レフトが頑張れなければ、その打球は後ろに転がり、誰かが追いかけ、中継が入りみんなでつなげ戻すことになる。
一人の甘えは、みんながフォローしなければならない。
仲間のためにできることを、一人一人が頑張ってやろうとしたら、君たちは強いチームになるよ。と。


どんな事にも、言えることだね。


チームたけしょうでも、アタシにはアタシの役割があり、力を尽くさなければダメなんだよね。

たまにくじけるアタシ。

でも、仲間のために自分が何ができるか…
考えます。

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