昨年の春、たった一つの10円ハゲから始まった。
三男の頭に見つけたそのハゲは二つになり、三つになり、枕が髪の毛だらけになるほど抜け続けた。
脱毛科がある有名な病院で治療を受けたが、一種のアレルギーと診断され、頭皮に直接ステロイドを注射し抗アレルギー剤を処方されたが改善はされなかった。
25年近く前に、抗がん剤の影響で髪が抜けた母を思い出した。
夏休みの最後の日、マダラ頭の息子に言った。剃るかウイッグをかぶるか選択しようと。
そして、大事にしてきた残り少ない髪を全部剃った。
アタシが耐え切れずに泣きながら剃るから、三男は「いつか生えるよ~!」と笑ってくれた。
始業式にはみなの注目を集めたが、3分後にはみんな普段通りになったらしい。
ガラの悪い連中が近寄ってきたので、からかわれると思ったら、超カッコいい!と言われたそうだ。
受験のグループ面接時に、心無い大人が「君はなぜ、眉毛もアタマも剃っているんだね?」と聞いたそうだ。
さすがに、初めて会う何人かの受験生の前で病気の説明をするのは嫌だったと話してくれた。
入学後は、スキンヘッドの厳ついみかけと、優しい性格のギャップに人気者になり、いじめの心配などは無さそうだ。
最近では、試練を乗り越え、それを逆に自分のパワーにし、前向きに進む息子の逞しさに圧倒されている。
実は、幼なじみに片目が義眼の子供がいた。
生まれて直ぐに目の異常を感じ、半年程経って片目を失ってしまった。
彼の母親はその時のことを、「この子と一緒に死のうと思うくらい辛かったが、同じ病棟で同じ病気と戦っている親子と出逢い、負けちゃダメだ!」と勇気をもらったそうだ。
彼女は若く可愛らしい女性だけど、子供とともに強く逞しく成長していった。
いつも感心したのは、息子が望むことはなんでもやらせ、学校も普通の小学校に通わせ、野球クラブにまで入部させ、全力で応援していたことである。
近所の子供達とも小さな頃から何でも分け隔て無く一緒に遊んでいた。
誰も彼を可哀想とか、時々義眼を外して洗っているのをみても気味が悪いなどと思わず、ただちょっと大変そうと思うだけだった。
そう、不憫ではなく不便なだけ。
明るいキャラの彼から、学ぶことは常に多かった。
人と違うことはおかしいことではなく、人生は自分しだいだと、息子たちもアタシも学んだ。
今の三男の逞しさは、その幼なじみから教えられたものかもしれない。
成長するにつれ、自分で乗り越えなければいけない試練にぶつかることだろう。
でもきっと、彼はくじけることなく、明るいキャラで乗り越えると思う。
人生は自分しだい。
試練を乗り越える度に成長する彼らを、愛おしく思わずにいられない。
三男の頭に見つけたそのハゲは二つになり、三つになり、枕が髪の毛だらけになるほど抜け続けた。
脱毛科がある有名な病院で治療を受けたが、一種のアレルギーと診断され、頭皮に直接ステロイドを注射し抗アレルギー剤を処方されたが改善はされなかった。
25年近く前に、抗がん剤の影響で髪が抜けた母を思い出した。
夏休みの最後の日、マダラ頭の息子に言った。剃るかウイッグをかぶるか選択しようと。
そして、大事にしてきた残り少ない髪を全部剃った。
アタシが耐え切れずに泣きながら剃るから、三男は「いつか生えるよ~!」と笑ってくれた。
始業式にはみなの注目を集めたが、3分後にはみんな普段通りになったらしい。
ガラの悪い連中が近寄ってきたので、からかわれると思ったら、超カッコいい!と言われたそうだ。
受験のグループ面接時に、心無い大人が「君はなぜ、眉毛もアタマも剃っているんだね?」と聞いたそうだ。
さすがに、初めて会う何人かの受験生の前で病気の説明をするのは嫌だったと話してくれた。
入学後は、スキンヘッドの厳ついみかけと、優しい性格のギャップに人気者になり、いじめの心配などは無さそうだ。
最近では、試練を乗り越え、それを逆に自分のパワーにし、前向きに進む息子の逞しさに圧倒されている。
実は、幼なじみに片目が義眼の子供がいた。
生まれて直ぐに目の異常を感じ、半年程経って片目を失ってしまった。
彼の母親はその時のことを、「この子と一緒に死のうと思うくらい辛かったが、同じ病棟で同じ病気と戦っている親子と出逢い、負けちゃダメだ!」と勇気をもらったそうだ。
彼女は若く可愛らしい女性だけど、子供とともに強く逞しく成長していった。
いつも感心したのは、息子が望むことはなんでもやらせ、学校も普通の小学校に通わせ、野球クラブにまで入部させ、全力で応援していたことである。
近所の子供達とも小さな頃から何でも分け隔て無く一緒に遊んでいた。
誰も彼を可哀想とか、時々義眼を外して洗っているのをみても気味が悪いなどと思わず、ただちょっと大変そうと思うだけだった。
そう、不憫ではなく不便なだけ。
明るいキャラの彼から、学ぶことは常に多かった。
人と違うことはおかしいことではなく、人生は自分しだいだと、息子たちもアタシも学んだ。
今の三男の逞しさは、その幼なじみから教えられたものかもしれない。
成長するにつれ、自分で乗り越えなければいけない試練にぶつかることだろう。
でもきっと、彼はくじけることなく、明るいキャラで乗り越えると思う。
人生は自分しだい。
試練を乗り越える度に成長する彼らを、愛おしく思わずにいられない。
自分の子供のことになると、自分のこと以上に辛いもんなのさ。
モンスターペアレントになっちまう親の気持もわかるし、箱に入れてしまっておきたい気持ちもわかる。
でも、自分で試練を乗り越えなければ、逞しい大人にはなれないんだよね~
アタシはせめていつでも一緒に辛さを味わうことにしてる。
なかなかPCひらかないし、mixiもホント時々しかいかないのよ~。
なので今頃です~
三男クンの事はつぶやきを読んでたので、なんとなく知ってたけど・・・
なかなかな思いを親子でしてしたんだなと・・・
心が痛かったけど、入学式の写真を見て
やったやん♪
って思ったよ!
きっと大丈夫。。。あなたの息子ですから~
なんか、年をとるにつれて思うのよ。
あの時なんかな~んもわかってなかったって。
わかったフリ、つもりやったんよね~。
ただただ必死で生きていくだで、きっと気持ちまでついて
いけてなかった。
最近になってようやく色んなことが心にしみて来るっていうか・・・
励まされて頑張ろうって思った気持ちはホンマやけど、
なんでウチの子どもたちだけって思いは正直今でもあるよ・・・
その答えをずっと探しながら、生きていくんやなって最近は思ようになったわwww
だから私、もしかしたら死ぬまでわからんかも(笑)
でもそれでもいいやん♪って・・・ダンナと言うてる
ムリに乗り越えやんとこって・・・
世間的に言うたらアカン??かも知れんけど・・・
そんな感じで日々
「清く正しく美しく?楽しく」
をモットーに過ごしてるよんwww
ガンバレ!って言うけど、何を頑張るのかもわかってはいなくて…
全てが、なんだか、上っ面のように思えたけれど…
それでも、yayoiちゃんがなんでこの子たちだけがと思う気持ちをアタシも感じていて、
アタシ自身もいたたまれない気持ちを味わい、泣いた。
でもね、一緒に泣くより、一緒に笑ったほうがいいんだって思った。
楽しいコトいっぱいして、子供達も楽しい気持ちで満たしてあげちゃえって感じ。
なんのチカラにもなれなくても、「清く正しく美しく楽しく」しているのを見ると、嬉しいよ。
お互い、一生母親であることから逃れられないわけだから、
辛いこともあるけど、嬉しいことや楽しいこともスゲ~多いよね。
またゆっくりお茶しましょう。